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戦場で心はどうなるか 元米軍教授の「人を殺す」心理学

2016年09月15日 21時47分55秒 | 戦い
戦場で心はどうなるか 元米軍教授の「人を殺す」心理学
2016年9月14日 (水)配信朝日新聞

 戦場に立たされたとき、人の心はどうなってしまうのか。国家の命令とはいえ、人を殺すことに人は耐えられるものか。軍事心理学の専門家で、長く人間の攻撃心について研究してきた元米陸軍士官学校心理学教授、デーブ・グロスマンさんに聞いた。戦争という圧倒的な暴力が、人間にもたらすものとは。



■兵士のジレンマ

 ――戦場で戦うとき、人はどんな感覚に陥るものですか。

 「自分はどこかおかしくなったのか、と思うようなことが起きるのが戦場です。生きるか死ぬかの局面では、異常なまでのストレスから知覚がゆがむことすらある。耳元の大きな銃撃音が聞こえなくなり、動きがスローモーションに見え、視野がトンネルのように狭まる。記憶がすっぽり抜け落ちる人もいます。実戦の経験がないと、わからないでしょうが」

 ――殺される恐怖が、激しいストレスになるのですね。

 「殺される恐怖より、むしろ殺すことへの抵抗感です。殺せば、その重い体験を引きずって生きていかねばならない。でも殺さなければ、そいつが戦友を殺し、部隊を滅ぼすかもしれない。殺しても殺さなくても大変なことになる。これを私は『兵士のジレンマ』と呼んでいます」

 「この抵抗感をデータで裏付けたのが米陸軍のマーシャル准将でした。第2次大戦中、日本やドイツで接近戦を体験した米兵に『いつ』『何を』撃ったのかと聞いて回った。驚いたことに、わざと当て損なったり、敵のいない方角に撃ったりした兵士が大勢いて、姿の見える敵に発砲していた小銃手は、わずか15~20%でした。いざという瞬間、事実上の良心的兵役拒否者が続出していたのです」

 ――なぜでしょう。

 「同種殺しへの抵抗感からです。それが人間の本能なのです。多くは至近距離で人を殺せるようには生まれついていない。それに文明社会では幼いころから、命を奪うことは恐ろしいことだと教わって育ちますから」

 「発砲率の低さは軍にとって衝撃的で、訓練を見直す転機となりました。まず射撃で狙う標的を、従来の丸型から人型のリアルなものに換えた。それが目の前に飛び出し、弾が当たれば倒れる。成績がいいと休暇が3日もらえたりする。条件付けです。刺激―反応、刺激―反応と何百回も射撃を繰り返すうちに、意識的な思考を伴わずに撃てるようになる。発砲率は朝鮮戦争で50~55%、ベトナム戦争で95%前後に上がりました」

■訓練で「耐性」

 ――訓練のやり方次第で、人は変えられるということですか。

 「その通り。戦場の革命です。心身を追い込む訓練でストレス耐性をつけ、心理的課題もあらかじめ解決しておく。現代の訓練をもってすれば、我々は戦場において驚くほどの優越性を得ることができます。敵を100人倒し、かつ我々の犠牲はゼロというような圧倒的な戦いもできるのです」

 「ただし、無差別殺人者を養成しているわけではない。上官の命令に従い、一定のルールのもとで殺人の任務を遂行するのですから。この違いは重要です。実際、イラクやアフガニスタン戦争の帰還兵たちが平時に殺人を犯す比率は、戦争に参加しなかった同世代の若者に比べてはるかに低い」

 ――技術進歩で戦争の形が変わり、殺人への抵抗感が薄れている面もあるのでは?

