戦争を、止めてほしいと、心から願っています。
テレビを見てると、気持ちはふさぐばかりです。
兵器の進化、ウクライナの全土を、がれきの山とし、人が住まれないようにする兵器が進化しています。
日本は、今後どうなっていくのでしょうか?
戦争を、止めてほしいと、心から願っています。
テレビを見てると、気持ちはふさぐばかりです。
兵器の進化、ウクライナの全土を、がれきの山とし、人が住まれないようにする兵器が進化しています。
日本は、今後どうなっていくのでしょうか?
私は海沿いの港町で生まれ育ったため、海をみるとホッとした気持ちになります。朝市ではとれたての魚介類が売られていましたし、幼少の頃からお刺身やお寿司が大好物です。東京に来てからは、海を見る機会もめっきり減ってしまいましたが、やはり年に数回は広い海を見て癒されたくなります。
海は、人類にとっても故郷と言えるのかもしれません。人体のおよそ6~7割は水からできていると言われています。その水には、色々なものが溶け込んでおり、生理食塩水と呼ばれているとおり塩っぽいものです。
私たちの祖先が海からやってきたことを思えば、私たちの体を作る細胞にとってはそれがもっとも居心地が良い状態ということができます。細胞の中は当然のこと、細胞の外側も同様の液体で満たされています。言うなれば、あたかも培養液に浸っているような感じをご想像いただければ良いかと思います。
脳は、頭蓋骨によって厳重に守られていますが、さらにその中には液体が詰まっており、脳はその液体の中に浮いているような格好をしています。この液体は「脳脊髄液」と呼ばれており、脳の衝撃を吸収する緩衝材としての役割を果たしています。たとえて言うと、お豆腐のパックが水で満たされているのと同じ理由です(実際は漬物のパックのようにもっと密封されたものですが)。
脳脊髄液は、"脳の中"で常に作られている特別な液体ですが、元々は私たちの体内にあるものから作られています。何だかわかるでしょうか?
そう、血液です。脳の中には、血液をこし取って、赤血球や白血球などを取り除き、成分調整をして脳内に送り込む特殊な場所(脈絡叢/みゃくらくそう)が存在しています。
脳の中で脳脊髄液が作られる場所は、脳室と呼ばれる空間で、脳の左右に一対、中央に一つあり、それぞれ側脳室、第三脳室と呼ばれています。第三脳室はさらに第四脳室へと繋がっており、そこから脳と脊髄全体に脳脊髄液が送られています。
認知症と睡眠、脳脊髄液の最新科学
毛内 拡 お茶の水女子大学 助教
先日、アメリカの食品医薬品局(FDA)がアルツハイマー病の新薬「アデュカヌマブ」を承認したことが話題となった。この新薬は、脳の中にたまったアミロイドβという異常なタンパク質を取り除く役割があるそうだ。
じつは健康な人でも、脳の中でアミロイドβは作られているのだが、脳内の「ある働き」によって日々洗い流されているという。その働きを担っているのが、「脳の中の水」だ。
脳は硬い頭蓋骨の中で液体に浸っているのだが、脳の隅々を満たすその「水」は、常に流れて入れ替わっていることが、最新研究で明らかになった。この水の流れが、脳の健康に関わっているかもしれないという事実が見えてきたのだ。
人はなぜ歳を取ると認知症になるのか、その謎を解き明かす鍵が、この「水の流れ」にあるのかもしれない。
そして、「水の流れ」を良くするには、私たちが毎日している「あること」と深い関係があると言われるのだが――。
好評発売中のブルーバックス『脳を司る「脳」』の内容を踏まえて、ご紹介しよう。
薬剤誘発性の肝障害リスクや、透析患者に対する血栓塞栓症の懸念などが理由
大塚製薬は31日、米アケビア・セラピューティクスと共同開発中の腎性貧血治療薬「バダデュスタット」について、米食品医薬品局(FDA)から承認不可の審査完了報告通知(CRL)を受理したと発表した。薬剤誘発性の肝障害リスクや、透析患者に対する血栓塞栓症の懸念などが理由。今後、結果を精査し、方向性を検討する。
バダデュスタットは赤血球の生産を高めるエリスロポエチンの生産を活性化させる酵素「HIF」を安定化する働きを持つ。さらに鉄輸送能を改善する性質もあり、貧血の症状改善につながる。
