新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

今年の白鳥見学は中止

2010-12-21 23:24:22 | お知らせ


例年、冬の時期の当YH主催のワンコインツアーの目玉企画の一つで、角館の手前の鶯野の白鳥飛来地にお客さんを連れて行くのですが、今年は白鳥見学のコースは中止せざる得ない状況のようです。

昨年冬も一部では鳥インフルエンザが流行しましたが、昨年は野鳥ではなく、養鶏所がその流行の主体となっていました。今年は既にニュースでも多く報道されていますが、鳥取や鹿児島などでは、北からの渡り鳥で多くの鳥インフルエンザ感染が認められており、該当地域の観光にも影響を及ぼし始めているようです。

鳥インフルエンザは、人間に直接感染することは、まずないようですが、ウイルスをその場から持ち出して、他の鳥、特に養鶏などに移ると大変なことになります。鹿児島では餌付け作業に防護服着用まで行っているそうですので、一般人が安易に近づくのは問題がありそうです。

白鳥飛来地に代わる冬の景色を楽しめそうな場所を幾つか検討しておく予定です。ワンコインツアーは、冬の閑散期に交通の不便な場所に鉄道で来られた方をお連れする当YHの主催ツアーです。ご希望の方は、予約時に問合せください。
(写真は今年春の白鳥飛来地)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珍しく行政の取組に拍手!

2010-12-20 23:21:52 | 季節
本日のニュースで、秋田県と横手市が観光物産、農林、建設などで一部の事業に関して連携して行う「機能合体」で協定を締結したそうです。

これは横手市が平鹿郡全体を一つの市として合併したため、県の地域振興極(平鹿郡地域振興局)と同じ行政範囲になるため、県内で最初にこうした動きになったそうです。大阪府や愛知県で同様のことが行われようとして、それぞれ有名な政治家(?)がテレビで論争したりしていますが、双方合意の上でのこうした連携は数少ないことでしょうし、もっとマスコミも取り上げていいのではないでしょうか。

この機能合体が、どの程度の効果をもたらすかは、まだ未知数ですが、こうしたことは望ましいことです。私が感じる関連する無駄と思えることが、地域の観光パンフレットです。地域振興局で作り、市でも同様のものが作成されています。内容はそんなに大差なく、観光客にはどちらか一つで十分なのですから、予算も知恵も労力も合わせていいものを作るべきだし、費用の削減にもつながるはずです。

時々
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国語の学習、する?

2010-12-18 23:18:48 | 経営
本日、韓国からの長期滞在さんがお帰りになりました。

今回は9月末からの宿泊でしたので、3ヶ月弱でした。帰国日が近づくにつれ、彼は元気を取り戻してきたようです。今回の置き土産は、辛カップ麺5つ。また次の来日があるとのことで、日常生活で使うようなものは置いていきました。

話では、次回は2月からまた3ヶ月になりそうだとのこと。これだけ、韓国の方が身近に長期に近くにいるというのであれば、いっそ来年は、韓国語の勉強でもしようかと考えてしまいます。駅前留学ならぬ、家庭内留学。今年も半年滞在したのだから、今年の初めから韓国語勉強しておけばよかったと、ちょっと後悔しています。来年、彼が来るまでに少し予習が出来ればと。

時々
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハタハタ寿司の本漬け

2010-12-17 23:16:18 | 食文化


先週末に購入し、解体作業、水で血抜き、塩漬け2日、酢漬け2日経ったハタハタですが本日、ハタハタ寿司になるべく、本漬けとなりました。

朝、米を10合(=一升)炊いて、麹、塩、砂糖、みりん、酒と混ぜて、半日ほど、コタツの中で熟成。昼間の太陽の出ている時間に、近所のヤブに行って、笹の葉を調達。買い物で、諸々の必要なものを購入。夕方のお客さんの食事の支度のついでに、ゆず、ニンジン、ショウガを刻んで、笹の葉を洗って、準備完了。



夕飯が終わった段階で、漬け込み作業の開始。米麹は酒を入れたため、あけると酒の匂いがプンプン。2日酢で漬けたハタハタは、色白美人になっていました。樽に笹、米麹、ハタハタ、具材と敷き、また笹から積み重ねること3段。例年、具や米麹が足りなくなるので、今年は本で書いてあるレシピよりも、米麹や具材を多く準備しました。



作業時間2時間、ハタハタも笹の葉も3樽つけると丁度なくなりました。台所の片隅に、漬物樽が今年も3つ並びました。上手く出来たかどうかは、開けてみないと判りませんが、その結果がわかるのは、今年は年明けになってしまいそうです。

時々
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幻の魚、クニマス発見

2010-12-16 23:08:56 | 観光地


昨日、久しぶりに秋田県がいいニュースで取り上げられました。

富士五湖の西湖で田沢湖の固有種だった「クニマス」が70年ぶりに生きていることが確認されたとの事。地元新聞では、当然ながら、政治・経済のニュースを差し置いて一面トップで大々的に取り上げられました。

死滅してしまった当時は、自然環境などあまり重視されず、公共事業が専らだった時代。70年経ち、時代は環境や自然などにも眼を向けられる様になったわけですが、せっかくこうして見つかったのですから、これからが肝心でしょう。田沢湖の水の酸性度も既に時が経ち安定して、ウグイなどが生存するようになっていますので、次はこの発見されたクニマスをどういう形で田沢湖に戻すかということになるでしょう。

