本日は、集落の八幡神社に奉納される梵天(ぼんでん)が、奉納前に町内を巡る途中で、当YHにも立ち寄って頂きました。梵天奉納は秋田市、大仙市、横手市の一部で行われている冬の行事で、秋田市の大平山三吉神社の梵天や、毎年2/17に横手の旭岡山神社の梵天、その前日に開催の梵天コンクールが知られていますが、藤木や角間川などの集落でも、昔ながらの姿を残して行われています。
藤木の梵天奉納は男の厄年、数えで42歳の男衆が行うとなっています。三吉神社の梵天は地域の方となっており、年寄たちの年中行事的になっています。藤木地区でも人口減少や少子化の影響は大きく、今年は昭和57年会が行いましたが、来られた方は10人足らず。都会に出ていて、コロナで帰れずということもあるのでしょうが、当YH開所の頃は10名以上が来られており、やはり寂しさを感じます。
気温は低かったものの、-6℃までしか今朝は下がらず、道路は未明に除雪車が走り、ちょうど来られた時間に雪はやんでおり、過去と比べてましな状況でした。大仙市内でも最小規模の宿泊施設で、儲けもほとんどありませんので、多額の寄付などは出来ませんが、集落に残る数少ない行事ですので、心ばかりの応援をしていきたいと思っています。
のち
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます