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難治がん悪化の鍵特定 抗体で増殖抑制、マウスで

2016年06月22日 23時59分51秒 | 医療情報
難治がん悪化の鍵特定 抗体で増殖抑制、マウスで
2016年6月21日 (火)配信共同通信社

 早期発見が困難で死亡率の高い肺がんと膵臓(すいぞう)がんを悪化させるタンパク質を特定したと、大阪大の菊池章(きくち・あきら)教授(生化学)のチームが21日、米医学誌電子版に発表した。

 このタンパク質の働きを阻害する抗体を使い、がんの増殖を抑えることにもマウスで成功した。

 チームによると、これらのがんは確定診断時には既に進行し切除できない場合が多い難治性だが、新たな抗がん剤や、タンパク質を指標とした早期発見の診断薬の開発につながる可能性がある。

 チームは、がんを悪化させることが報告されているタンパク質「Dkk1」が、がん細胞の表面でタンパク質「CKAP4」と結合すると、がん細胞の増殖を促進することを突き止めた。関連病院の患者を調べた結果、両タンパク質が過剰に増えていた場合、死亡率や再発率が比較的高かった。

 CKAP4の働きを阻害する抗体を作り、両タンパク質が増えた状態のがん細胞を移植したマウスに投与すると、がんの増殖を抑えられた。
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人格を疑う思いは変わりない!

2016年06月22日 23時39分26秒 | 
90歳の老後発言「高齢者侮辱していない」 麻生氏釈明
2016年6月21日 (火)配信朝日新聞

 麻生太郎副総理兼財務相は21日の閣議後会見で、北海道小樽市での17日の講演で高齢者への配慮に欠けた発言をしたと指摘されていることについて、「高齢者が安心できる環境を整えるという趣旨で申し上げた。侮辱するものではなかった」と釈明した。

 麻生氏は17日の講演で、貯蓄より消費が必要との認識を示したうえで「90歳になって老後が心配とか、わけの分かんないこと言っている人がこないだテレビに出てた。いつまで生きてるつもりだよ、と思いながら見てました」などと語っていた。

 麻生氏は21日の会見で、17日の発言について「高齢者が過度な将来不安を持たずに、積極的に消費してもらえるように意識を変えていくことが重要」との趣旨だったと説明。「前後の文脈をみていただければ、おわかりと思う。経済の浮揚には消費の拡大が絶対必要ということを申し上げた」とも述べた。
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肝炎治療薬520万円相当を横流し 詐欺容疑で3人逮捕

2016年06月22日 23時34分07秒 | 
肝炎治療薬520万円相当を横流し 詐欺容疑で3人逮捕
2016年6月21日 (火)配信朝日新聞

 病院から処方されたC型肝炎の治療薬(1錠約6万円)を横流ししたとして、警視庁が21日、男女3人を詐欺容疑で逮捕したことが捜査関係者への取材でわかった。生活保護受給者は医療費負担がないことを悪用して入手し、不正に転売していたとみて調べている。

 逮捕されたのは、東京都町田市に住む無職の男(48)と30代の女、神奈川県藤沢市に住む40代の男の計3人。相模原市内の病院で今年、服薬する目的がないのに、医師から3回にわたり、C型肝炎治療薬「ソバルディ」84錠(約520万円相当)の処方を受け、だまし取った疑いがある。

 C型肝炎の患者だった無職の男は、生活保護受給者であることから、無料でソバルディの処方を受けていた。男は今年3月に覚醒剤取締法違反容疑で逮捕、起訴され、調べに「ソバルディを転売した」などと話しているという。警視庁は、ほかに逮捕した男女がこの男から薬を買い、さらに転売していたとみている。

 ソバルディは昨年3月、国が新たに承認したC型肝炎治療薬。厚生労働省によると、1日1錠を84日間服用する。それまで主流だったインターフェロンなどの注射薬と比べて副作用も少なく、短い治療期間でより高い効果が期待できるという。厚労省は、2015年時点で年間1万9千人の患者が使用すると見込んでいた。
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