福岡で32人感染、千人超 介護施設でクラスター
2020年7月20日 (月)配信共同通信社
福岡県で19日、32人の新型コロナウイルス感染が確認された。県と福岡、北九州両市が発表した。県内での感染確認は計1021人となり、千人を超えた。県によると、うきは市の介護施設「ひまわりの郷(さと) 吉井(よしい)」でクラスター(感染者集団)が発生した。
福岡市では1歳未満から80代の男女24人の感染が確認された。博多区の繁華街・中洲にあるクラスターが発生しているクラブの20代女性従業員1人と、いずれも10歳未満の娘と息子の感染が判明。別の接待を伴う飲食店の従業員や介護職員の感染も分かった。
県が確認した7人は、ひまわりの郷の利用者の60~90代男女6人と、40代男性職員1人。16日に同施設の利用者の感染が判明し、接触者を調べた。
北九州市で感染が判明したのは若松区の20代男子大学生で、7、8両日に東京都に滞在していた。