Mars&Jupiter

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フェルディナント・リースの交響曲第5番ニ短調作品112を聴きながら、二俣川から緑園都市まで歩く

2015-05-07 04:56:23 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日は二俣川から緑園都市駅まで往復して歩きました。
途中聴いたのは1784年ドイツ生まれのリースが、
1813年に作曲した交響曲第5番ニ短調作品112である。
今回聴いたCDはハワード・グリフィス指揮、
チューリヒ室内管弦楽団の演奏による。
第一楽章アレグロは、力強い音で始まる。
第一主題の三連符の部分がベートーヴェンの交響曲第5番の
第一主題との関連を強く感じさせる。
第二主題は牧歌的であり対照的だが、弟子であることもあってか、
随所にベートーヴェンを思わせるところがある。
提示部が繰り返されたあと展開部には入るが、
この主題の展開の仕方も似た部分を感じさせる。
ベートーヴェンの交響曲第3番の第一楽章の部分を感じさせながら、
最後は堂々とした感じで力強く終わる。
第二楽章ラルゲット・コン・モート(クワジ・アンダンテ)は、
ゆったりとした流れるような旋律が弦楽器により奏でられていく。
木管楽器がそれに絡みながら進行し、最後静かに終わる。
第三楽章スケルツォ(アレグローアッサイ)-トリオは、
荒々しい部分をもったスケルツォ主題が奏でられる。
これはメンデルスゾーンやブラームスの音楽を
感じさせるようなところがあって面白い。
最後も主題を繰り返し、力強く終わる。
第四楽章フィナーレ(アレグロ)は、力強い主題で始まる。
もう一つの主題が、軽快で明るい旋律で流れるようである。
主題が繰り返されたあと、それをもとにした展開が続き、
メンデルスゾーンやベートーヴェンを感じさせながらも、
最後は盛り上がって、悲劇的な感じで終わる。
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