【島根】邑智病院に育児ルーム 業務合間に授乳、おむつ替え 仕事と両立
2017年9月28日 (木)配信山陰中央新報
公立邑智病院(邑南町中野)が、子育て中の医師や職員の支援強化を目的とした育児サポートルームを院内に開設した。勤務中に授乳やおむつ替えをすることができ、女性が大半の職場で仕事と育児が両立できる環境を整えた。出産を終えた医師が早速、利用するなど重宝されている。
サポートルームの名前は「すくすく」。以前は医師と看護師の仮眠室だった院内の37平方メートルの部屋を活用した。ベビーベッドや授乳用いすなどを新たに設け、室内で赤ちゃんの世話をしやすいようにしたほか、壁には動物などのシールを貼って楽しい雰囲気を演出し、12日に完成した。
同病院によると、156人いる職員のうち119人が女性で、過去には、勤務中に授乳のため、自宅へ戻るケースもあったという。また、常勤医師10人のうち女性は2人で、同病院は、子育て支援を強化して働きやすい職場環境を整え、医師や職員の確保にもつなげようと開設を発案した。
総合診療科の川又あゆみ医師(32)は勤務日にサポートルームを利用する。今年3月に長男の太陽ちゃんを出産し、8月末に職場復帰。「仕事を忘れたくない」と早期復帰を希望していただけに、開設を歓迎し、育児休業中の夫、隆さん(44)とともに訪れた太陽ちゃんをあやし、仕事の合間に世話を尽くす。
川又医師は「昼休憩時の授乳の際などに活用している。子育てに使える部屋ができて、本当に助かる」と話した。
2017年9月28日 (木)配信山陰中央新報
公立邑智病院(邑南町中野)が、子育て中の医師や職員の支援強化を目的とした育児サポートルームを院内に開設した。勤務中に授乳やおむつ替えをすることができ、女性が大半の職場で仕事と育児が両立できる環境を整えた。出産を終えた医師が早速、利用するなど重宝されている。
サポートルームの名前は「すくすく」。以前は医師と看護師の仮眠室だった院内の37平方メートルの部屋を活用した。ベビーベッドや授乳用いすなどを新たに設け、室内で赤ちゃんの世話をしやすいようにしたほか、壁には動物などのシールを貼って楽しい雰囲気を演出し、12日に完成した。
同病院によると、156人いる職員のうち119人が女性で、過去には、勤務中に授乳のため、自宅へ戻るケースもあったという。また、常勤医師10人のうち女性は2人で、同病院は、子育て支援を強化して働きやすい職場環境を整え、医師や職員の確保にもつなげようと開設を発案した。
総合診療科の川又あゆみ医師(32)は勤務日にサポートルームを利用する。今年3月に長男の太陽ちゃんを出産し、8月末に職場復帰。「仕事を忘れたくない」と早期復帰を希望していただけに、開設を歓迎し、育児休業中の夫、隆さん(44)とともに訪れた太陽ちゃんをあやし、仕事の合間に世話を尽くす。
川又医師は「昼休憩時の授乳の際などに活用している。子育てに使える部屋ができて、本当に助かる」と話した。