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日本の子どもの2割「親は自分よりスマホ」 米大調査

2017年10月01日 23時48分02秒 | 教育
日本の子どもの2割「親は自分よりスマホ」 米大調査
2017年9月29日 (金)配信朝日新聞

 親は自分よりスマホの方が大切なんだ――。そう感じている日本の子どもが20%に上るというインターネット調査結果を米南カリフォルニア大学が発表した。米国での同様の調査に比べ高かった。同大学のウィロー・ベイ教授は「子どもだけでなく親のネット依存も強まっている。子どもとネットの使い方について話し合ってほしい」と話した。
 インターネット調査は、同大学とNPO「コモンセンス・メディア」が4月に日本で、スマホを持っている中高生の子どもとその親各600人を対象に実施した。調査結果によると、スマホやタブレット端末を使っている時間は親は1日平均で2時間56分で、子どもは4時間18分だった。52%の親は子どもがスマホを使いすぎだと答えたという。
 一方で、25%の子どもは親に対して、会話中にスマホに気を取られていると感じていた。さらに「時々、親が自分のことよりもスマホを大切にしていると感じることがある」と答えた子どもは20%に上った。米国でも昨年、同様の調査をしたが、親のネット依存度は日本より高かったのに、スマホの方が大事と感じている子どもは6%にとどまったという。
 NPO代表のジェームス・ステイヤー米スタンフォード大准教授は「日本の子どもはネットに夢中の親に、話を聞くよう言えずに我慢しているのではないか。各家庭でルール作りを急ぐべきだ」と話した。(杉本崇)
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死にたいとLINE、相談員は… 子ども110番の今

2017年10月01日 23時41分54秒 | 仕事
死にたいとLINE、相談員は… 子ども110番の今
2017年9月29日 (金)配信朝日新聞

 子どもの自殺が増える8月下旬から9月上旬、子どもの悩み相談に応じる「子ども110番」が今年、初めてLINEを使って相談を受けた。電話やメールと違う点は何か。どんなことに気を配ったか。運営するダイヤル・サービス社(東京)の現場を訪ねた。
 オフィス街にあるビルの一室。「『どんなこと言われたの』って、聞いてみてもいいですか」。パソコン前に座った女性の相談員が、画面から目を離さずに後ろにいた同社顧問の西宮嗣(あきら)さん(80)に尋ねた。相談は、他人から悪口を言われている、という内容だった。
 「うん、でも核心は言わないかもしれないね」と、西宮さん。元小学校長で、1979年の「子ども110番」開設の1年前から相談にかかわってきた。
 隣の席では、「生きるのがつらい」という相談を受けた相談員が、話を聞いてくれる人はいないの、と尋ねるメッセージを打っていた。「どうすればいいかなあ」。相手の反応を見て考えながら、やりとりを重ねていく。時間帯により、相談したい人が10人ほど集中したこともあったという。
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英紙、前原氏判断「政治的ハラキリ」「政治展望が一変」

2017年10月01日 08時24分57秒 | 行政
英紙、前原氏判断「政治的ハラキリ」「政治展望が一変」
2017年9月29日 (金)配信朝日新聞

 英タイムズ紙(電子版)は28日、小池百合子・東京都知事率いる新党「希望の党」との事実上の合流をうちだした前原誠司民進党代表の判断を「政治的ハラキリ」と表現。「政治の展望を一変させ、確信をもって結果を予測するのが不可能になった」と報じた。
 英ガーディアン紙は、与党保守党が野党労働党に圧勝すると予想されたものの、過半数割れに追い込まれた英国の6月の総選挙と比較。「英国の労働党と違い、日本には野党と呼ぶにふさわしい存在はない。自民党はこびとたちの中の巨人で、大きなスキャンダルでも無い限り『安倍特急』は脱線しないだろう」というテンプル大のジェフ・キングストン教授の見解を紹介した。(ロンドン=下司佳代子)
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民進、事実上の解党 小池知事は「重い決断だ」と評価

