先日のにかほ方面の水場巡りでは、溜池のほか、近くにあった湧水や水関連設備なども廻ってきました。
本郷の清水 にかほ市象潟町本郷清水川9
象潟町から県道131号線鳥海ブルーラインを上がり、奈曽の白滝を過ぎて、象潟病院入口手前、本郷交差点を東に曲がり、900mほど進んだ田んぼの畔にある湧水。管から流れ落ちてはいるが、知らないと田んぼの排水と間違える状態。
金浦温水路 にかほし象潟町横岡・大畑橋付近
小滝地区、鳥海ブルーライン(県道58号線)小滝交差点を鳥海高原方面に入り、鳥海グリーンラインの看板に沿って進み、県道312号線に入って2kmほど進んだ大畑橋手前にある温水路。
昭和50年代になって作られた温水路の中で最も新しいもので、他の温水路と比べても進んだ土木技術を用いて作られているという。
奈曽川温水路 にかほ市象潟町本郷 奈曽川河川公園
小滝地区、県道131号線の栗山交差点を東に進み、本郷集落から奈曽川河川公園に入った所にある温水路。本郷集落から上流約2kmに渡って温水路が続く。
(温水路とは)
鳥海山の豊富な雪解け水や湧き水は、農業用水に欠かせないものだが、通常より冷たい水は稲作に適さない。そこで造られたのが水温を上昇させるための「温水路」。水路の幅を広くし、段差をつけて水を流すことで温度が上昇する仕組みになっている。この地域は昭和2年、日本で初めて温水路が造られた地で、現在でもたくさんの温水路がある。
時々
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