昨日はウォーキングを休みました。
途中聴いたのはシベリウスが1923年に作曲した交響曲第6番ニ短調作品104である。
今回はサカリ・オラモ指揮、バーミンガム市交響楽団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロ・モルト・モデラートは、
弦楽器により素朴でやさしさのある旋律が奏でられて始まる。
フルートなど木管楽器が絡んで、北欧の自然を感じさせる。
ハープと弦のトレモロが入り、フルートとオーボエに導かれ、
弦楽器が主題を奏でていき、それから展開部に入り、主題を展開していく。
この辺りの各楽器の動きをオラモ盤はクリアに示し、
いきいきとしたテンポで進めていき、なかなかいい。
再現部を経て、最後は弦楽器の響きの中、おだやかに終わる。
第二楽章アレグレット・モデラートは、ティンパニの音で始まり、
フルートとファゴットが素朴な主題を奏でていく。
その旋律を弦楽器が受け継いでいき、
そのあとはフルートと弦楽器交互にその主題を受け継いでいく。
金管楽器も加わり、徐々に激しい感じになる中、主題は展開され、
そのあと弦楽器により速い感じの動きになり、
木管楽器のそれに絡んで、幻想的な雰囲気になる。
最後は木管楽器とハープと弦楽器によりおだやかに終わる。
第三楽章ポーコ・ヴィヴァーチェは、弦楽器の刻むリズムに乗って、
フルートなど木管楽器が絡んでいき、弦楽器が主題を奏でていく。
やがてフルートにより軽快なもう一つの主題が現れる。
金管楽器が加わって盛り上ったあと、再び二つの主題が繰り返され、
金管楽器中心に盛り上ったところで終わる。
第四楽章アレグロ・モルトは、力強い旋律が弦楽器により奏でられて始まる。
木管楽器も絡んでいったあと、ティンパニが響き、
もう一つの主題が弦楽器により現れ、木管楽器も一部受け継ぎながら、
何度も繰り返されていき、荒々しさも加えていく。
そして再び最初の主題が現れて、その後主題は展開されていく。
そのあと弦楽器により神聖な感じの旋律がユニゾンで奏され、
木管楽器と弦楽器が交互に旋律を奏でていき、
ティンパニのトレモロの中、弦楽器が旋律を奏でて静かに終わる。
オラモ指揮によるシベリウス交響曲全集を聴いた時、
なぜかあまりいい印象は受けなかったのだが、
改めて聴いてみると少なくともこの交響曲第6番の演奏は、
彼らしさを示しているいい演奏であると思う。
途中聴いたのはシベリウスが1923年に作曲した交響曲第6番ニ短調作品104である。
今回はサカリ・オラモ指揮、バーミンガム市交響楽団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロ・モルト・モデラートは、
弦楽器により素朴でやさしさのある旋律が奏でられて始まる。
フルートなど木管楽器が絡んで、北欧の自然を感じさせる。
ハープと弦のトレモロが入り、フルートとオーボエに導かれ、
弦楽器が主題を奏でていき、それから展開部に入り、主題を展開していく。
この辺りの各楽器の動きをオラモ盤はクリアに示し、
いきいきとしたテンポで進めていき、なかなかいい。
再現部を経て、最後は弦楽器の響きの中、おだやかに終わる。
第二楽章アレグレット・モデラートは、ティンパニの音で始まり、
フルートとファゴットが素朴な主題を奏でていく。
その旋律を弦楽器が受け継いでいき、
そのあとはフルートと弦楽器交互にその主題を受け継いでいく。
金管楽器も加わり、徐々に激しい感じになる中、主題は展開され、
そのあと弦楽器により速い感じの動きになり、
木管楽器のそれに絡んで、幻想的な雰囲気になる。
最後は木管楽器とハープと弦楽器によりおだやかに終わる。
第三楽章ポーコ・ヴィヴァーチェは、弦楽器の刻むリズムに乗って、
フルートなど木管楽器が絡んでいき、弦楽器が主題を奏でていく。
やがてフルートにより軽快なもう一つの主題が現れる。
金管楽器が加わって盛り上ったあと、再び二つの主題が繰り返され、
金管楽器中心に盛り上ったところで終わる。
第四楽章アレグロ・モルトは、力強い旋律が弦楽器により奏でられて始まる。
木管楽器も絡んでいったあと、ティンパニが響き、
もう一つの主題が弦楽器により現れ、木管楽器も一部受け継ぎながら、
何度も繰り返されていき、荒々しさも加えていく。
そして再び最初の主題が現れて、その後主題は展開されていく。
そのあと弦楽器により神聖な感じの旋律がユニゾンで奏され、
木管楽器と弦楽器が交互に旋律を奏でていき、
ティンパニのトレモロの中、弦楽器が旋律を奏でて静かに終わる。
オラモ指揮によるシベリウス交響曲全集を聴いた時、
なぜかあまりいい印象は受けなかったのだが、
改めて聴いてみると少なくともこの交響曲第6番の演奏は、
彼らしさを示しているいい演奏であると思う。
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