 「ドローンを飛ばし、遠隔操作で攻撃するテレビゲーム型の戦闘が戦争の性格を変えたのは確かです。人は敵との間に距離があり、機械が介在するとき、殺人への抵抗感が著しく低下しますから」

 「しかし接近戦は、私の感覚ではむしろ増えています。いま最大の敵であるテロリストたちは、正面から火砲で攻撃なんかしてこない。我々の技術を乗り越え、こっそり近づき、即席爆弾を爆破させます。最前線の対テロ戦争は、とても近い戦いなのです」

 ――本能に反する行為だから、心が傷つくのではありませんか。

 「敵を殺した直後には、任務を果たして生き残ったという陶酔感を感じるものです。次に罪悪感や嘔吐(おうと)感がやってくる。最後に、人を殺したことを合理化し、受け入れる段階が訪れる。ここで失敗するとPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症しやすい」

 「国家は無垢(むく)で未経験の若者を訓練し、心理的に操作して戦場に送り出してきました。しかし、ベトナム戦争で大失敗をした。徴兵制によって戦場に送り込んだのは、まったく準備のできていない若者たちでした。彼らは帰国後、つばを吐かれ、人殺しとまで呼ばれた。未熟な青年が何の脅威でもない人を殺すよう強いられ、その任務で非難されたら、心に傷を負うのは当たり前です」

 「PTSDにつながる要素は三つ。(1)幼児期に健康に育ったか(2)戦闘体験の衝撃度の度合い(3)帰国後に十分なサポートを受けたか、です。たとえば幼児期の虐待で、すでにトラウマを抱えていた兵士が戦場で罪のない民を虐殺すれば、リスクは高まる。3要素のかけ算になるのです」

 ――防衛のために戦う場合と、他国に出て戦う場合とでは、兵士の心理も違うと思うのですが。

 「その通り。第2次大戦中、カナダは国内には徴兵した兵士を展開し、海外には志願兵を送りました。成熟した志願兵なら、たとえ戦場体験が衝撃的なものであったとしても、帰還後に社会から称賛されたりすれば、さほど心の負担にはならない。もし日本が自衛隊を海外に送るなら、望んだもののみを送るべきだし、望まないものは名誉をもって抜ける選択肢が与えられるべきです」

 「ただ、21世紀はテロリストとの非対称的な戦争の時代です。国と国が戦った20世紀とは違う。もしも彼らが核を入手したら、すぐに使うでしょう。いま国を守るとは、自国に要塞(ようさい)を築き、攻撃を受けて初めて反撃することではない。こちらから敵の拠点をたたき、打ち負かす必要がある。これが世界の現実です」

■世論の支持が条件

 ――でも日本は米国のような軍事大国と違って、戦後ずっと専守防衛でやってきた平和国家です。

 「我々もベトナム戦争で学んだことがあります。世論が支持しない戦争には兵士を送らないという原則です。国防長官の名から、ワインバーガー・ドクトリンと呼ばれている。国家が国民に戦えと命じるとき、その戦争について世論が大きく分裂していないこと。もしも兵を送るなら彼らを全力で支援すること。これが最低限の条件だといえるでしょう」

 ――気になっているのですが、腰につけたふくらんだポーチには何が入っているのですか。

 「短銃です。私はいつも武装しています。いつでも立ち上がる用意のある市民がいる間は、政府は国民が望まないことを強制することはできない。武器を持つ、憲法にも認められたこの権利こそが、専制への最大の防御なのです」

 ――でも銃があふれているから銃撃事件が頻発しているのでは?

 「日本の障害者施設で最近起きた大量殺人ではナイフが使われたそうですね。我々は市民からナイフを取り上げるべきでしょうか」

 ――現代の戦争とは。

 「戦闘は進化しています。火砲の攻撃力は以前とは比較にならないほど強く、精密度も上がり、兵士はかつてなかったほど躊躇(ちゅうちょ)なく殺人を行える。志願兵が十分に訓練され、絆を深めた部隊単位で戦っている限り、PTSDの発症率も5~8%に抑えられます」

 「一方で、いまは誰もがカメラを持っていて、いつでも撮影し、ネットに流すことができる時代です。ベトナム戦争さなかの1968年、ソンミ村の村民500人を米軍が虐殺した事件の映像がもしも夜のニュースで流れていたら、米国民は怒り、大騒ぎになっていたでしょう。現代の戦争は、社会に計り知れないダメージを与えるリスクも抱えているのです」



     ◇

 Dave Grossman 1956年生まれ。米陸軍退役中佐。陸軍士官学校・心理学教授、アーカンソー州立大学・軍事学教授をへて、98年から殺人学研究所所長。著書に「戦争における『人殺し』の心理学」など。



