Mars&Jupiter

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エルネスト・レクオーナのアンダルシア、マラゲーニャを聴く

2012-09-13 05:23:50 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1896年に生まれたレクオーナの作品。
キューバのハバナ近郊グヮナバコアに生まれた彼は、
5歳の頃からピアニストとして活動し、11歳に作曲を始め、
14歳でハバナ国立音楽院ピアノ科に入学し、作曲をホアキン・ニンに師事した。
卒業後はアメリカに渡り、「レクオーナ・キューバン・ボーイズ」というバンドを率いて、
演奏活動や録音活動を行ったが、バンドでのメンバーの対立や分裂により、
彼はキューバに戻ったが、その後成立した革命政権による政治になじむことができず、
再びアメリカのフロリダなど転々としたようだ。
昨日聴いた曲は、アンダルシア、マラゲーニャである。
この作品の作曲年代については不詳である。
聴いたCDはエフレデリック・フェネル指揮、
イーストマン・ロチェスター・ポップス・オーケストラの演奏による。

アンダルシアは、昔よくテレビでも使われた音楽で、
雄大な自然を表すかのように弦楽器で堂々と奏でられる旋律と、
カスタネットの音が印象的で、中間部は軽快な音楽となり、
再び冒頭の旋律が繰り返され、金管楽器が絡んで盛り上がって力強く終わる。
マラゲーニャはフラメンコを感じさせるギター独奏で始まり、
弦楽器とカスタネットが加わり軽快に旋律が奏でられ、
金管楽器が歌うように旋律を奏で、弦楽器により盛り上がっていく。
そしてギター独奏がしばらく続き、弦楽器により再び軽快な旋律が奏され、
徐々にテンポをあげて盛り上がりをみせて最後堂々とした感じで終わる。
コメント
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