18日からセンター試験 55万人志願、最後の実施
2020年1月17日 (金)配信共同通信社
大学入試センター試験が18、19日の2日間、全国の689会場で実施される。志願者は昨年より1万9131人少ない55万7699人。1990年から続いてきたセンター試験は今回で最後となり、大学入学共通テストに衣替えされる。
18日は地理歴史・公民、国語、外国語の試験がある。英語では例年通り、ICプレーヤーを使うリスニングがある。19日は理科と数学が実施される。
地理歴史・公民、理科の一部の科目間では、平均点に原則20点以上の差が出た場合に得点調整が行われるが、受験者数が1万人未満の科目は対象外となる。
志願者のうち、今春に高校を卒業予定の現役生は81・1%。高卒予定者のうち、センター試験を志願した生徒の割合(現役志願率)は43・3%だった。何らかの形で入試に利用する大学・短大は計858校で、過去最多となった。
平均点の中間発表は22日、得点調整の有無の発表は24日、平均点の最終発表は2月6日。体調不良などで受験できなかった志願者らを対象とした追試は1月25、26日に東京と大阪の計2会場で予定されている。