今回は立春寒波とのことで、北海道の帯広や稚内では12時間に100cmの降雪で大変なことになっているとのこと。1か月とか時間がかかって100cmというのはここ大曲でも過去に度々ありましたが、12時間に100cmというのは経験ありませんし、雪かきも間に合わず、苦労は大変なことでしょう。東北でも明日までの24時間で50cmの降雪の予報が出ていますが、今年は秋田県南ではその予想はほとんどが良い方に外れており、降っても10~20cmだろうとタカをくくっています。
さて、歴史のお勉強は奈良時代。708年に埼玉県の秩父(和銅遺跡)で銅が発見され、それを貨幣・和同開珎にしたことで、年号も和同に代わったとか、日本で最初の貨幣、なんてことをかつて勉強しました。今の時代は、日本で最初の「流通貨幣」とされ、これよりも古い時代にすでに貨幣としたもの(無文銀銭・富本銭)が造られていた、となっているようです。富本銭が和同開珎よりも古い貨幣とわかってきたのはどうも1990年代後半のようですので、平成生まれの方だと日本最古の貨幣は富本銭となっていそうです。
また学生時代に歴史を勉強した時に、ただ和同開珎という言葉だけを覚えていましたが、朝廷(ヤマト王権)の財政事情なんてことまでは勉強しなかったようです。平城京の移転と東北蝦夷の制圧軍の派遣で財政がひっ迫し、そのため貨幣を造ったとの話。なるほど昨今云われる今の日本の財政赤字は日銀が紙幣(日銀券)を印刷すれば解消されるというのと同じ類の話のようで、今も昔もやることは一緒?などと考えてしまいました。
のち