昨日まで3日間佐賀・長崎に行き、
先祖の墓参りと周辺観光をしました。
8月5日には長崎市の出島に行き、
復元された建物などを見学したあと、
長崎原爆資料館にも行った。
なのでしばらくブログもお休みしました。
さて、今回は1872年生まれのスウェーデンの作曲家、
ヒューゴ・アルヴェーンが1897年から98年にかけて、
作曲した交響曲第2番ニ長調作品11を取り上げる。
今回聴いたCDの演奏は、ネーメ・ヤルヴィ指揮、
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団のものである。
第一楽章モデラートは、クラリネットのほのぼのとした音、
弦楽器が優しく旋律を奏で、金管楽器が鳴り響いて始まる。
楽章がどんな構造なのかを考えるのではなく、
ここは何も考えずに、北欧の自然の風景を想像し、
旋律の美しさに身をゆだねたい感じである。
北欧の自然の美しさとともに厳しさが描かれていく。
金管楽器は雄大な自然と荒々しい部分を表現していく。
ブラームスの音楽のような部分も感じさせる。
明るくのどかな感じで最後は穏やかに終わる。
第二楽章アンダンテは、重々しい感じで始まる。
深い悲しみに包まれた感じで旋律も感傷的である。
徐々にその感情は激しくなり、絶望的でもあるが、
その気持ちを慰めるかのような優しい旋律も現れる。
最後はそれまでの悲しい感情が消え、静かに穏やかに終わる。
第三楽章アレグロは、軽快でリズミックで舞踏的な旋律で始まる。
金管楽器を伴い、暗く嵐のような荒々しい感じである。
中間部は対照的に明るく流れるような旋律が弦楽器に奏でられる。
冒頭の荒々しい旋律が再び現れて、力強く終わる。
第四楽章前奏曲(アダージョ)は、
ヴァイオリンによる抒情的な旋律で始まる。
他の弦楽器もそれを引き継ぎ、弦楽器中心に進行していく。
やがて木管楽器のみで奏でる部分があり、
そのあとは弦楽器の旋律に金管楽器や木管楽器も絡んでいく。
いったん静まって、フーガ(アレグロ・エネルジコ)の部分に入り、
弦楽器が奏でる主題がフーガにより展開されていく。
様々な楽器が絡んでいきながら、壮大な感じになり、
金管楽器がコラール風の旋律を何度か奏でる。
このあたりはブルックナー風でもある。
その後もフーガによる展開が行われ、
弦楽器の奏でる旋律とともに金管楽器も鳴り響き、
盛り上がったところで最後力強く終わる。
先祖の墓参りと周辺観光をしました。
8月5日には長崎市の出島に行き、
復元された建物などを見学したあと、
長崎原爆資料館にも行った。
なのでしばらくブログもお休みしました。
さて、今回は1872年生まれのスウェーデンの作曲家、
ヒューゴ・アルヴェーンが1897年から98年にかけて、
作曲した交響曲第2番ニ長調作品11を取り上げる。
今回聴いたCDの演奏は、ネーメ・ヤルヴィ指揮、
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団のものである。
第一楽章モデラートは、クラリネットのほのぼのとした音、
弦楽器が優しく旋律を奏で、金管楽器が鳴り響いて始まる。
楽章がどんな構造なのかを考えるのではなく、
ここは何も考えずに、北欧の自然の風景を想像し、
旋律の美しさに身をゆだねたい感じである。
北欧の自然の美しさとともに厳しさが描かれていく。
金管楽器は雄大な自然と荒々しい部分を表現していく。
ブラームスの音楽のような部分も感じさせる。
明るくのどかな感じで最後は穏やかに終わる。
第二楽章アンダンテは、重々しい感じで始まる。
深い悲しみに包まれた感じで旋律も感傷的である。
徐々にその感情は激しくなり、絶望的でもあるが、
その気持ちを慰めるかのような優しい旋律も現れる。
最後はそれまでの悲しい感情が消え、静かに穏やかに終わる。
第三楽章アレグロは、軽快でリズミックで舞踏的な旋律で始まる。
金管楽器を伴い、暗く嵐のような荒々しい感じである。
中間部は対照的に明るく流れるような旋律が弦楽器に奏でられる。
冒頭の荒々しい旋律が再び現れて、力強く終わる。
第四楽章前奏曲(アダージョ)は、
ヴァイオリンによる抒情的な旋律で始まる。
他の弦楽器もそれを引き継ぎ、弦楽器中心に進行していく。
やがて木管楽器のみで奏でる部分があり、
そのあとは弦楽器の旋律に金管楽器や木管楽器も絡んでいく。
いったん静まって、フーガ(アレグロ・エネルジコ)の部分に入り、
弦楽器が奏でる主題がフーガにより展開されていく。
様々な楽器が絡んでいきながら、壮大な感じになり、
金管楽器がコラール風の旋律を何度か奏でる。
このあたりはブルックナー風でもある。
その後もフーガによる展開が行われ、
弦楽器の奏でる旋律とともに金管楽器も鳴り響き、
盛り上がったところで最後力強く終わる。
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