2017年10月01日 08時22分26秒 | 行政
民進、事実上の解党 小池知事は「重い決断だ」と評価
2017年9月29日 (金)配信朝日新聞

 民進党の前原誠司代表は28日の両院議員総会で、衆院選の立候補予定者が離党して新党「希望の党」(代表=小池百合子・東京都知事)に合流する方針を提案し、了承された。衆院選後に参院議員らも合流する考えだ。朝日新聞のまとめでは、引退を表明した人を除く民進前職81人のうち、7割超の62人がすでに合流の意向を示している。一方、希望の党内では、小池氏が知事を辞職し、衆院選に立候補する構想が検討されている。
 両院議員総会では、前原氏が「どんな手段を使っても安倍政権を止めなければいけない。名を捨てて実を取る決断をご理解いただきたい」と説明。(1)民進の公認内定は取り消す(2)民進の立候補予定者は「希望の党」に公認を申請し、「希望の党」との交渉及び当分の間の党務については代表に一任する(3)民進は候補者を擁立せず、「希望の党」を全力で支援する――との3点を提案した。
 出席者からは、「離党を強制するのはどうか」「明らかに選挙目当てとみられる」「希望に行く人は行って、残る人は残って選挙をやるべきではないか」などと、疑問点をただす声が相次いだ。前原氏は「これから私と小池さんの間で(希望の党の)公認と政策のすり合わせを行っていく」と理解を求めた。前原氏は無所属で立候補する方針だ。
 一方、小池氏は同日午後、日本記者クラブ(東京・内幸町)で記者会見し、前原氏の対応を「重い決断だ」と評価。「仲間として入るかどうかは、これからの作業」として公認申請者を選別する考えを改めて示し、「(憲法改正や安全保障政策に関する党の考え方に)賛成しない人はアプライ(申請)しないのではないか」と述べた。
 民進が連携を模索していた自由党は、小沢一郎代表が無所属で出馬。元職や新顔の立候補予定者が離党して希望の党に公認申請する方向で調整を始めた。日本維新の会は、希望の党と候補者調整を進める方針だ。
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正規と非正規、年間給与に315万円の差 4年連続拡大

2017年10月01日 08時19分16秒 | 仕事
正規と非正規、年間給与に315万円の差 4年連続拡大
2017年9月29日 (金)配信朝日新聞

 企業の正規雇用と非正規雇用の人が2016年に受け取った平均給与の差は315万円で、4年連続で差が広がっていることが国税庁の民間給与実態統計調査で分かった。人手不足などを背景に賃金水準が上がる中、正規と非正規の格差は拡大している。
 約2万1千カ所の事業所を抽出調査した。平均給与(平均年齢46・0歳)は422万円で、4年連続で上昇したが、正規(役員らを除く)の487万円に対し、非正規は172万円で、315万円の開きがあった。
 正規と非正規を分けて統計を取り始めた12年は、差が300万円だった。その後、4年間で正規の平均給与が19万円上昇したのに、非正規は4万円の上昇にとどまり、差が広がった。
 業種別では「電気・ガス・熱供給・水道業」が769万円で最も高く、「宿泊業、飲食サービス業」が234万円で最も低かった。
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どうすれば安全安心:シニアPlus 「孫疲れ」を避けるには できる範囲決め、余裕持って

2017年10月01日 08時16分31秒 | 
どうすれば安全安心:シニアPlus 「孫疲れ」を避けるには できる範囲決め、余裕持って
その他 2017年9月29日 (金)配信毎日新聞社

