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大気汚染で1日4千人死亡 中国、米研究チームが算出

2015年08月17日 11時56分47秒 | 医療情報
大気汚染で1日4千人死亡 中国、米研究チームが算出

その他 2015年8月14日(金)配信共同通信社

 【ニューヨーク共同】中国で大気汚染の影響によって1日に約4千人が死亡しているとの研究結果を、米カリフォルニア大バークリー校のチームがまとめた。中国で早死にする人の約6分の1を占めるとしている。近く米科学誌に掲載される。AP通信が13日、伝えた。

 チームは、大気汚染のため年間約160万人が心臓や肺の病気、脳卒中などで死亡していると算出。特に発電や家庭の暖房などで石炭を燃やすことによる煙害の影響が大きいと指摘している。

 チームの研究者によると、中国の人口の38%は大気環境が米環境保護局(EPA)の基準で「不健康」とされるレベルの地域に住んでいるという。最悪の地域の一つは北京の南西部としている。

 中国では近年、大気汚染が深刻化しており、石炭利用の削減やディーゼル車規制、汚染物質を排出する工場の閉鎖などの対策が講じられている。
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奥歯ない高齢者「動脈硬化のリスク2倍に」

2015年08月17日 11時45分05秒 | 医療情報
奥歯ない高齢者「動脈硬化のリスク2倍に」

臨床 2015年8月14日(金)配信読売新聞

 奥歯を全て失った高齢者は、全部ある高齢者に比べて動脈硬化になるリスクが約2倍に高まることが、厚生労働省研究班(研究代表者=前田芳信・大阪大歯学部付属病院長)の調査でわかった。

 研究班は「奥歯がない人は、かみにくい緑黄色野菜などの摂取量が減るためではないか」としている。

 研究班は、大阪大や東京都健康長寿医療センターなどの研究者らで構成。高齢者の歯と健康との関係を明らかにするため、2010年から各地の70歳~100歳以上の2300人を追跡調査している。

 今回、兵庫県内の70歳代の男女約500人について上下左右に4本ずつ計16本の奥歯の状態と動脈硬化との関係を調べた。奥歯が全部ある265人で動脈硬化が見つかった割合は約4割だったのに対し、全て失った121人では約6割だった。喫煙や歯周病などの要因を除外した上で比較したところ、奥歯がない人は、ある人に比べて1・87倍、動脈硬化になりやすいとの結果が出た。
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軽度認知障害、脳梗塞再発予防薬で食い止める臨床試験

2015年08月17日 11時43分22秒 | 医療情報
軽度認知障害、脳梗塞再発予防薬で食い止める臨床試験

臨床 2015年8月14日(金)配信読売新聞

 国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は、脳梗塞の再発予防薬が「軽度認知障害」の進行を食い止める効果を確かめる臨床試験(治験)を始めた。

 国内の11施設以上が参加する。

 同センターの猪原匡史医師らは昨年2月、脳梗塞再発予防薬の「シロスタゾール」が、アルツハイマー病の進行を抑える可能性を示した論文を米科学誌に発表した。シロスタゾールには脳血管を広げて血流を促す働きがあり、病気を引き起こす有害なたんぱく質を脳の外に排出するとみられる。

 軽度認知障害は、日常生活に支障はないが、記憶力が低下し、認知症になる危険性がある。治験では、軽度認知障害の200人(55~84歳)をシロスタゾールを飲む群と飲まない群に分け、記憶力低下など病状の進行度を比較する。
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脳に微弱電流 かゆみ抑制

2015年08月17日 11時33分30秒 | 医療情報
脳に微弱電流 かゆみ抑制

臨床 2015年8月14日(金)配信読売新聞

 生理学研究所(岡崎市)は12日、感覚運動調節研究部門の柿木隆介教授(62)(神経科学)らの研究グループが、脳に微弱な電流を流すことでかゆみを抑えられることを世界で初めて突き止めたと発表した。慢性的なかゆみを訴えるアトピー性皮膚炎患者などの治療に効果が期待されるという。研究成果はオランダの神経科学誌「クリニカル ニューロフィジオロジー」9月号に掲載される。

 柿木教授らは、脳への電気刺激で痛みが抑えられるこれまでの研究結果から、かゆみに対しても同様の効果があるのではないかと着目。被験者14人に対し、左右両側の大脳皮質にある感覚をつかさどる部分(感覚運動野)に電極で1ミリ・アンペアという微弱な電流を15分間流して刺激。同時に左手首に強いかゆみを起こす化学物質のヒスタミンを塗り、皮膚に浸透させてかゆみが変化するかを実験した。

 この結果、左手のかゆみを感じる右側の感覚運動野に神経細胞の興奮をもたらすプラス電流を流すと、かゆみが早く鎮まることが分かった。神経を興奮させたほうがかゆくなくなる理由は分かっていないが、脳が興奮状態だと他のシグナルを感じにくいのではないかという。