大塚製薬は昨年3月にFDAへ承認申請を出していたほか、同年10月には欧州医薬品庁(EMA)に成人の慢性腎臓病(CKD)にともなう貧血の適応で申請している。
沖縄県は31日、新たに10歳未満から90歳以上の1132人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2日連続で千人を超え、9日連続で前週の同じ曜日を上回った。新たに2人の死亡も確認した。
県立中部病院の新生児集中治療室(NICU)では25日以降、計6人のクラスター(感染者集団)が見つかった。職員5人、付き添いの家族1人。新生児への感染は確認されていない。周産期症例は受け入れを制限している。
新規感染者数を年代別で見ると、20代が237人で最多。これまでの流行では活発な20代から他の年代に広がっていく傾向があり、県の糸数公医療技監は「第6波の延長なのか判断が難しいが、第7波の可能性はある」と指摘した。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は409・3人。ほぼ2カ月ぶりに400人台となった。前日の30日時点では399・1人で、都道府県別で最多となっている。
直近1週間の新規感染者数の前週比も1・32倍と上昇している。新規PCR検査の陽性率は15・5%と高い水準。
一方、コロナ病床使用率は23・2%に抑えられ、医療への負荷は限定的。高齢者の3回目ワクチン接種率が74・5%まで進み、重症化を防いでいることが一因とみられる。
亡くなったのは、那覇市の80代男性と宜野湾市の70代女性。男性はワクチンを2回接種し、女性は未接種だった。
米軍基地内の新規感染者は30人。
経過が正常な妊婦の出産に助産師が中心となって立ち会う「院内助産」を2019年に導入した島根県立中央病院(出雲市姫原4丁目)で、実施件数が100件を超えた。医師不足などへの対応として取り入れた仕組みだが、専門性の高い助産師による分娩時のサポートを始め、妊娠中の健康指導や産後訪問も展開し、利用者から好評だ。助産師で母性病棟の黒田優子看護師長(50)は「安全で安心したお産と産後のケアに継続して力を入れたい」と話す。
院内助産は、国が推進しており、中央病院は出雲圏域で初めて19年6月に導入。今年3月時点で38人の助産師が在籍し、うち12人は専門性の高さを認証された「アドバンス助産師」の資格を持つ。
院内助産を希望する妊婦の産前から産後までをトータルで支援。助産師外来での妊婦健診は1人当たり30分の枠で超音波検査を行い、妊婦の悩みを聞き、食生活などの助言を行う。陣痛や分娩時のケアの希望を記入する「バースプラン」も一緒に考え、出産時には3人体制で寄り添い呼吸法などを指導する。
子どもの心拍数低下など医師の立ち会いが必要と判断すれば、すぐに駆けつけられる体制も整っている。
利用者の大半は経産婦で、2月末時点で103人が出産。昨年12月に男の子を出産した出雲市下横町の森山理絵さん(30)は、新型コロナウイルス禍で家族が立ち会いできず心細い中、陣痛時に助産師と何げない会話をすることで安心できたという。
好きな音楽を流し、写真をたくさん撮ってほしいという希望もかない「継続的なケアのおかげで、どの助産師さんに相談しても安心できた。リラックスして産めた」と話した。
静岡市立静岡病院の外科医の橋本洋右さん(53)が内視鏡外科手術用の鉗子で作った折り鶴が1万羽に達した。
大腸がん手術などを担当する橋本さんは、鉗子操作の練習のため、2012年に折り鶴を始めた。1羽目は1時間以上かかり、つぶれたハトにしか見えなかった。それでもくじけずに続け、3年で1000羽に到達。慣れると時間が短くなり、できばえも手折りと変わらなくなった。今月10日、1万羽目を折る様子を同病院内で報道陣に披露した。
仲間も増えており、16年からは日本医科大の医師とSNSで鶴を折る速さを競う「神の手チャレンジ」をスタート。国内外の医師が多数参加し、計測タイムつきの動画を投稿して競争を繰り広げている。橋本さんは最初に3分を切り、昨秋には2分切りにも成功。ランキング1位の座を守っている。
橋本さんは「折り鶴で練習すると、基本的な手の動きがほとんど身につく。何より楽しいのがいい」と話す。今後も他の医師に勧めていくという。