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妊娠高血圧症候群で後の心血管リスク上昇

2022年05月22日 21時50分55秒 | ウイルス

妊娠高血圧症候群で後の心血管リスク上昇

 

 Nurses' Health Study IIに参加した心血管疾患(CVD)既往歴がない経産婦6万379例を対象に、妊娠高血圧症候群(HDP)とCVDリスクの関連を検討。Cox比例ハザードモデルを用いてHDPとCVDとの関連についてハザード比と95%CIを推定した。

 対象者を初産から2017年まで追跡した結果、初回妊娠時にHDPを発症した女性のCVD発症率が正常血圧妊娠の女性より63%高かった。この関連には、確立されているCVD危険因子(慢性高血圧、高コレステロール血症、2型糖尿病、BMI変化)が介在していた(介在の割合64%)。CVD発症率の上昇は、妊娠高血圧腎症(ハザード比1.72、95%CI 1.42-2.10)の方が妊娠高血圧症(ハザード比1.41、95%CI 1.03-1.93)よりも高かった。妊娠高血圧腎症ではCVD発症率上昇の57%がCVD危険因子によるものだったが、妊娠高血圧症では84%だった(いずれもP<0.0001)。

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食事で認知症予防を 玉野の病院、朝食試食会始める

2022年05月22日 21時47分38秒 | 介護福祉高齢者

食事で認知症予防を 玉野の病院、朝食試食会始める

2022年5月19日 (木)配信山陽新聞
 

 高齢化とともに認知症患者の増加が見込まれる中、由良病院(玉野市深井町)は4月から認知症予防の朝食メニュー試食会を始めた。認知症病棟で比較的状態が安定している朝に必要栄養素を摂取できるよう工夫してきた経験を伝えるとともに、専門医や管理栄養士の講座を通じ、地域に認知症への理解を広め、自発的に予防に取り組んでもらう。

 「認知症の根本的な治療はない。だからこそケアをしっかりする必要がある」「一人だけでケアしないで専門職に相談して」。4月26日の初回。精神科専門医、認知症診療医でもある南辰也院長が、集まった地域住民ら22人に認知症の基礎知識を優しく語りかける。

 吉田孝栄管理栄養士は「何か一つ食べれば予防できるものではない」として、バランスのよい食事▽摂取カロリーを守る▽塩分・糖分を控える―といったポイントを説明した。

 試食のメニューは、雑穀めしを主食に、サケの明太子あえ、厚焼きたまご、ヒジキの煮付け、ブロッコリーのごまあえ、ゆずなますをワンプレートに盛り付け。具だくさんのみそ汁を添えた。副菜は作り置きでき、朝から食物繊維、ミネラル、葉酸など幅広い栄養素を取れるようにしている。参加者は「朝からしっかり食べた方がいいんですね」「塩分が控えめでもおいしい」などと味わった。

 当面、月1回のペースで実施していき、将来的には朝食を提供する認知症カフェの開設を検討している。南院長は「初回から大勢参加いただきうれしい。認知症は誰がなってもおかしくない病気。地域の皆さんと一緒に予防の取り組みを進められれば」と話している。

 次回は5月24日午前11時から、軽度認知障害(MCI)などの講座がある。無料だが事前申し込みが必要。試食は既に定員に達している。問い合わせは由良病院(0863―81―7125)。

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自殺生徒遺族が調査要請 道立の看護学院パワハラ

2022年05月22日 21時40分10秒 | 地域

自殺生徒遺族が調査要請 道立の看護学院パワハラ

 2022年5月19日 (木)配信共同通信社
 

 北海道立江差高等看護学院(江差町)の生徒らが複数の教員から暴力や暴言などのパワーハラスメントを受けた問題で、2019年に自殺した男子生徒=当時(22)=の遺族が自殺原因の調査などを道に要請したことが18日、遺族の代理人弁護士や道への取材で分かった。遺族によると、男子生徒はパワハラに悩んでいた様子だった。

 道が設置した第三者調査委員会は他の生徒へのパワハラ行為を認定したが、調査は本人などから相談があったケースに限られ、この男子生徒は対象にならなかった。

 代理人弁護士によると、遺族は16日、第三者委による調査や成績などの情報開示を求める文書を道に郵送。17日に受理した道保健福祉部は取材に対し「事案の重大性を鑑み、ご家族の意向を確認した上で適切に対処したい」とコメントした。

 遺族によると、男子生徒は「教員にリポートを受け取ってもらえない」などと打ち明けていた。第三者委は昨年10月の報告書で、提出期限内にリポートを受け取らず不合格とする行為をハラスメントと認めた。

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消毒液をなめ、5歳児救急搬送 急性アルコール中毒…島根の保育園

2022年05月22日 21時18分03秒 | 地域

消毒液をなめ、5歳児救急搬送 急性アルコール中毒…島根の保育園

 2022年5月19日 (木)配信読売新聞
 

 島根県雲南市の市立保育園で、女児(5)が新型コロナウイルス対策で園内に置かれていたアルコール消毒液をなめて意識を失い、急性アルコール中毒と診断される事案があった。女児は回復したが、市は消毒液を子どもの手が届かない場所で保管し、職員の監視下で使うよう注意喚起した。

 市などによると、女児は3月28日午後3時半頃、保育園で体調不良を訴えた。間もなく呼びかけに応じなくなり、同県出雲市の県立中央病院に救急搬送された。女児は同日夜に目を覚まし、「消毒液を10回くらいなめた」と話したといい、血液検査で1デシ・リットルあたり120ミリ・グラムと高いアルコール濃度を検出。急性アルコール中毒と診断された。

 診察した県立中央病院の医師は「子どもは好奇心で口にしやすく、面白がって繰り返すと中毒症状につながる可能性がある」と指摘している。

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