 電流はほとんどの人が感じないほど微弱で、体の負担が少ないうえ、薬を使わないため副作用はなく、持続的に使用が可能で、全身どこのかゆみにも効果が期待できる。

 柿木教授は「かかずにかゆみをコントロールできることが確かめられ、今後は臨床での応用に向け、最適な刺激条件の解明などを進めたい」と話している。
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ダイエット、減らすなら炭水化物より脂肪? 米の研究

2015年08月17日 11時31分04秒 | 医療情報
ダイエット、減らすなら炭水化物より脂肪? 米の研究

臨床 2015年8月14日(金)配信朝日新聞

 同じカロリーの食事なら、炭水化物より脂肪を減らした方がダイエット効果が高い――こんな研究結果を米国立保健研究所(NIH)などの研究チームが13日、発表した。ご飯やパンなどの炭水化物を減らすと体脂肪の燃焼率は高まるが、低脂肪の食事のほうが体脂肪そのものの減少量は7割近く増えた。流行中の「低炭水化物ダイエット」にも一石を投じそうだ。

 米専門誌セル・メタボリズム電子版に論文が掲載された。肥満と診断された成人男女19人(平均年齢35・4歳、平均体重106キロ)が計2回、2週間ずつ専用施設に滞在。炭水化物か脂肪のどちらかを減らしてカロリーを3割抑えた制限食を提供し、一定の運動を毎日続けてもらった。2回目の滞在では制限食の種類を変え、効果の違いを比べた。

 その結果、体脂肪の減少量は、炭水化物を減らした場合で1日に53グラム相当、脂肪を減らした場合で89グラム相当。約1・7倍の開きがあり、ダイエット効果に差があることが裏付けられた。

 ただ、研究チームは、あくまで短期的な実験に基づくもので「長期間続けた場合にはあてはまらない」としている。炭水化物を減らすと体内の脂肪が消費される割合が増えるため、半年以上続ければ似たような効果になるとの試算もある。実際のダイエットでは「食事制限のしやすさや長続きできるかどうかが重要な要素になる」とも述べた。(ワシントン=小林哲)
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ながいまゆげ

2015年08月17日 10時17分17秒 | 
ながいながいしろいまゆげがいっぽんはえているよ
きづいてけぬきでぬくと
またながくなるまで

いくらさわいでも
いくらくつうでも
このとしを

ながいまゆげかたるよ

いままで看護婦でよかった
いままで保健婦でよかった

でんしのエンジニアになるつもりの3月
ははのすすめがなかったらトランジスタラジオせいさくがいしゃにはいった

ながいまゆげにしろいまゆげは
それいまいっぽんだけど
もっとふえていくよ

こもまごもそれぞれの
せいかつをして
わらいあうひびならば

なつの雨
なつの雲
なつの風

おぼんのあとさよならしていく
ひにふさわしく

かれたちは
どんなかおして
こんにちはさよならをいうだろう

ながいまゆげはのびつつあるのだろうか
非戦の70ねんはへいわだった
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古細菌の感染症「世界初」 脳脊髄炎で認知症状

2015年08月17日 10時12分54秒 | 医療情報
古細菌の感染症「世界初」 脳脊髄炎で認知症状

臨床 2015年8月14日(金)配信共同通信社

 物忘れや鬱(うつ)など認知症の症状がある患者の脳にウイルスや細菌とは異なる生物グループの「古細菌」が感染し、脳脊髄炎が起きていたとする研究成果を、鹿児島大や京都大のチームが13日付の米神経学会誌に発表した。古細菌は火口や海底など特殊な環境に存在し、病気の原因となるとは従来考えられておらず、古細菌による感染症の確認は世界初という。

 チームによると、2005~12年にかけて、認知症状が進行する南九州の40~70代の男女4人に対する病気の原因究明過程で、磁気共鳴画像装置(MRI)で脳や脊髄に炎症が見つかった。4人の患者で脳の組織の一部を顕微鏡で調べたところ、核や細胞壁を持たない未知の微生物が血管の周りに集まっていた。

 微生物のDNAを調べると、塩分の強い環境にすむ「高度好塩菌」という古細菌の一種と似た配列が多数見つかり、形状などから新種の古細菌と判断したという。いずれの患者も抗菌薬などで症状が改善した。古細菌は、細胞内に核を持つ細菌とは進化の系統上、別の生物とされている。

 鹿児島大の高嶋博(たかしま・ひろし)教授(神経科学)は「新たな患者は見つかっておらず感染の広がりはないと考えられる。古細菌はこれまで医学では触れられることがほとんどなかった。原因不明の慢性の病気や感染症の原因解明につながる可能性がある」と話した。

 感染症に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦(おかべ・のぶひこ)所長の話 感染症の分野で古細菌はほとんど議論されてこなかったが、4人の患者で同じような組織の変化が見られているということで、新しい分野として興味深い。ただ感染症として研究を進めるには、病原体の遺伝子や形態だけではなく、培養して増やす試みや詳しい性質、病気を起こす仕組みなど、本体に迫る必要があり、さらなる検証が必要だ
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