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政府、中韓台と緩和交渉へ 出入国制限、10カ国と ビジネス目的の往来

2020年07月11日 13時17分58秒 | ウイルス

政府、中韓台と緩和交渉へ 出入国制限、10カ国と ビジネス目的の往来

 2020年7月10日 (金)配信共同通信社
 

 政府は、新型コロナウイルス感染防止策の一環である出入国制限の緩和を巡り、中国や韓国、台湾を含む約10カ国・地域と来週にも交渉に入る方針を固めた。制限緩和第1弾として先行実施したベトナムや、交渉中のタイ、オーストラリア、ニュージーランドの計4カ国から対象を拡大する。第1弾と同様、ビジネス目的の往来を優先する。複数の政府関係者が10日、明らかにした。

 日本との往来が多い中韓両国、台湾に加え、新型コロナの感染状況が比較的落ち着いているブルネイ、ミャンマー、ラオスなどのアジア諸国との協議を想定している。政府の国家安全保障会議(NSC)でも近く協議する見通しだ。

 日本への入国は、感染の有無を調べるPCR検査による陰性証明や、滞在中の活動計画を提出することなどが条件になるとみられる。相手国も、入国する日本人に対し同様の措置を取るとみられる。

 入国者の増加に対応するには、日本の空港などでのPCR検査体制を拡充する必要があり、政府は対応を急ぐ。

 ビジネス関係者を対象にした往来の緩和後は、留学生らを想定しており、観光客に広げるのは最終段階となる。外務省幹部は「新型コロナの感染状況などを参考に、引き続き対象国・地域の拡大を検討していく」と話している。

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新型コロナ 発生1週間で100人 ショーパブクラスター拡大なぜ 鹿児島市、県の感染情報で読み解く

2020年07月11日 13時11分26秒 | ウイルス

新型コロナ 発生1週間で100人 ショーパブクラスター拡大なぜ 鹿児島市、県の感染情報で読み解く

2020年7月10日 (金)配信南日本新聞
 

 鹿児島市天文館のショーパブ「NEW おだまLee男爵」で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が確認されて8日で1週間。クラスター関連の感染者数は日を追うごとに膨れ上がり、県内の累計は100人と極めて大規模になった。鹿児島市が感染者の相次ぐ飲食店名を新たに公表して注意を呼び掛けるなど、まだ警戒を怠れない。今回のクラスターはどんな特徴があり、どう発生、拡大したのか。県と市が公表した感染者の情報から読み解く。

 感染者の居住地は同市など県本土の10市2町に及ぶ。大阪府など県外で確認された人も複数いる。天文館で長年営業する同店は県民に広く知られ、県外客も多い人気店。それだけに影響も大きかった。

 感染症に詳しい鹿児島大学大学院の西順一郎教授(微生物学)は「通常のバーやクラブで考えられる規模より極めて大きい。大きなクラスターとなった大阪市のライブハウスのようだ」と国内各地に広がった事例に重ねる。

■不十分な換気

 踊りや会話で客を楽しませる店内は、従業員と客との距離が近く、歌や大きな笑い声も起こる。鹿児島市が「30~40人が訪れ、雨で換気のドアを閉めていた」と説明する6月27日に来店した客の感染者は31人に上る。

 西教授は「ものすごい感染率。歌や張り上げた声で細かい飛沫が飛び交い、換気が不十分な状態が長時間続き、悪条件が重なった」と分析する。

 最初に感染が確認された店の女性が27日に発症した点にも注目。新型コロナは、発症2日前からウイルス量が増え感染しやすいとされる。26日の客のうち18人が感染しているのも、コロナの特徴と合致する。感染した客の来店日は17~29日に及び、西教授は「17日から感染者が店内にいたことになる」と最初の女性の前にも発症者がいたと指摘した。

■2、3次感染も

 日ごとの感染者判明数は7月4日の31人をピークに減少している。一方で6日以降、感染した従業員や客と店舗外で接触した2次感染者や、その接触者への3次感染が増えている。

 県、市の発表では、多くは症状が軽く、半数近くは無症状。これもコロナの特徴だ。今回のケースは20~40代の比較的若い世代が多い。無症状ですむ人がいる一方、発症から1週間ほどで急激に悪化する人もいるので注意が必要という。

 西教授は「まだ帰国者・接触者相談センターに連絡していない人もいると思われ、このまま減少するとは限らない。2次、3次感染者からの波及にも警戒が必要」と話す。封じ込める手段は濃厚接触者を早めに検査し広がりを確認することだという。

