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小児期C型肝炎「重症化せず」 久留米大助教ら疫学調査 350人対象国内最大規模 [福岡県]

2017年10月25日 20時38分01秒 | 医療情報

小児期C型肝炎「重症化せず」 久留米大助教ら疫学調査 350人対象国内最大規模 [福岡県]

 2017年10月25日 (水)配信西日本新聞

  小児期のC型肝炎ウイルス感染者は重症化せず、肝硬変や肝がんになる可能性はほぼない、との疫学調査結果を久留米大医学部の水落建輝助教(小児科)などの研究グループがまとめた。調査は過去30年、約350人を対象とした国内最大規模の調査で、日本消化器病学会の英文誌(電子版)に発表している。

 C型肝炎は、ウイルス感染が原因で発症し、国内の感染者は150万~200万人と推定されている。自覚症状がなく、肝硬変や肝がんに進行して感染が分かることも多いとされる。

 調査は1986~2015年に出生し、17歳未満でC型肝炎に感染しているとの診断を受けた348人(診断時の平均年齢3・1歳)を対象に実施。その後の病状の変化などについて、国内65の医療機関からデータの提供を受けて調査した。

 水落助教によると、348人の中で肝硬変や肝がんの診断を受けた人はおらず、肝臓の組織や細胞を調べる検査を実施した147人についても、病変なしと軽度が9割を占め、重度の人はいなかった。

 近年、C型肝炎の治療を巡っては、治療効果の高い新薬が開発され、成人では公的医療保険の適用も受けている。小児では安全性が確立しておらず未承認だが、水落助教は「(今回の調査で)小児期に重症化しにくいことが分かり、治療方法を慎重に検討できるようになった」と話している。

 また、疫学調査では近年、感染経路のうち9割超を母子感染が占めていることも明らかになった。

 出生年別で10年ごとに3群に分け、感染経路を調査したところ、母子感染の割合が、86~95年生まれで61%だったのが、96~2005年生まれで92%、06~15年生まれでは99%となっていた。

 C型肝炎の母から子への感染率自体は1割程度で、実数は増えていない。1992年以降、献血時の検査が適切に行われるようになったことで、輸血感染の割合が86~95年には35%だったのが、96年以降ゼロになったのが影響したと考えられる。

 水落助教は「通常の妊婦健診にC型肝炎の血液検査は組み込まれており、感染者を把握し、治療を続けることでいずれ撲滅できるとはっきりした」と語る。

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「虐待死、見逃さない」子供の全死亡例検証…200医療機関が参加予定

2017年10月25日 07時31分00秒 | 行政

「虐待死、見逃さない」子供の全死亡例検証…200医療機関が参加予定

2017年10月24日 (火)配信読売新聞
 

 子どもの虐待死が後を絶たない中、子どもの全死亡事例を記録、検証して関係機関で情報共有し、再発防止につなげる試みが各地で広がっている。この取り組みは「チャイルド・デス・レビュー(CDR)」と呼ばれ、厚生労働省も導入に向けて検討を開始。虐待死を巡っては、自治体が把握していない事例も多くあるとみられ、同省の研究班の試行には現在、全国約200の医療機関が参加に名乗りを上げている。

細かく調査すると「見えてくる」

 「子どもが亡くなるまでの状況を細かく調査すると、行政の統計には表れない虐待の疑いが濃厚な事例や、防ぐことができた事故死の事例が見えてくる」。名古屋大学医学部付属病院(名古屋市)でCDRを試行している沼口敦医師は、そう指摘する。

 沼口医師らの研究班は、2014年に愛知県内で亡くなった15歳未満の241人のうち、189人について、病院などからカルテや死亡診断書などを集めて分析。児童相談所(児相)や警察など関係機関が参加した委員会で検証を行った。

 県は同年、両親が買い物中に駐車場の車内でチャイルドシートのベルトが首にかかって窒息死した男児ら2人を虐待死として国に報告していたが、沼口医師らの分析の結果、さらに7人に虐待死の疑いがあった。

 このうち、ベッドで亡くなっているのが見つかった乳児は、死後のCT(コンピューター断層撮影)画像などでも不審な点は見られなかったが、カルテによると、母親が育児を放棄していた可能性があり、亡くなる直前の健診では乳児の体にアザが見つかっていたことがわかった。

 このほか、乳児がベッドと壁の隙間に落ちて窒息死した事例など、防ぐことが可能だったとみられる死亡事例も51例あった。

自治体把握の虐待死は「氷山の一角」

 厚労省によると、18歳未満の虐待死は14年度で再び増加に転じ、歯止めがかかっていない。さらに、自治体が把握する虐待死は「氷山の一角」との見方もある。同省研究班の調査では、全国の医療機関で10~14年度に「虐待で死亡した疑いがある」とされた18歳未満の154人のうち、児相に報告されたのは4割の62人にとどまっていた。

 日本小児科学会は12年度にCDRに関する委員会を設置して東京都、群馬県、京都府、北九州市で試行。11年に死亡した15歳未満(東京都は5歳未満のみ)の368人の死因を医療機関に尋ねた結果、虐待の可能性があったのは27人、風呂場での溺死など未然に防げた可能性があると考えられた死亡は101人に上った。

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ハロウィーンってなんでしょうね

2017年10月25日 00時57分55秒 | 

ハロウィーンってなんでしょうね

調べれば分かるでしょうが

何でも商戦に乗って

売って買って楽しんで

ただそれだけのような気がするけれど

我が家でも孫たちが楽しんでいる。

日本の節句だったり七夕だったり

月見だったり

保育所ではそれなりに行事はあるけど

わびさびの大人の文化に近づくためか

おとなしく派手ではない。

子どもの頃、旧のお盆が8月7日で

地域の子どもたちが幼稚園の講堂に集まって

お遊戯などおじいおばあに披露して

沢山のスイカを食べた。

お盆飾りにスイカがお化けのような顔になって

なすびがイノシシのような足や角ができて

カボチャもでっかいのが飾られて

おやおや、まるでハロウィーンのようだね。

お釈迦様の花まつりとか、どこかの、狐参りとか

子どもがお化粧をして練り歩くのもちゃんと日本にもあるね。

戦後まもの委頃は、分団といって、大人たちも子どもの行事を

よく見ていてくれた。

今度の土日は公民館主催?で地域の文化祭があるよ。

歌ったり、踊ったり、太鼓をたたいたり

上の子も下の子も発表するけれど、

婆は禁煙科学会の全国大会のお手伝いで

見に行けません。残念。

お家でいろいろ披露してくれているので

ま、いいか~

 

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