今日は西谷駅から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは1770年生まれのベートーヴェンの作品。
ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37は、1800年に作曲された。
初演は1803年で作曲者自身の演奏で行われたようだ。
今回聴いたCDはダニエル・バレンボイムのピアノ、
クレンペラーの指揮、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団による。
第一楽章アレグロ・コン・ブリオは、ソナタ形式で書かれ、
冒頭から堂々と弦楽によって奏される主題は、
やがて管弦楽全体で奏され、いかにもベートーヴェンらしい。
ピアノ独奏が入ることで初めてピアノ協奏曲らしくなり、
ここからピアノと管弦楽による掛け合いが始まり、
主題を弾くピアノの音の美しさも、魅力的である。
展開部の主題の扱い方もあざやかで、さすがといえる。
古い録音であるが、バレンボイムのピアノも、
モーツアルトの流れるような演奏を聴かせてくれ心地いい。
カデンツァはベートーヴェンによるもので、
このカデンツァが終わるとコーダに入り、
悲劇的な感じを持たせながらも堂々と終わる。
1800年といえば交響曲第1番が完成した時期である。
交響曲に比べるとこちらの方がはるかに、
ベートーヴェンらしさが出ている感じがする。
第二楽章ラルゴは、複合三部形式で書かれており、
ピアノ独奏から始まるこの曲はのんびりとした感じで、
前楽章とは対照的に牧歌的でありオアシスのようでもある。
ピアノが奏でるのは歌うような旋律で、美しく、官能的である。
最後は弦楽器に続き、ピアノと管楽器中心に静かに終わる。
第三楽章ロンド、アレグロは、ピアノ中心に奏される旋律で始まる。
ピアノと管弦楽の旋律の掛け合いによって曲は進行していく。
管楽器によりもう一つの主題が現れ、
ピアノがそれを受け継ぐが、この主題は田園的であるが、
その後の短いフーガ風の展開はなかなかだ。
古典的な部分とロマン派的な部分の両方を感じさせ、
最後のコーダはプレストで、軽快にしかし堂々と終わる。
途中聴いたのは1770年生まれのベートーヴェンの作品。
ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37は、1800年に作曲された。
初演は1803年で作曲者自身の演奏で行われたようだ。
今回聴いたCDはダニエル・バレンボイムのピアノ、
クレンペラーの指揮、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団による。
第一楽章アレグロ・コン・ブリオは、ソナタ形式で書かれ、
冒頭から堂々と弦楽によって奏される主題は、
やがて管弦楽全体で奏され、いかにもベートーヴェンらしい。
ピアノ独奏が入ることで初めてピアノ協奏曲らしくなり、
ここからピアノと管弦楽による掛け合いが始まり、
主題を弾くピアノの音の美しさも、魅力的である。
展開部の主題の扱い方もあざやかで、さすがといえる。
古い録音であるが、バレンボイムのピアノも、
モーツアルトの流れるような演奏を聴かせてくれ心地いい。
カデンツァはベートーヴェンによるもので、
このカデンツァが終わるとコーダに入り、
悲劇的な感じを持たせながらも堂々と終わる。
1800年といえば交響曲第1番が完成した時期である。
交響曲に比べるとこちらの方がはるかに、
ベートーヴェンらしさが出ている感じがする。
第二楽章ラルゴは、複合三部形式で書かれており、
ピアノ独奏から始まるこの曲はのんびりとした感じで、
前楽章とは対照的に牧歌的でありオアシスのようでもある。
ピアノが奏でるのは歌うような旋律で、美しく、官能的である。
最後は弦楽器に続き、ピアノと管楽器中心に静かに終わる。
第三楽章ロンド、アレグロは、ピアノ中心に奏される旋律で始まる。
ピアノと管弦楽の旋律の掛け合いによって曲は進行していく。
管楽器によりもう一つの主題が現れ、
ピアノがそれを受け継ぐが、この主題は田園的であるが、
その後の短いフーガ風の展開はなかなかだ。
古典的な部分とロマン派的な部分の両方を感じさせ、
最後のコーダはプレストで、軽快にしかし堂々と終わる。
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