本日、佐竹秋田県知事が新型コロナ感染拡大防止のため、来県客を減らすために、5月連休中に八幡平と鳥海山にある観光道路の閉鎖を提言。例年なら雪の回廊を見るために多くの観光客が集まり、また走りに来るこの時期有数の県内の観光地とも云えます。
今回の提言は、どうも思い付きに近い状態での発言だったようで、県庁内からもまた各方面からも法律上厳しいということになりそうですし、隣県からも「寝耳に水」との反応のようです。他県なら責任問題とか、云いだしそうな案件ですが、秋田県では今の県知事は、江戸時代に秋田県を260年治めていた佐竹氏の末裔で、今でも「お殿様」。
政策の正否は別として、個人的にはこのくらい突飛な発言があった方が危機感が伝わるのかと。本来なら東京都知事のように「秋田県に来ないで」と云いたいところなのでしょうが、東京と違って、そうでなくともなかなか秋田県に人が来てくれない状態なので、来ないでと云ってしまうと後々問題が大きいと考えられるため、県民に県境を跨がないでということで、暗にその意を伝えようとしているのでしょう。
ちなみに旅行で秋田県に来て、その時点で発症した場合、秋田県の病院に入ることになり、治るまでの数週間、秋田県で留め置かれることになり、また見舞いなども受けられず、大変不自由することになりかねません。少しでも体調に変化があると思われる場合は、自宅に留まっていることをお勧めします。
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