■一橋大学特任講師・中村江里さん「戦場がもたらすトラウマ」

 米国では、戦場の現実をリアルな視点からとらえる軍事心理学や軍事精神医学の研究が盛んで、グロスマンさんもこの観点から兵士の心理を考えています。根底にあるのは、いかに兵士を効率的に戦わせるかという意識です。兵士が心身ともに健康で、きちんと軍務を果たしてくれることが、軍と国家には重要なわけです。

 しかし、軍事医学が関心を注ぐ主な対象は、戦闘を遂行している兵士の「いま」の健康です。その後の長い人生に及ぼす影響まで、考慮しているとは思えません。

 私自身、イラク帰還米兵の証言やアートを紹介するプロジェクトに関わって知ったのですが、イラクで戦争の大義に疑問を抱き、帰還後に良心の呵責(かしゃく)に苦しんでいる若者は大勢います。自殺した帰還兵のほうが、戦闘で死んだ米兵より多いというデータもある。戦場では地元民も多く巻き添えになり苦しんでいるのに、そのトラウマもまったく考慮されない。軍事医学には国境があるのです。

 一方で、日本には戦争の現実を直視しない傾向がありました。

 戦後、米軍の研究に接した日本の元軍医は、兵士が恐怖心を表に出すのを米軍が重視していたことに驚いていた。旧日本軍は「恥」として否定していましたから。口に出せず、抑え込まれた感情は結局、手足の震えや、声が出ないといった形で表れ、「戦争神経症」の症状を示す兵士は日中戦争以降、問題化していました。

 その存在が極力隠されたのは、心の病は国民精神の堕落の象徴と位置づけられたためです。こうした病は「皇軍」には存在しない、とまで報じられた。精神主義が影を落としていたわけです。

 戦争による心の傷は、戦後も長らく「見えない問題」のままでした。トラウマやPTSDという言葉が人々の関心を集め始めたのは1995年の阪神・淡路大震災がきっかけです。激戦だった沖縄戦や被爆地について、心の傷という観点から研究が広がったのもそれ以降。戦争への忌避感がそれほど強かったからでしょう。

 昨年の安保関連法制定により、自衛隊はますます「戦える」組織へと変貌(へんぼう)しつつあります。「敵」と殺し殺される関係に陥ったとき、人の心や社会にはどんな影響がもたらされるのか。私たちも知っておくべきでしょう。暴力が存在するところでは、トラウマは決してなくならないのですから。



     ◇

 1982年生まれ。専門は日本近現代史。旧日本軍の戦争神経症を題材にした新著を執筆中。



■取材を終えて

 戦場に立つということは、これほどまでに凄(すさ)まじいことなのだと思った。

 ただ、米国民がこぞって支持したイラク戦争では結局、大量破壊兵器は見つからず、「イスラム国」誕生につながったことも指摘しておきたい。

 日本が今後、集団的自衛権を行使し、米国と一心同体となっていけば、まさに泥沼の「テロとの戦い」に引き込まれ、手足として使われる恐れを強く感じる。やはり、どこかに太い一線を引いておくべきではないだろうか。一生残る心の傷を、若者たちに負わせないためにも。(萩一晶)
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肺、腎移植経験し金と銀 独陸上選手「好例に」

2016年09月15日 21時37分54秒 | 
肺、腎移植経験し金と銀 独陸上選手「好例に」
2016年9月15日 (木)配信共同通信社

 【リオデジャネイロ共同】リオデジャネイロ・パラリンピックでドイツのフランツィスカ・リブハート選手(34)が13日の陸上女子砲丸投げ(脳性まひF37)で金メダルを、14日の走り幅跳び(脳性まひT37)で銀メダルを獲得した。同選手は肺と腎臓の移植経験者。臓器提供の啓発活動もしており「移植の効果を示す好例となりたい」と話している。

 大会組織委員会によると、リブハート選手は免疫不全により肺の機能が低下し、2009年4月に死亡したドナーから肺を移植した。移植を待つ3カ月間は人工呼吸装置を付けなければならなかった。4年後に腎臓も悪くなり、今度は父親から生体腎移植を受けた。

 ドイツでは移植を受けた人とドナーの家族との接触は禁じられているが、匿名の手紙を書くことはできる。毎年、肺移植を受けた日に合わせて感謝の手紙を送っているリブハート選手だが、大会の結果を受けて新たに手紙を書くつもりだ。