 2日以降、クラスター以外の感染確認数も増え11人に上る。「クラスター発生で相談と検査が増えたことも一因だが、症状がある人は優先的に検査すべきだ。経路不明者の近くには隠れたクラスターがある可能性がある」と話した。

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巻き爪矯正に新治療法 浜松医療センター、特殊ワイヤー利用

2020年07月11日 12時02分20秒 | 地域

巻き爪矯正に新治療法 浜松医療センター、特殊ワイヤー利用

 2020年7月10日 (金)配信静岡新聞
 

 浜松医療センター(浜松市中区)がこのほど、湾曲の強い巻き爪に有効な矯正治療を始めた。特殊なワイヤーを用いた方法で、手術療法と異なり、爪や足の機能を損なうことなく高い治療効果が期待できる。

 治療は、患者の爪の形に合わせて調整したスチール網ワイヤーを湾曲した爪の両端に引っかけ、爪の両端を引き上げて矯正する。爪の伸びに合わせて3~4カ月に1度交換し、半年から1年かけて矯正する。講習を受けた医師のみ治療できる。

 巻き爪の治療は、手術療法や、テーピングや綿花などを爪と皮膚の間に詰めて痛みを軽減する保存的治療、爪の先端に矯正装具を付ける方法がある。しかし手術療法は、術後に爪の幅が狭くなったり足の踏ん張る力が低下したりすることが多い。保存的治療は、爪が十分伸びていない場合や湾曲が強い場合に治療が難しいという。

 同センター形成外科の小林杏菜医師は、巻き爪に悩み我慢して生活している人は多いとした上で「日帰り治療で、安心して日常生活を送れる。一度相談に来てほしい」と呼び掛ける。

 治療は保険外診療で全額自己負担。初診は爪1本につき1万3200円(初診料、処置料、材料費)。

 問い合わせは同センター<電053(453)7111>へ。

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新型コロナ、固形物表面で2~3日生存可能 米研究

2020年07月11日 10時45分15秒 | ウイルス

新型コロナ、固形物表面で2~3日生存可能 米研究

ワシントンD.C./米国 [ 米国、北米 ]

国際医学短信2020年3月18日 (水)配信 呼吸器疾患感染症
 
新型コロナウイルスSARS-CoV-2のモデル(2020年3月16日提供)。(c)AFP PHOTO /NATIONAL INSTITUTES OF HEALTH/NIAD-RML/HANDOUT

 

【AFP=時事】新型コロナウイルスは空気中で数時間、固形物の表面で2~3日生存可能だとする研究結果を、米疾病対策センター(CDC)と複数の大学によるチームが発表した。

 米政府の出資で研究を実施したのは、CDCとカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)およびプリンストン大学(Princeton University)の研究者ら。17日、米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」に論文を発表した。

 これによると新型コロナウイルスは、段ボールに付着した場合は最長24時間、プラスチックやステンレスの表面では最長2~3日間検出が可能だった。また医療用噴霧器を用いてせきやくしゃみに似せて新型ウイルスを噴射したところ、空気中で3時間検出可能だったという。

 だが、これまでの感染は圧倒的にせきやくしゃみの飛沫(ひまつ)を通じて起きているが、この場合、ウイルスの生存可能期間はわずか数秒だ。そのため研究結果に対し、噴霧器が人間のせきやくしゃみを正しく再現していなかったのではないかとの批判も上がっている。

 今回研究を行ったチームは重症急性呼吸器症候群(SARS)についても同様の試験を行い、二つのウイルスが同じように振る舞うことを突き止めている。

 

電子顕微鏡で撮影した新型コロナウイルスSARS-CoV-2(青くて丸い物体、2020年3月12日提供)。(c)AFP PHOTO /NATIONAL INSTITUTES OF HEALTH/NIAD-RML/HANDOUT

 

 だが生存力が同様だとすると、SARSの流行では感染者約8000人、死者約800人だったのに対し、新型コロナウイルスでは感染者約20万人、死者約8000人とパンデミック(世界的大流行)になっていることの説明がつかない。

 論文では「このことは二つのウイルスの疫学的特徴の差異がおそらく別の要因に由来していることを示している。例えば上気道におけるウイルス量の多さや、SARS-CoV-2(新型コロナウイルスの正式名称)の感染者が無症状状態でウイルスを広めている可能性などだ」と述べている。

 いずれにせよこの研究結果も、公衆衛生専門家らが勧告している予防法、つまり人と至近距離で接しないこと、顔を触らないこと、せきやくしゃみをする時は口や鼻を覆うこと、さらにスプレー清浄剤などによる周囲のまめな消毒殺菌と拭き取りなどを改めて支持する内容となっている。【翻訳編集】 AFPBB News

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