ワクチン浮遊物は製品由来 3市から回収、ファイザー
国内各地で米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンから浮遊物が見つかった問題で、同社の日本法人は17日、神奈川県鎌倉市と相模原市、堺市から回収した白い浮遊物を調査した結果、いずれも製品由来のもので「安全性に問題がないことを確認した」と発表した。
ファイザー製ワクチンを巡っては13日以降、3市などで相次いで白い浮遊物が見つかっている。ロット番号はいずれも同じ「FF5357」だった。
同社によると、ワクチンは希釈する前の液に製品由来の白い浮遊物が見つかることがある。ただし希釈して溶かせば問題なく利用可能としている。まれに瓶を反転させても溶けずに残ることがあるが、接種しても安全性には問題ないという。