 「(提供された)肺がなければ私はここにおらず、生きていなかった。そして金メダルもなかった」。今大会が終わればスポーツからは引退し、犬を飼うつもりだという。
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若年性脳梗塞 新治療が注目 福井赤十字病院 首の動き制限し動脈解離修復

2016年09月15日 20時45分57秒 | 医療情報
若年性脳梗塞 新治療が注目 福井赤十字病院 首の動き制限し動脈解離修復
2016年9月15日 (木)配信福井新聞

 脳の血管が詰まって脳組織が壊死(えし)し、その部位や程度によっては重い後遺症を残す脳梗塞。中高年以上に多くみられるが、10~30代の若年層で発症する場合も少なくない。この「若年性脳梗塞」の原因の一つである頸部(けいぶ)(首)の過剰な動きに起因する動脈解離に対し、福井赤十字病院(福井市)では、副作用を伴う薬を使わずに解離を修復し、再発を防ぐ新たな治療に力を入れている。

(前田和也)

 若年層が脳梗塞になった場合、心臓や脳血管の疾患、あるいは血液の特殊な病気がまず最初に疑われるが、スポーツや仕事などで過剰に首の運動をする機会が多いことから、首の骨の中を通る椎骨(ついこつ)動脈の異常が原因となるケースがある。

 異常の主なものは、血管の壁が裂けて血栓が生じやすくなる動脈解離。解離した血管の治療には、血管内を意図的に詰めたり、ステントという道具を用いて血管の壁を修復したりするが、通常これらの治療後には、「抗血栓薬」という出血が止まりにくくなる副作用がある薬を長期間内服する必要がある。

 ただ、過剰な首の運動が原因とみられる場合、運動を制限して安静を保つと、その間に血管内膜の再生が進み、解離が修復される傾向がある。そうなると抗血栓薬の内服は不要。仕事や生活習慣などで運動を制限することが難しい場合には、脊椎を固定する手術により首が動きすぎないようにすることで修復を促し、やはり抗血栓薬を内服せずに再発の予防が可能になる。

 同病院脳神経外科の戸田弘紀部長によると、椎骨動脈の異常はしばしば見落とされ、原因不明の脳梗塞として扱われるという。「若い人が脳梗塞を患い、その原因が分からない場合には、首の血管、特に椎骨動脈を調べることが大事」と戸田部長は訴える。

 戸田部長ら病院内外の6人でつくる研究グループは、20代後半のある患者の治療内容をまとめた報告書をヨーロッパ神経外科学会の機関誌に寄稿、7月に電子版に掲載された。戸田部長は「副作用のある薬が要らなくなるため、中高年に比べてより長期間の経過観察が必要な若い患者にとって、とても意味のある治療だ」と話している。
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Benralizumabが喘息増悪の発生抑制

2016年09月15日 09時10分43秒 | 医療情報
Benralizumabが喘息増悪の発生抑制
AZ、P3で重症好酸球性喘息患者対象に標準治療薬への追加で
QLifePro 医療ニュース2016年9月14日 (水)配信 呼吸器疾患投薬に関わる問題

 英国のアストラゼネカは9月5日、抗好酸球モノクローナル抗体Benralizumabの主要第3相試験(SIROCCO試験およびCALIMA試験)で、重症の好酸球性喘息患者において、標準治療薬にBenralizumabを追加することにより、症状の増悪頻度を有意に低減し、肺機能および喘息症状の改善を示す結果が得られたと発表した。この成果は、同日の欧州呼吸器学会(ERS)国際会議で報告されたとしている。

 喘息は、世界3億1500万の患者の健康と日常生活に悪影響を与えており、その数は2020年までに4億人に増加すると言われている。喘息症例の約10%が重症で、そのうち約40%は既存の標準治療薬ではコントロール不良。また、喘息患者のうち約半数は、気道炎症と気道過敏性亢進のエフェクター細胞である好酸球によって、頻回の喘息増悪、肺機能の低下およびQOLの低下を余儀なくされている。

