大気汚染で1日4千人死亡 中国、米研究チームが算出
その他 2015年8月14日(金)配信共同通信社
【ニューヨーク共同】中国で大気汚染の影響によって1日に約4千人が死亡しているとの研究結果を、米カリフォルニア大バークリー校のチームがまとめた。中国で早死にする人の約6分の1を占めるとしている。近く米科学誌に掲載される。AP通信が13日、伝えた。
チームは、大気汚染のため年間約160万人が心臓や肺の病気、脳卒中などで死亡していると算出。特に発電や家庭の暖房などで石炭を燃やすことによる煙害の影響が大きいと指摘している。
チームの研究者によると、中国の人口の38%は大気環境が米環境保護局(EPA)の基準で「不健康」とされるレベルの地域に住んでいるという。最悪の地域の一つは北京の南西部としている。
中国では近年、大気汚染が深刻化しており、石炭利用の削減やディーゼル車規制、汚染物質を排出する工場の閉鎖などの対策が講じられている。
その他 2015年8月14日(金)配信共同通信社
【ニューヨーク共同】中国で大気汚染の影響によって1日に約4千人が死亡しているとの研究結果を、米カリフォルニア大バークリー校のチームがまとめた。中国で早死にする人の約6分の1を占めるとしている。近く米科学誌に掲載される。AP通信が13日、伝えた。
チームは、大気汚染のため年間約160万人が心臓や肺の病気、脳卒中などで死亡していると算出。特に発電や家庭の暖房などで石炭を燃やすことによる煙害の影響が大きいと指摘している。
チームの研究者によると、中国の人口の38%は大気環境が米環境保護局(EPA)の基準で「不健康」とされるレベルの地域に住んでいるという。最悪の地域の一つは北京の南西部としている。
中国では近年、大気汚染が深刻化しており、石炭利用の削減やディーゼル車規制、汚染物質を排出する工場の閉鎖などの対策が講じられている。