本日は昨日の続きで近場の水場巡り。今日は横手市の東部(山内)地区から市街地南部(栄、醍醐)をば重点的に。
<天狗沼沢ダム> 横手市杉沢字天狗沢
金沢地区、横手高校前からみずほの里ロードに入り、杉沢川手前の中島集落の上流にある秋田県管理のアース式ダム。ダムと呼ばれるが、川は細く、ほぼ灌漑用ため池の堰堤。昨日探したものの見つからず、本日リベンジ。朝からアブの襲撃にあいました。
<大松川ダム> 横手市山内大松川木戸口60
山内地区にある秋田県が管理する堤高65mの重力式コンクリートダム。計画から完成まで23年を要し、平成10年(1998)完成。ダム湖はみたけ湖。上流には砂防用の副ダムがあり、その近くにダム公園が整備され、5月下旬には芝桜祭りが開催される。またダム直下には秋田県営大松川発電所があり、発電所カードを発行。ダムの上は、やはり苦手です。
<黒沼> 横手市山内大松川字古沼
山内地区、国道107号から県道273号線に入り大松川ダム方面に進み、ダム湖(みたけ湖)上流の橋を渡って少し進んだ右側にある沼。天長4年(827)の大地震で出現したと伝えられる陥没湖で、水深12mという。傍らには黒沼神社があり、別名「蛇王神社」、古来から竜神信仰による雨乞いの神として信仰を集めたと云う。更に産金伝説もあり、パワースポットとなっているようだ。当然人の気配はなく、熊鈴出動。
<鶴ヶ池> 横手市山内土渕鶴ヶ池
山内地区、国道107号の県道40号線との分岐の東にある池。周囲は鶴ヶ池公園として整備され、鶴ヶ池荘(2021現在休館中)や(御嶽山)塩湯彦神社の里宮などがある。時期的に水面の大半がハスに占拠されていました。
<相野々ダム> 横手市山内山野沢
相野々駅から東に3km、岩野目沢川を遡った場所にある東北農政局管理のアース式ダム。建設当時はアース(土堰堤)式ダムとしては堤高40mで日本一のもので、その後の技術革新の基礎になったと云われる。近くある相野々ダム公園は放置気味で荒れ放題。ダムまでは一車線の荒れた狭い舗装路。
<田久保沼(ふるさと村の池)> 横手市婦気大堤田久保
栄地区、秋田ふるさと村に隣接する沼。江戸時代からの灌漑用ため池と見られ、明治時代にはここで露天製氷が行われ、大正時代からは養鯉事業でこの沼が利用されたと云う。近年ではブラックバスの異常繁殖で、度々水抜きをしてバスの駆除を行っている。
<大沼> 横手市平鹿町醍醐槐ヶ沢
栄地区、横手IC近くの柳田工業団地の北、県道267号線沿いにある溜池。周辺に多くの沼があるが、その中でも大きなもの。水面はハスが占拠。沼までのアクセスは畑のあぜ道のみ。
<長岡沼> 横手市新藤柳田字上桜沢
栄地区、横手IC南の県道267号線沿い、秋田アダマンドの工場隣にある溜池。工場が管理をしているため、周辺の他の溜池より整備が行き届いている。
<木陰沼> 横手市柳田
栄地区、横手ICの南の横手第2工業団地内にある調整池。隣接する木陰沼公園には小さな展望台がある。工業団地内にあるにもかかわらず、周辺には木々が残されていました。
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