 Benralizumabは、アストラゼネカのグローバルバイオ医薬品研究開発部門であるメディミューンにより開発された、協和発酵キリン株式会社の完全出資子会社であるBioWa社から導入された製品。直接的かつ迅速にほぼ完全に好酸球を除去する抗好酸球モノクローナル抗体で、24時間以内に効果発現することが早期第1/2相試験により確認されている。

 今回結果が発表されたSIROCCO試験およびCALIMA試験では、標準治療薬への追加療法としてBenralizumab30mgを4週ごとに投薬する群、および最初の3回は4週ごと、その後8週ごとに投薬する群の2つの用量レジメンでの有効性を、主要評価項目および主な副次的評価項目において評価した。

 その結果、喘息増悪の年間発生率の低下(最大51%)を確認。肺機能の改善(最大159mLのFEV1の変化)は、最初のBenralizumabの投薬から4週間後にみられ、その後の治療期間を通じて持続した。また、喘鳴、咳、胸の圧迫感、息切れなどの喘息症状も改善したとしている。

 これらの結果は8週ごとの投薬レジメンにおいて示され、4週ごとの投薬レジメンにおいては8週ごとの投薬を上回るベネフィットは見られなかった。さらに、事後解析において、高頻度(前年に3回以上)の喘息増悪の既往歴を有する患者において、増悪率の減少、FEV1および総合喘息症状スコアに関してより大きな改善が見られたことが示された。両試験の詳細結果はThe Lancet誌に掲載された。

 なお、SIROCCO試験およびCALIMA試験のデータは、2016年に米国およびEUにおいて計画されているBenralizumabの薬事承認申請に含まれる予定。
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老化 イコール

2016年09月15日 08時59分05秒 | 私自身や健康
老化 イコール 自分への失望

これって「老年期うつ」の一部かな?

鼻歌は童謡で ‟おさるのかごや”

えーさ、えーさ、えさほいさっさ
おさるのかごやだ、ほいさっさ~♫
ひぐれのやまみち、ほそいみち
おだわらちょうちんぶらさげて
ほれやっとこどっこいほいさっさ
えーさほいほいほいさっさ~🎶
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簡単留置の心臓弁膜症用人工弁発売

2016年09月15日 08時58分12秒 | 医療情報
簡単留置の心臓弁膜症用人工弁発売
SJM、従来品の優れた血行動態性能は維持
化学工業日報2016年9月14日 (水)配信 循環器疾患

 セント・ジュード・メディカル(SJM)日本法人は、心臓弁膜症治療に使用する人工心臓弁の新製品「トライフェクタ GT」を国内で発売した。牛心のう膜を使った大動脈弁用の生体弁で、独自デザインにより従来品に比べ簡単に留置できる。従来品からデザインを改良し、弁の針通りや弁輪への落とし込みなどの植え込み作業をより簡単に実施できる。従来品の優れた血行動態性能は維持している。

 価格は115万8510円(税別)。
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測定時間短縮のC肝検査キット発売

2016年09月15日 08時55分16秒 | 医療情報
測定時間短縮のC肝検査キット発売
ロシュ、PCR法で血液中のHCV RNZ量を測定
化学工業日報2016年9月14日 (水)配信 消化器疾患感染症検査に関わる問題

 ロシュ・ダイアグノスティックス日本法人は、C型肝炎治療の診断やモニタリングに用いるC型肝炎ウイルス核酸(HCV RNA)キット「コバス 6800/8800 システム HCV」を23日に発売する。新型の遺伝子検査装置とともに用いる検査キットで、従来品に比べ、測定時間を大幅に短縮している。初年度国内で14億円の売り上げを計画している。

 PCR法を用いて血液中のHCV RNA量を測定する検査キット。同社の新型遺伝子検査装置「コバス 6800システム」「コバス 8800 システム」にセットする。従来品と同じく、2つのプローブでウイルスを検出する独自技術を用いており、HCVのPCR標的配列が変異している場合、もしくは後天的に変異した場合でも見逃しを減らし、HCVを適切に検出可能。新装置とともに用いることで測定時間は従来の9・5時間から3・5時間に大幅に短縮している。RFID(無線チップ)採用で、キットの有効期限、使用回数などをシステム管理できる。価格は34万9000円(96テスト、税別)。
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