数日前に学校の9月入学に制度変更という話が突然出て、マスコミは一斉にその話になびきました。文科省の火消しで、一旦は沈静化して、数日でマスコミの話題からも消えてしまいましたが、水面下では動いているのでしょう。
9月入学にするメリットは、海外留学に対応できることで、そのために学校行事の時期の変更だけでなく企業の採用や幼稚園なども制度変更が求められ、それらを天秤にかけて釣り合うのでしょうか。都知事などは今しかない、とも言っているようですが、平時に時間をかけて行うならともかく、新型コロナ流行のドサクサに紛れて行う「火事場泥棒」的判断では現場が一段と混乱する気がします。
東日本大震災の際に、復旧でなく、将来を見据えた復興にするとして、そのプランが決まるまでに時間がかかり、復興した時には誰もついてこなかったという状況も散見されています。今更という話もありますが、あの時でも当面は迅速な復旧を行い、その後に復興にシフトしていれば、もう少し違った現在があった気がします。
将来を担う子供たちのことですので、政治家の道具にはしてほしくないです。
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