日々

穏やかな日々を

夢追う人の背中を押し続けるライブハウス経営者

2023年01月06日 23時14分18秒 | 地域

クラスターに激しい誹謗中傷、客の応援で再起 夢追う人の背中を押し続けるライブハウス経営者

 2023年1月6日 (金)配信神戸新聞
 

 客席の周囲で役者たちが歌い踊り、駆け回る。昨年12月中旬、大阪市北区のライブハウス「ソープオペラクラシックス梅田(Soc)」で、6日間にわたってミュージカルが上演された。

 カーチェイスあり、銃撃戦ありのスパイコメディー。少し間隔を空けて並べた55席は連日、ほぼ満席だった。盛況に終わった公演を、自ら原案を手がけたSocの片山行茂代表(54)は客席後方から、感慨深げに見守っていた。

 2020年2月、この劇場を上陸間もない新型コロナウイルスが襲った。「コロナが出た大阪のライブハウス」として名が広まり、激しいバッシングにさらされて、3年近くが過ぎた。

     ◇

 「京橋のライブハウスで複数の感染者が出ている」

 Socに出演予定のアーティストから連絡が入ったのは、同年2月29日だった。「うちでも広まっているのでは」と不安を覚え、すぐにライブの中止を決めた。だが、翌々日、市の保健所から「複数の感染者が『Socを訪れた』と答えている」と電話があった。

 事態を知らない人が少しでも早く検査を受けられるよう、施設名の公表に応じた。直後から「どう責任取るんや」「つぶれろ」と電話やメールが殺到した。

 誹謗(ひぼう)中傷は数百件に上った。クラスター(感染者集団)が発生した当日の出演者らは、顔や名前がリスト化され、インターネット上にさらされた。匿名の罵声を浴び続け、「ライブハウスは悪の組織に、自分自身が犯罪者になったような気分だった」。

 片山さんは眠れなくなり、外を歩くと「刺されるかも」とびくびくした。ライブハウスの正面玄関を閉ざし、裏口からこっそり出入りした。

     ◇

 ライブを再開する見通しが立たない中、月100万円の賃料が重くのしかかった。当時三つのライブハウスを運営していたが、20年5月に1カ所を閉めた。

 存続を図ってクラウドファンディングを募ったところ、計900万円以上が集まった。銀行の融資や国の給付金にも助けられ、ライブを再開したのは同年8月。客席はわずか12席だったが、ビニール越しに向かい合う歌手と観客の表情は生き生きとしていた。

 その後も時短要請などが繰り返され、感染状況からスケジュールを見通せない日々は今も続く。客席数をしぼった日々の公演も、なかなか黒字にはならない。

 それでも、片山さんは「音楽は心を豊かにする。それを不要不急ではないと感じる人のため、受け皿であり続けたい」とステージの企画を練る。

     ◇

 どうしても上演したい作品がある。コロナ前に企画したが、延期が続いているミュージカル「ドリーマー」。キャストの中には、コロナ禍で楽器を置いた音楽家や、舞台を降りた役者もいる。

 夢を追う人に「また頑張ろう」「前を向こう」と背中を押す作劇を-。片山さんはこだわり続ける。

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上空から撮影された驚異的な写真

2023年01月06日 22時43分34秒 | 事故事件訴訟

上空から撮影された驚異的な写真

グァテマラ・シティにできた人造の陥没穴

この陥没穴は、幅18メートル、深陥没穴は、自然界の恐ろしい生き物だと思いたい。しかし、実際には、陥没穴には自然のものと人工のものがあります。残念ながら、この画像に写っているのは人工的に作られたものです。

2010年、グアテマラ市の住宅地に巨大な陥没穴が出現し、ビル1棟を丸ごと飲み込んだ。

その後の調査で、下水道管か雨水管の破裂が原因ではないかと考えられてさ約100メートルと推定されており、熱帯性暴風雨アガサによる大雨の影響で発生しました。地面の主成分が火山性軽石であるため、浸食されやすく、陥没穴ができてしまったのです。つまり、シンクホールと考えたいところですが、定義上はシンクホールではありません。しかし、この素晴らしい画像を撮影したドローンには敬意を表したいと思います。

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岸田首相の到着40分前、伊勢神宮の車寄せ付近で爆竹破裂…残骸からアンテナ

2023年01月06日 22時20分43秒 | 事故事件訴訟

岸田首相の到着40分前、伊勢神宮の車寄せ付近で爆竹破裂…残骸からアンテナ

 三重県伊勢市の伊勢神宮で4日、岸田首相が参拝に訪れる約40分前に車寄せ付近の茂みで爆竹が破裂していたことが捜査関係者への取材でわかった。残骸からアンテナとみられる部品や配線などが見つかり、県警は何者かが爆竹を仕掛け、遠隔操作で着火させたとみて、建造物侵入容疑などで調べている。

伊勢神宮を参拝する岸田首相(4日、三重県伊勢市で)
伊勢神宮を参拝する岸田首相(4日、三重県伊勢市で)

 捜査関係者によると、4日午前11時40分頃、伊勢神宮外宮の車寄せ付近の茂みで爆竹が破裂した。周囲に大勢の参拝客らがいたが、けが人などはなかった。

 警察官が現場を調べたところ、爆竹の残骸のほか、アンテナのような部品や配線などが見つかった。県警が4日朝に付近を捜索した際は不審物は見つかっておらず、その後に仕掛けたか、捜索で見つからなかった可能性がある。

 岸田首相は約40分後の同日午後0時20分頃、この車寄せに車で到着し、他の閣僚らとともに予定通り参拝を行った。当日は午前中に立憲民主党の泉代表や国民民主党の玉木代表も参拝しており、爆竹を仕掛けた人物の狙いは不明だ。

 警察は昨年7月の安倍晋三・元首相銃撃事件を受け、要人警護の体制を強化している。伊勢神宮周辺には4日、警察官約1100人が配置されていた。県警は付近の防犯カメラを解析するなどして捜査している。

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