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レイフ・ヴォーン=ウィリアムズの四季の民謡から「冬」を聴く

2021-12-19 17:07:34 | クリスマス特集・その他
今回は1872年に生まれたヴォーン=ウィリアムズが作曲した、
四季の民謡から「冬」を取り上げる。
四季の民謡はイギリス婦人会連盟から1950年委嘱され、
女声合唱とオーケストラのために作曲されたオラトリオのようだ。
この歌曲はクリスマスに関する内容ばかりである。
演奏はヒラリー・デイヴァン・ウェットン指揮、
ロンドン・シティ合唱団、ボーンマス交響楽団である。
第1曲「子どもたちのクリスマスの歌」は、
木管楽器や弦楽器の音に導かれ、
合唱により歌われる民謡風の旋律は、
どこかで聞いた旋律であり、なじみ深い。
クリスマスが来て、そして新年が訪れる。
年末から新年への移り変わりを楽しむ気持ちが伝わってくる。
第2曲「クリスマスの宴の歌」は、
クリスマスの楽しい宴の様子が歌われる。
料理や飲み物が準備され、盛大に宴が行われる。
そんな雰囲気が伝わってくる曲である。
第3曲「ベツレヘムにて」は、
イエスの誕生の地についての曲である。
神聖な町への思いが伝わってくる美しい旋律である。
第4曲「神の祝福」は、おごそかな歌である。
下降する音型が、雪が降ってくる感じを思わせる。
神の祝福への感謝の気持ちが伝わってくる曲である。

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