昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1860年生まれのグスタフ・マーラーの作品。
交響曲第3番ニ短調は、1893年から1896年にかけて作曲された。
今回聴いたCDは、マリリン・ホーンのソプラノ、グレン・エリン児童合唱団、
アドルフ・ハーセスのポストホルン、ジェイムズ・レヴァイン指揮、
シカゴ交響楽団および合唱団の女声メンバーによるものである。
第1楽章「力強く、決然と」は、冒頭ホルンの力強い響きで始まる。
この堂々とした第一主題に続き行進曲風で暗い感じのリズムに乗って、
第二主題、第三主題、第四主題へと続いていく。
レヴァイン盤は金管楽器が思いっきり鳴り響き心地よい。
提示部を経て展開部に入ると、それぞれの主題が展開される。
ここでも軽快なテンポでありながら力強く一気に聴かせる演奏である。
小太鼓の刻むリズムが静まっていく中で展開部が終わり、
ホルンが第一主題を奏することで再現部に入る。
各主題が再び現れて、最後のコーダへと向かっていく。
行進曲風に突き進む中、弦楽器に金管楽器と打楽器が絡んで、
盛り上がりをみせて、一気に聴かせるなかなかいい演奏である。
第2楽章テンポ・ディ・メヌエットは、三部形式による楽章で、
オーボエが奏でる優雅で牧歌的な旋律で始まる。
夢をみているかのような高原の花園を思わせるような音楽である。
夢みるような甘美な音楽がゆったりとしたテンポで展開されていく。
テンポを速めたり、緩めたりの箇所のメリハリがいい。
弦楽器の奏でる甘美な旋律がとても心地いい。
第3楽章コモド・スケルツァンド「急がずに」は、
歌曲「夏の終わり」から旋律を採っている楽章である。
クラリネットの繰り返す音型にピッコロが主旋律を奏でて始まる。
ここでは金管楽器は控えめで、弦楽器の奏でる旋律をうまく生かしている。
ポストホルンの独奏はあっさりとした感じもあるが、悪くない。
木管楽器の動きもよくわかり、ヴァイオリン・ソロも美しく、いい録音である。
最後の終わりに向けての盛り上げ方もいい。
第4楽章「きわめてゆるやかに、神秘的に」は、深遠な感じの歌で、
ニーチェの「おお人間よ、注意せよ、真夜中は何を語ったのか」という歌詞で始まる。
レヴァイン盤はその神秘的で深遠な感じを音楽でうまく生かしている。
歌手の歌をうまく生かしているところも、
オペラ指揮者としてのキャリアが関係している感じがする。
第5楽章「活発な速度で、表出は大胆に」は、
鐘の音をまねた「ビム・バム」という音を少年合唱団が歌って始まる。
とても軽快で弾んで明るい感じである。
第6楽章「ゆるやかに、平静に、感情をこめて」は、
弦楽器が控えめにゆったりとした主題を奏でて始まる。
その主題が繰り返される中、徐々に盛り上がりをみせていく。
レヴァイン盤は最後金管楽器を思い切り鳴らし、
盛り上げていくところが、とてもいい。
今回とりあげるのは、1860年生まれのグスタフ・マーラーの作品。
交響曲第3番ニ短調は、1893年から1896年にかけて作曲された。
今回聴いたCDは、マリリン・ホーンのソプラノ、グレン・エリン児童合唱団、
アドルフ・ハーセスのポストホルン、ジェイムズ・レヴァイン指揮、
シカゴ交響楽団および合唱団の女声メンバーによるものである。
第1楽章「力強く、決然と」は、冒頭ホルンの力強い響きで始まる。
この堂々とした第一主題に続き行進曲風で暗い感じのリズムに乗って、
第二主題、第三主題、第四主題へと続いていく。
レヴァイン盤は金管楽器が思いっきり鳴り響き心地よい。
提示部を経て展開部に入ると、それぞれの主題が展開される。
ここでも軽快なテンポでありながら力強く一気に聴かせる演奏である。
小太鼓の刻むリズムが静まっていく中で展開部が終わり、
ホルンが第一主題を奏することで再現部に入る。
各主題が再び現れて、最後のコーダへと向かっていく。
行進曲風に突き進む中、弦楽器に金管楽器と打楽器が絡んで、
盛り上がりをみせて、一気に聴かせるなかなかいい演奏である。
第2楽章テンポ・ディ・メヌエットは、三部形式による楽章で、
オーボエが奏でる優雅で牧歌的な旋律で始まる。
夢をみているかのような高原の花園を思わせるような音楽である。
夢みるような甘美な音楽がゆったりとしたテンポで展開されていく。
テンポを速めたり、緩めたりの箇所のメリハリがいい。
弦楽器の奏でる甘美な旋律がとても心地いい。
第3楽章コモド・スケルツァンド「急がずに」は、
歌曲「夏の終わり」から旋律を採っている楽章である。
クラリネットの繰り返す音型にピッコロが主旋律を奏でて始まる。
ここでは金管楽器は控えめで、弦楽器の奏でる旋律をうまく生かしている。
ポストホルンの独奏はあっさりとした感じもあるが、悪くない。
木管楽器の動きもよくわかり、ヴァイオリン・ソロも美しく、いい録音である。
最後の終わりに向けての盛り上げ方もいい。
第4楽章「きわめてゆるやかに、神秘的に」は、深遠な感じの歌で、
ニーチェの「おお人間よ、注意せよ、真夜中は何を語ったのか」という歌詞で始まる。
レヴァイン盤はその神秘的で深遠な感じを音楽でうまく生かしている。
歌手の歌をうまく生かしているところも、
オペラ指揮者としてのキャリアが関係している感じがする。
第5楽章「活発な速度で、表出は大胆に」は、
鐘の音をまねた「ビム・バム」という音を少年合唱団が歌って始まる。
とても軽快で弾んで明るい感じである。
第6楽章「ゆるやかに、平静に、感情をこめて」は、
弦楽器が控えめにゆったりとした主題を奏でて始まる。
その主題が繰り返される中、徐々に盛り上がりをみせていく。
レヴァイン盤は最後金管楽器を思い切り鳴らし、
盛り上げていくところが、とてもいい。