Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

アーノルド・バックスの「妖精たち」を聴く

2013-05-26 15:52:19 | アーノルド・バックスの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1905年に作曲された歌曲「妖精たち」である。
歌詞は19世紀のアイルランドの詩人ウィリアム・アリンガムによるもの。
聴いたCDはイアン・パートリッジのテノール、
マイケル・デュセクのピアノ伴奏による。
速く流れるように旋律を奏でていくピアノに続き、
テノールが歌う民謡調の歌は、自然の描写から始まる。
2節目には曲調が変わり、丘の上に座る老いた王の話になる。
格調高い感じになり、そのあとは再び民謡調の旋律を繰り返し、
軽快に曲は進行し、最後かわいらしい感じで終わる。
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アーノルド・バックスの交響曲第3番を聴きながら、渋谷から麻布十番まで歩く

2013-05-25 09:56:27 | アーノルド・バックスの作品
昨日は渋谷から麻布十番駅付近まで歩きました。
広尾高校の前を通りながら、聖心女子大学、フランス大使館の前を通り、
古川橋から麻布十番まで歩き、そこからバスで新橋駅に向かった。
途中聴いたのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1928年から1929年にかけて作曲された交響曲第3番である。
初演は1930年献呈者であるヘンリー・ウッドにより行われた。
聴いたCDはブライデン・トムソン指揮、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団による。
第一楽章レント・モデラートは、木管楽器により主題が奏でられて始まる。
やがて弦楽器や金管楽器も加わり、弦楽器により主題がはっきりと現れる。
金管楽器もそれを受け継ぎながら、もう一つの主題も現れる。
ロマンティックな雰囲気を保ちながらその主題は展開されていく。
やがて金管楽器中心に主題が繰り返されながら、盛り上がったあとも、
主題は低弦で繰り返され、最後は金管楽器と打楽器で盛り上って終わる。

第二楽章レントは、ホルンが旋律を奏でて始まり、
弦楽器がそれを引き継いでいき、おだやかな雰囲気が続く。
そのあと木管楽器により甘美な旋律が奏でられ、弦楽器も引き継いでいく。
チェレスタが加わり、神秘的な雰囲気を漂わせたあと、
金管楽器も加わり、ドラマティックに盛り上ったあと、
おだやかな雰囲気の中で、ホルンが鳴り響き、
最後はファゴットと弦楽器が残り、静かに終わる。
第三楽章モデラートは、弦楽器により生き生きとした旋律が奏でられ始まる。
木管楽器や金管楽器も加わり、その後幻想的な音楽が展開されていく。
宇宙や雄大な自然を感じさせるような音楽が続き、
ヴァイオリン独奏が旋律を奏でたあと、
弦楽器が繰り返す音型の上で、ホルンが鳴り響いたあと、
金管楽器が第一楽章の主題を奏でて、最後静かに終わる。
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アーノルド・バックスの「ロンデル」を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2013-05-24 04:54:48 | アーノルド・バックスの作品
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
今回取り上げるのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1914年に作曲された歌曲「ロンデル」である。
歌詞はジェフリー・チョーサーによるものである。
聴いたCDはイアン・パートリッジのテノール、
マイケル・デュセクのピアノ伴奏による。
Yowr yen two woll sle me sodenlyと、
テノールが歌って始まるこの旋律と歌詞は、
この中で3回現れ、ピアノだけが残って静かに終わる。
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アーノルド・バックスの「白い平和」を聴く

2013-05-23 05:38:50 | アーノルド・バックスの作品
昨日もウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1907年に作曲された歌曲「白い平和」である。
歌詞はスコットランドの作家ウィリアム・シャープによるもので、
フィオナ・マクラウドという女性名を使って書かれたもののようである。
聴いたCDはイアン・パートリッジのテノール、
マイケル・デュセクのピアノ伴奏による。
おだやかなピアノの伴奏にあわせて、
テノールがゆったりと歌い出す短い歌は、
1節の4行は自然の情景を歌い、2節の4行では人間の心に向かい、
その対比もいいのだが、深遠な雰囲気が漂っている。
どんな風にこの詩を訳すのだろうという感じがする。
最後ピアノだけが残って静かに終わる。
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アーノルド・バックスのクラリネット・ソナタ ニ長調を聴く

2013-05-22 05:23:59 | アーノルド・バックスの作品
昨日もウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1934年に作曲されたクラリネット・ソナタ ニ長調である。
初演は1935年6月17日フレデリック・サーストンのクラリネット、
ハリエット・コーエンのピアノ伴奏で行われた。
聴いたCDはロバート・プレインのクラリネット、
ベンジャミン・フリスのピアノ伴奏による。
第一楽章モルト・モデラートは、ピアノ伴奏の上で、
クラリネットがおだやかな牧歌風の旋律を奏でて始まる。
この第一主題はピアノにも引き継がれ、しばらく続き、
ピアノだけになったあともう一つの第二主題も現れる。
提示部が終わり、展開部に入ると第一主題から変形されていく。
そして主題が再現され、最後第一主題が奏でられて静かに終わる。
第二楽章ヴィヴァーチェは、軽快な旋律が奏でられ、
ピアノもリズミカルに音型を奏でていく。
おだやかな部分と動きのある部分が交互に現れ、
最後はおだやかな感じで静かに終わる。
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