昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1860年生まれのグスタフ・マーラーの作品。
交響曲第7番ホ短調「夜の歌」は、1904年から1906年にかけて作曲された。
今回聴いたCDは、キリル・コンドラシン指揮、
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団によるものである。
第一楽章ラングザム、アレグロ・コン・フォーコは、ソナタ形式で書かれ、
重々しい感じの序奏に始まり、金管楽器が活躍する。
主部に入り力強い第一主題と、対照的に甘美な第二主題が提示される。
展開部に入ってそれら主題は展開され、再現部を経て、コーダへと向かう。
コンドラシン盤は軽快なテンポで進んでいき、聴きやすい。
ロマンティックな部分や金管楽器を思い切り鳴らすところは、
今の演奏スタイルとは違うかもしれないが、いいなと思う。
コーダから一気に終わりまで聴かせ力強く終わるところもいい。
第二楽章夜の歌Ⅰ、アレグロ・モデラートは、
豊かなホルンの響きで始まり、木管楽器などが加わり、
ホルンとチェロによる堂々とした主題が行進曲風の歩みの中で奏でられる。
もう一つチェロにより朗々と奏でられる主題も登場する。
途中ではカウベルの音が入りながらも、軽快なテンポで進んでいく。
二つのトリオをはさみ、ある部分では感傷的な部分もみせながら、
幻想的な雰囲気の中、曲は二つの主題を中心に展開されていく。
金管楽器と木管楽器の他の楽器との絡み合いがなかなかいい。
第三楽章スケルツォ、影のようには、三部形式による楽章。
不安さを感じさせるリズムを刻むティンパニの音に乗って、
不気味な旋律をヴァイオリンが奏でて始まる。
感傷的な旋律と不気味な旋律が交互に現れていく。
トリオは対照的でやや明るい旋律が現れ、
再び冒頭の旋律が繰り返され、最後ティンパニの叩く音で終わる。
第四楽章夜の歌Ⅱ、アンダンテ・アモローソは、
ヴァイオリンの甘い旋律に続いて、速いテンポで、
セレナーデ風の音楽を奏でられていく。
コンドラシン盤の特徴はここにあるかと思うのだが、
11分にも満たないこの楽章を終わらせる演奏は、
なかなかないだろうなと思えるのだが、
演奏自体はきびきびして、一気に聴かせる感じでいい。
第五楽章ロンド-フィナーレ、アレグロ・オルディナリオは、
ティンパニの叩くリズムに乗って、ホルンとトランペットが、
力強く勇ましい感じの主題を奏でて始まる。
ここでの演奏時間も16分に満たないのでかなり速い演奏である。
このような快速ともいえるテンポについてきている演奏者もたいしたもので、
乱れるようなところがないところがとても感服するところである。
後半には第一楽章の主題が再現され、第五楽章の主題と絡み合い、
壮大なクライマックスを築いていくところもそっけない感じもするが、
流れるような音楽のテンポは快く聴こえる。
コーダのところで最後まで一気にきかせるところもなかなかいい。
途中聴いたのは、1860年生まれのグスタフ・マーラーの作品。
交響曲第7番ホ短調「夜の歌」は、1904年から1906年にかけて作曲された。
今回聴いたCDは、キリル・コンドラシン指揮、
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団によるものである。
第一楽章ラングザム、アレグロ・コン・フォーコは、ソナタ形式で書かれ、
重々しい感じの序奏に始まり、金管楽器が活躍する。
主部に入り力強い第一主題と、対照的に甘美な第二主題が提示される。
展開部に入ってそれら主題は展開され、再現部を経て、コーダへと向かう。
コンドラシン盤は軽快なテンポで進んでいき、聴きやすい。
ロマンティックな部分や金管楽器を思い切り鳴らすところは、
今の演奏スタイルとは違うかもしれないが、いいなと思う。
コーダから一気に終わりまで聴かせ力強く終わるところもいい。
第二楽章夜の歌Ⅰ、アレグロ・モデラートは、
豊かなホルンの響きで始まり、木管楽器などが加わり、
ホルンとチェロによる堂々とした主題が行進曲風の歩みの中で奏でられる。
もう一つチェロにより朗々と奏でられる主題も登場する。
途中ではカウベルの音が入りながらも、軽快なテンポで進んでいく。
二つのトリオをはさみ、ある部分では感傷的な部分もみせながら、
幻想的な雰囲気の中、曲は二つの主題を中心に展開されていく。
金管楽器と木管楽器の他の楽器との絡み合いがなかなかいい。
第三楽章スケルツォ、影のようには、三部形式による楽章。
不安さを感じさせるリズムを刻むティンパニの音に乗って、
不気味な旋律をヴァイオリンが奏でて始まる。
感傷的な旋律と不気味な旋律が交互に現れていく。
トリオは対照的でやや明るい旋律が現れ、
再び冒頭の旋律が繰り返され、最後ティンパニの叩く音で終わる。
第四楽章夜の歌Ⅱ、アンダンテ・アモローソは、
ヴァイオリンの甘い旋律に続いて、速いテンポで、
セレナーデ風の音楽を奏でられていく。
コンドラシン盤の特徴はここにあるかと思うのだが、
11分にも満たないこの楽章を終わらせる演奏は、
なかなかないだろうなと思えるのだが、
演奏自体はきびきびして、一気に聴かせる感じでいい。
第五楽章ロンド-フィナーレ、アレグロ・オルディナリオは、
ティンパニの叩くリズムに乗って、ホルンとトランペットが、
力強く勇ましい感じの主題を奏でて始まる。
ここでの演奏時間も16分に満たないのでかなり速い演奏である。
このような快速ともいえるテンポについてきている演奏者もたいしたもので、
乱れるようなところがないところがとても感服するところである。
後半には第一楽章の主題が再現され、第五楽章の主題と絡み合い、
壮大なクライマックスを築いていくところもそっけない感じもするが、
流れるような音楽のテンポは快く聴こえる。
コーダのところで最後まで一気にきかせるところもなかなかいい。