Mars&Jupiter

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ハンス・アイスラーの管弦楽のための組曲第1番作品23を聴く

2015-05-09 20:30:33 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1898年生まれのドイツの作曲家、
アイスラーが1930年に作曲した管弦楽のための組曲第1番作品23である。
アイスラーはシェーンベルクに師事し、ベルリン中心に活動したが、
ナチ党に追われ、亡命したあとアメリカで活躍した人物である。
晩年は東ドイツで活躍した作曲家である。
今回聴いたCDはマックス・ポンマー指揮、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の演奏による。
第一楽章パッサカリア形式によるプレリュードは、
弦楽器の繰り返すリズムが印象的であるとともに、
木管楽器が絡んでいくところが面白い。
第二楽章間奏曲は、クラリネットが奏でる主題で始まる。
木管楽器が活躍し、トランペットなどが絡んでいく。
第三楽章ロシア民謡に基づく混成曲(ポプリ)は、
最初がブラームスの交響曲第1番第一楽章を思わせ面白い。
「ボルガの船曳歌」などロシア民謡の旋律が、
ジャズ風に奏でられたりして面白い感じである。
アルトサックスなども活躍し、にぎやかな曲である。
第四楽章アレグロ・エネルジーコは、弦楽器中心に、
力強い旋律が奏でられていき、管楽器が絡んでいく。
フーガ風の展開をしていき、最後は突然終わる。
コメント
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