マイナンバーの影響は? 〈マネードクター〉
その他 2015年8月12日(水)配信共同通信社
Q マイナンバー制度が始まると聞いたのですが、投資や運用にはどんな影響がありますか?
A 国民全員に番号を割り当てるマイナンバー制度が2016年1月からスタートします。投資や運用への影響は、当面はあまり大きくなさそうです。
制度導入の第1段階として、まずは社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の行政機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されることになっています。
具体的には、証券会社は顧客の配当や、株式などの譲渡に関する情報(法定調書)を税務署に提出していますが、来年以降はマイナンバーの記載が求められます。そのため、来年以降は口座の新規開設時に(既存口座の場合には18年末までに)、顧客のマイナンバーを確認する必要があります。
また、来年から始まるジュニアNISA(ニーサ、少額投資非課税制度)の口座開設にも、住民票の提出に代わってマイナンバーの通知が求められます。今後、成人向けNISAの口座開設もマイナンバーの通知に代わる可能性が高いでしょう。
マイナンバー制度の導入で、税務当局が申告漏れを把握しやすくはなるのでしょうが、投資・運用に関して必要な税の申告や納付を行っている場合には、特に大きな影響はないでしょう。(FPアソシエイツ アンド コンサルティング 神戸孝
婆のような高齢者は関係ないのでしょうか?
その他 2015年8月12日(水)配信共同通信社
Q マイナンバー制度が始まると聞いたのですが、投資や運用にはどんな影響がありますか?
A 国民全員に番号を割り当てるマイナンバー制度が2016年1月からスタートします。投資や運用への影響は、当面はあまり大きくなさそうです。
制度導入の第1段階として、まずは社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の行政機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されることになっています。
具体的には、証券会社は顧客の配当や、株式などの譲渡に関する情報(法定調書)を税務署に提出していますが、来年以降はマイナンバーの記載が求められます。そのため、来年以降は口座の新規開設時に(既存口座の場合には18年末までに)、顧客のマイナンバーを確認する必要があります。
また、来年から始まるジュニアNISA(ニーサ、少額投資非課税制度)の口座開設にも、住民票の提出に代わってマイナンバーの通知が求められます。今後、成人向けNISAの口座開設もマイナンバーの通知に代わる可能性が高いでしょう。
マイナンバー制度の導入で、税務当局が申告漏れを把握しやすくはなるのでしょうが、投資・運用に関して必要な税の申告や納付を行っている場合には、特に大きな影響はないでしょう。(FPアソシエイツ アンド コンサルティング 神戸孝
婆のような高齢者は関係ないのでしょうか?