新型コロナ感染の落ち着きからなのか、ガソリンの値上がりが続いています。昨年5月には130円/ℓ前後で、安いし、第一回の緊急事態宣言解除後だったので県内を走り回れましたが、最近では150円台後半になっており、スカスカで給油すると5,000円でも足りないことがあり、高くなったと痛感します。
都会では普段の移動は鉄道があり、また店舗も歩いて行けたり、駅の近くだったりと、車を常時必要とはしないことが多いかと思いますが、田舎では車は靴と同じで、買い物だけでなくゴミ捨てまで車で行くほどに必需品。そのためガソリンの値段がいくらであろうと、なくなった時には補充する必要がありますし、更にここ秋田ではこれからの時期、灯油も欠かせません。
脱炭素がこのところ取り上げられていますが、雪国の田舎では遠い世界の話のように聞こえます。安価な代替方式が普及すれば別ですが、石炭や天然ガスを燃やして発電し、その電気をまた熱に変えてというのは、どう考えても非効率でしょう。
昨年3月の新型コロナの初期には、原油(先物)価格が瞬間マイナスになるという「珍事」があったこともあり、産油国も緊急的な増産にはなかなか応じないでしょうから、この冬はお客様がいない時には、布団に包まっての生活になりそうです。
一時
のち