雲南市職員続報

島根県は午後0時過ぎから島根県庁で記者会見を開き、県内26例目となる新型コロナウイルス感染者確認について詳細を説明している。

感染が確認されたのは雲南市職員の50代の男性。今月20日に息苦しさの症状があり、21日に医療機関を受診、PCR検査をしたところ陽性が確認された。

21日から自宅待機をしていて、発熱やせき、鼻水の症状はなく、軽症だとしている。県はこの男性の行動履歴を調べるとともに、濃厚接触者の健康調査をしている。また雲南市によると、22日朝に職員が勤務している本庁舎の消毒などにあたったとしている。職員は普段マスクなど基本的な感染予防対策をしていたとしているが、勤務していた3階にいた約50人の職員などのPCR検査を呼びかけている。この男性職員は窓口業務にはあたっておらず、広く市民と対面した状況ではないとしているものの、業務で接触した可能性のある人などにも対応を呼びかけている。22日朝の時点で体調不良を訴えている職員はいない。市は小中学校の休校措置は考えていないという。感染経路は今のところ分かっていない。県は、この男性から感染が広がらないよう対策に全力を挙げる。