 「孫は遊びに来てうれしい、帰ってうれしい」と言うように、祖父母にとって、孫は可愛いけれど相手をしていると疲れてしまう存在でもある。昨今、忙しい親の代わりに世話を引き受ける祖父母が増え、「孫疲れ」や「孫ブルー」になる人も多いという。いい関係を保つにはどうしたらいいのだろう。【田村彰子】
 ◇生活リズムを崩さない/子の家庭とルール共有/サポート制度の活用を
 今月上旬、埼玉県のあるヨガ教室に疲れた表情を浮かべた高齢者たちが集まってきた。女性講師(42)がこう振り返る。「肩が上がらなくなっていたり、ぼうこう炎になっていたりと皆さん、体がボロボロで……。一体何があったのかと尋ねてみると『夏休みで孫の面倒を見ることが多く、気づいたらこうなっていた』と言うんです」。詳しく事情を尋ねると、娘の家族と旅行に行って、全力で孫の世話をした▽同居中の小学生の孫と朝から晩まで一緒に過ごした▽帰省してきた娘と孫の世話が1カ月間に及んだ――と、口々に孫と関わった時間の長さを訴えた。
 「皆さん、真面目な方ばかりで、孫の世話も決して手を抜かず、食事から外出まで完璧に面倒を見ていました。でも、体は全くついていっていない。こんなに疲れるものなんだと改めて思いました」
 祖父母が孫の面倒を見る。そんな「孫育て」はすっかり社会に定着した。自治体は「孫育て講座」を開催し、「母子手帳」ならぬ「祖父母手帳」を配布し、今の育児の常識などを伝えている。粉ミルクの調乳がしやすいように数字の表示が大きい祖父母のための哺乳瓶も登場している。確かに子育てに奮闘する子どもを見ると、手助けしたくなるのだが――。
 「自分ができることをしてあげたいと思うのは当然です。でも、だからといってなし崩し的に孫育てに関わるのは注意が必要です」。そうアドバイスするのは、「子や孫にしばられない生き方」(産業編集センター)を7月に出版した、子育てアドバイザーの河村都さんだ。孫の誕生を楽しみにしていたが、同居する娘が昨年双子を妊娠し、生活が激変するかもしれないと不安になって「孫ブルー」に陥った経験を同書につづっている。
 「孫の世話を始める前に『この状態が少なくとも10年続いたらどうなのか』と、まず考えてほしい」と河村さんは言う。ポイントは、体力面▽金銭面▽自分の時間――だ。特に気をつけたいのが体力面で、自分の子どもを育てた時より、孫を相手にする方が緊張することが影響すると説明する。「けが一つとっても、子どもなら『それぐらい仕方がない』と思えることも、孫だと『預かっていたのにけがをさせてしまった』と自分を責める人が圧倒的に多いはず。細心の注意を払い、最大限の世話をしようとするので、かなり疲れると覚悟してください」
 「孫疲れ」「孫ブルー」にならないためには、どれぐらいの世話が可能かを余裕を持って考え、見極めることが重要だ。河村さんが実践しているルールは、孫がおもちゃを持ってきても、帰る時には持ち帰らせる▽基本的に夜8時以降は手伝わない▽食事は時間が合う夜だけ一緒にする▽食費や日用品の支出は、娘夫婦と同額ずつ出し合って管理する▽娘夫婦と孫育てのためのスケジュールを共有する――などだ。
 孫育てに関わり始めた時点では、体力にも金銭的にもまだ余裕がある人が多いかもしれない。だが、ここに「落とし穴」がある。
 「祖父母の世代は『やった方がよさそうなこと』や『娘や嫁が気づいていないこと』などに対して、先回りして手を出しがちです。でも、60歳を超えた自分が、それらをあと10年はできないはず。無理をして自分が倒れたり、いざという時の資金まで孫のために使ってしまったりすると、最終的に家族に一番迷惑がかかると思いませんか」と河村さんは強調する。
 自治体の「孫育て講座」の講師として招かれることが多い、NPO法人「孫育て・ニッポン」理事長の棒田明子さんは「助けてあげたいという気持ちは分かりますが、『外の力』を使うことも考えてほしい」と提案する。講座では、自治体が実施しているファミリー・サポート制度や一時預かり制度の活用も呼び掛けている。
 「祖父母世代は、子育てや家事の外注に抵抗感がある人も多いですが、家庭の中だけで抱え込んではいけません。子育ては、パパ・ママの力と保育園や病児保育、民間サービスなどの社会的資源で成立させ、足りないところを補うようにしましょう」と、意識の転換を促す。
 また、孫育てでは、できる範囲をあらかじめ「線引き」し、娘や息子に伝えておくことが大切だと説く。「それまで無理をして育児を手伝ってくれていた祖父母が、心身共に限界になり、急に『もうこれ以上は預かれない』などといった状態になってしまうと、子どもや孫の生活が一気に回らなくなってしまいます。保育園もベビーシッターもすぐに準備できるものではありませんから」
 生活費も援助できる範囲を決めよう。「食費や交通費などの出費が続くと、年金を頼りにしている自分たちの負担になります。でも、その費用をパパ・ママに請求し一気に彼らの生活が厳しくなることは避けなければいけません」
 棒田さんは「自分たちがいなければ駄目と思い込むのは、大失敗になる孫育て」と、祖父母世代に常に説明している。「例えば、子どもが急に熱を出した場合、まずは親が会社を休む、それが無理なら病児保育に申し込む。それも難しければ祖父母が面倒を見るというような優先順位に自分たちを置いてください」と話す。孫よりも自分のことを優先することに罪悪感を持つ必要はないのだ。
 自分の生活リズムを崩さず、余裕を持ちながら孫と過ごす時間を大切にしていきたい。
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