モデルナ製3750人分を廃棄へ…市長「あまり好かれていない」「コロナへの意識薄れてきた」
群馬県太田市は23日、新型コロナウイルスの米モデルナ製ワクチン250本・約3750人分が28日で使用期限を迎えるとして、廃棄処分にすると発表した。同市が新型コロナのワクチンを廃棄処分するのは初めて。
米ファイザー製は医院や診療所、集団接種会場で接種の予約が入るのに対し、モデルナ製は予約が埋まらず、使い切れないという。清水聖義市長は23日の定例記者会見で「モデルナ製は(強いとされる)副反応のせいか、あまり好かれていない。非常にもったいないが、新型コロナに対する意識も薄れてきたのかもしれない」と話した