Mars&Jupiter

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エドワード・ジャーマンの交響詩「ハムレット」を聴く

2018-05-24 06:17:19 | 古典~現代音楽イギリス編
今回取り上げるのは、1862年生まれのジャーマンが、
1897年に作曲した交響詩「ハムレット」である。
今回聴いたCDはジョン・ウィルソン指揮、
BBCコンサート・オーケストラの演奏である。
ティンパニの音と弦楽器で重々しく始まり、
木管楽器がそれに絡んで悲しみの旋律を奏でていく。
そのあと鐘の音が鳴り響き、木管楽器や弦楽器が、
力強く生き生きとした旋律を奏で、金管楽器も加わる。
その旋律は繰り返されながら、盛り上がりを作っていく。
そのあとは木管楽器が牧歌的な旋律を奏でる部分となり、
ハープも絡みながら、弦楽器がロマンティックに旋律を奏でる。
そして打楽器のリズムに乗り、力強く旋律が奏でられ、
金管楽器も加わり、華やかな部分となる。
そして穏やかな部分になり、オーボエが旋律を奏で、
ホルンも旋律を引き継いでいき、
打楽器のリズムに乗って木管楽器と弦楽器が別の旋律を奏で、
やがて明るく生き生きとした旋律が現れる。
そして再び冒頭に現れた旋律も何回か出て、
盛り上がったあといったん静まり、チェロが旋律を奏で、
ティンパニの音が鈍く鳴り響く中、最後静かに終わる。
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