大麦小麦 ビアカフェDAYS

長野県・八ヶ岳のふもとから送る、カフェの気取らない日常

春の夜長とラッパ隊

2010-05-27 21:06:11 | DAYS
諏訪大社の御柱祭が終わって、もうすぐ一ヶ月。
いまだに御柱のはなしをお客様としているわたしたち・・・
ああ・・・さみしいなあ。これが祭りの後のさみしさというやつか・・・って実感。

しかし、しかーし!
実は終わってなかったのでした、おんばしら!

久々に早い時間に家に帰ると、なつかしい御柱のラッパの調べが・・・
窓を開けたらタイコとともに聞こえてきます。
ああ~おもわず両手を挙げてしまいます。
 
ばかでっかい諏訪大社の御柱祭は終わったものの、今年の御柱年は地元の小さな神社でも御柱祭が行われます。
諏訪地方全部で数千ともいわれる小宮のおんばしら。
今夜のラッパの音もその練習なのでしょう。

わたしもはじめて御柱のラッパの音を聞いたときは違和感を感じました。
なんというか、軍隊的な感じがしたのです。
そして、まつりでラッパ。???
太鼓やちゃんちき、笛などは日本のお祭りにはありますが、御柱にはトランペットに似たラッパ、バスドラ、スネアドラム・・・

しかし、実際に御柱を曳かせてもらった経験から言えば、ラッパは不可欠な要素かと。
古くは日露戦争あたりの御柱祭から始まったことだそうです。
それまでは、木遣り歌(きやりうた)で御柱を動かしていたとのこと。
いまでももちろん、止まった御柱を動かすのは木遣りの皆さんです。
しかし、お祭りに参加する人が増えた現在では、遠くまで響くラッパ隊&タイコの皆さんの後押しが柱の曳行の統率を引き立てるのでしょうね。
なんせ、一本の柱に2000人から3000人がついて引っ張るのですから。


大麦のある地区、茅野市玉川神の原の七社明神の御柱祭は6月27日(日)。
もうすでに御柱用材は玉川小学校上あたりに用意されています。
(なんでもこの神社は上社の御柱用材の先端部分をもらいうけるそうです。おお~)
子供達がめどでこに乗るとか!
建て御柱ももちろんあるとか!
地域の文化が生きている諏訪地方、やっぱり住んでよかったと思っておりまする。





 5月28日(金)~6月2日(水)までのランチ

◎塩豚、カシューナッツ、ジンジャーのうま煮風  1000円
(玄米入りごはん、副菜、デザート、コーヒーor紅茶付き)

◎えびとトマトのカレー   950円
(副菜、デザート、コーヒーor紅茶付き)

1000円ランチは洋風じゃない感じにしました。
和風か中華かなんつーか?
塩豚はフレンチの世界では「プティ・サレ」といっています。
家庭料理でもよく使われるアイテム。
しかし、沖縄でも昔から使われてきた調理法でもあるのです。
料理をしてると、こんな偶然があるのが面白い。
今回はお野菜と一緒に、しょうがと八角を利かせた軽い煮込みにしてみました。
メシに合うので、あえてパンはメニューからはずしました。


カレーは尻尾付きえびを軽く煮込んでいます。
汁気が多く、トマトにも絡みやすいです。
さらっとしてコクがあるので食欲のない方にもいいでしょう。



 (3年目のベルガモットに毛虫がたくさん!かなしいこむぎ)

コメント (2)
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