Mars&Jupiter

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グスタフ・ホルストの東洋風組曲「ベニ・モラ」作品29-1(H107)を聴き、三ツ境から二俣川まで歩く

2010-11-12 04:12:40 | グスタフ・ホルストの交響曲・管弦楽曲
昨日は三ツ境駅から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのはホルストの管弦楽曲である。
東洋風組曲「ベニ・モラ」作品29-1(H107)は、
1909年から1910年の間に作曲され、1912年初演された。
聴いたCDはサー・マルコム・サージェント指揮、
BBC交響楽団の演奏による。
第1曲第1の踊りは、弦楽器のクレシェンドする持続音で始まる。
打楽器が入ったあと東洋的な旋律はオーボエに引き継がれ、
そして管楽器中心に堂々とした主題が奏され、
フルートの奏するもう一つの旋律も魅力的だ。
音楽はそのあと最初の東洋的な旋律を繰り返し、
また、堂々とした旋律を奏でて盛り上がりをみせ、
ハープが加わり、神秘的な部分を感じさせながら、次の曲に進む。

第2曲第2の踊りは、ティンパニの弱く叩く音に乗り、
ファゴットが旋律を奏し、それに他の木管楽器が加わり、
そして弦楽器が加わっていき、木管楽器中心に曲は進行する。
やがてホルンが入り、弦楽器が美しい旋律を奏で、牧歌的な雰囲気になる。
そして再びティンパニの叩く音にのって、ファゴットが奏し、
管楽器中心に神秘的な部分を残しながら、次の曲に続く。
第3曲フィナーレ:ウレド・ナイルの街では、
弦楽器合奏による哀愁ただよう旋律の上に、
フルートが一定の音型をオスティナート風に繰り返していく。
その上に打楽器やオーボエ、弦楽器が絡んで曲が進行する。
このフルートが奏でる音は彼がアルジェリアにいた時に、
聴いたアラブの笛をイメージしているようである。
やがてフルートが繰り返した音型は弦楽器が受け継ぐようになり、
他の楽器も受け継ぎ、再びフルートが奏するようになる。
それに他の楽器が絡みながら、第1曲の最初の旋律も絡み合い。
クライマックスを迎えたあと、曲は静かになっていき、
最後はティンパニが弱く叩く音で静かに終わる。

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