近隣の旅館などでは、出来ればいずれは食事に提供したいという希望も出てきたことでしょう。そこまで豊かな資源になるのは、どれだけの時間が必要なのか。一度壊してしまった自然は、戻るまでに、壊した何十倍の時間がかかるのは、森林だけではないようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本格的な雪の季節到来

2010-12-15 23:47:58 | 季節


昨日、降雪も一段落して雨になり、積雪もほとんどとけてしまいましたが、今日は朝から吹雪状態になりました。ほぼ一日雪が降り続け、夜半には25cmほどの積雪になり、たぶんこれが根雪になりそうな気配です。

今週末辺りには、田沢湖周辺を始めとした県内のスキー場もオープンとなるようです。昨日段階では、それぞれのスキー場の積雪は10cm足らずのようですが、今日以降の降雪でなんとかスキー場も格好になることでしょう。

そうでなくともスキー人口の減少などで県内スキー場への来場者も大幅減、公設のスキー場の幾つかは存廃も検討されているようです。特に毎年どうなるかがはっきりしていない阿仁スキー場では、今年も辛うじて(?)オープンの予定のようです。阿仁スキー場のゴンドラを降りてすぐの場所で1月後半からは樹氷も見ることが出来ます。

時々
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の旅行の注意事項

2010-12-14 23:46:03 | お知らせ
冬の北東北の旅行は、時間に余裕を持って出かけて来てください。

夏などは鉄道旅行で乗り継ぎ時間の短縮で距離を稼げますが、冬の時期は鉄道が時間通り動くとは限りません。先日も東北新幹線、青森延伸初日に遅延が発生していますし、今年の正月は、吹雪により鉄道も飛行機も欠航、運休などが多発し、かなりの混乱となりました。

鉄道の乗り継ぎでは接続する列車が、遅延列車を待ってから発車の場合も多くありますが、それでも限度があるようです。特に日本海沿いを走る五能線、羽越線は、雪でなく風の影響で運休も多くなるようです。五能線は、数年前の年末に数日連続運休ということも発生しました。

山間部を横に走る秋田新幹線、北上線、陸羽西線などは、降雪の影響を大きく受けることがあります。また北東北では、通勤客など日常での鉄道利用が少ないためあっさりと運休、遅延となる傾向が強いようです。

のち
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最低気温-8.8℃

2010-12-13 23:34:48 | 季節
久々に寒い朝でした。今朝の最低気温は-8.8℃と、秋田県内でも一番の冷え込みとなりました。

隣接する横手や角館の最低気温が-4℃台と、ここ大曲の冷え込みが際立ちました。昨晩の予報で低温注意報が出ていましたので、夜中水道の凍結防止策はもちろん実施しました。お陰で朝、無事に水道も出ましたが、一部の窓では、内側の水蒸気が凍りついていました。

朝これだけ気温が下がってしまったので、日中も氷点下で、プラスになったのが夕方5時過ぎ。夜には週末から降った雪が一気にとけ始め、その滴や雪の塊が屋根から落ちて賑やかな夜になりました。

今回は積雪も大したことがありませんでしたが、天気予報によると、水曜日から一週間ほど雪の予報が続くようなので、今回とけて地面が出たら、それが今年最後に地面を見られるチャンスになりそうです。そして、週中からの雪で根雪になり、白銀の世界が2月末頃までつつくことになりそうです。

のち
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハタハタの処理

2010-12-12 23:07:25 | 食文化


昨日、ハタハタを購入して10時過ぎに家に戻り、一息ついてハタハタの解体作業開始となりました。

本来ハタハタ寿司は骨も食べてしまうのですが、まだ酢の処理が上手くいかず一昨年から三枚に下ろしています。焼いたり鍋にしたりで食べるためメスと大き目のオスを少し取り分けた結果、解体作業は2箱ちょっと。軍手をはめて、頭と尾を落として、はらわた取って、三枚に下ろす作業が結局4時間弱。樽に入れて計量したら、3キロになっていました。ちょうど半分。

痛むのを防ぐため暖房もつけず、窓を開け、氷と流水で冷え切りました。処理後、小さな味噌樽で水に漬け、「赤水」と呼ばれる血液を取り除くため数時間おきに替えて2日ほど置きます。本などでは、3、4日とありますが、内蔵や背骨がない分、時間短縮になります。

週明けに塩漬けにして、その後酢漬け、週末に米麹で漬けたら、あとは3週間ほど待てば食べられます。

のち
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハタハタ、調達

2010-12-11 23:04:28 | 食文化


秋田の冬の名物ハタハタ。ようやく今年も当YHにやってきました。

昨日、一昨日と、結局買えず、今日からの週末の売り出しに焦点を合わせました。朝一で角館まで、また行こうと思っていたのですが、その前にチラシチェックしたら、すぐ近くのスーパーで特売、オス3キロ1,000円とのこと。これなら、ガソリン代や運転の手間を考えてここで勝負となりました。

先日の角館の安売りで、あれだけ人が集まっていたことを考えると、今日の売り出しも?と思い、9時開店の10分前に到着。それでも、屋外売り場の前には、50人ほどが行列!今回も品切れが懸念されましたが、20分ほど待って、何とか購入できました。オス6キロ(2箱)、メス混3キロ(1箱)の合計9キロ。



ついでの買い物をして、10時前に帰る際には、完売となっていたようで、まだ多くの人が「せっかく並んだんだから、明日の整理券くれ!」と文句を言っておりました。

のち
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする