大麦小麦 ビアカフェDAYS

長野県・八ヶ岳のふもとから送る、カフェの気取らない日常

明日4/13は、なってぃーさんの占いイベントです!

2019-04-12 23:27:35 | イベント
4月の大雪、おつかれさまでした!
ま、すぐに溶けちゃうのが4月の雪。
慣れているのか、みなさんあんまり気にしてない様子です。
山は雪崩なんかがコワイですので、山に行く方はお気をつけを!

大麦さんには新しいビール用冷蔵庫が搬入されましたよ!おめでたい!
樽生も入ってます!


さて、新年度になり、とりまく状況が変わった方も多いでしょう。
なんとなく毎日に悶々としている方、少し考え方を変えてみたい方、確認したい方、気がついてみたい方、
大きな答えは無くとも、何か指針は見えた、、

というアンサーが多い、鑑定士なってぃーさんの占いイベントは今日!



4月13日 (土) 15:00〜18:00

「鑑定士なってぃーの占いイベント」

主にタロット占いです。
ご予約不要。一枚カードをひいて500円のプチ占いです。


なってぃーさんが大麦さんでこの時間待機してくださいます。
大麦のスウィーツやお茶を召し上がりながら、リラックスして占ってもらってくださいまし!





なってぃーさんは、こんなカフェ風カードでも占ってくれます。
タロットというのは、ひいたカードを盲信するというより、カードの内容によって、鑑定士さんの助言によって、ご自身を見つめるというような目線をくれます。
それが結構自分の勉強になるんだなあー
その時の気分で、ひいてみてください。
何かの気づきがきっとあると思いますよ〜〜



5月は春の朗読コンサート!



5月19日(日)
春の朗読コンサート

朗読 岡埜葡萄 リコーダー 武藤哲也
開場 17:30 開演 18:30
チャージ 2000円 + 1ドリンク


朗読家の岡埜葡萄さんとリコーダー奏者の武藤哲也さんによる、朗読コンサートです。
大麦さんではもう5回目くらいになるでしょうか。

お二人のコンビネーションで、今まで、宮澤賢治、小川未明、ジャン・コクトー、梶井基次郎などを読んでいただきました。
詩的だったり、童話だったり、抒情詩的だったり、いろんな世界を聞かせてくださいました。
リコーダーの哲也さんの選曲もあいまって、その時間がいつも濃くなります。
今回は、こむぎはまだ読んでいませんが、きっとリアルなあたたかな心象世界が見えることでしょう。

5/19は藤沢周平の作品を読んでくださいます。
江戸時代のしみじみと沁みる人情話が、あたたかな後味をもたらしてくれる藤沢作品。

葡萄さんと哲也さんはどんな演出にしてくださるでしょう。
とても楽しみ!


4/20のクラフトビール試飲会「信州クラフトビールのニューカマーを楽しもう!」は、満席になりました!
来れなかったお客様、またの試飲会にお越しくださいませね!


もろもろ詳細は、0266737539大麦小麦までお電話くださいね。




4/12(金)〜17(水)までのランチメニュー

*新ジャガマッシュポテトのポークロール きのこソース

*小エビのトマトクリームパスタ

*ホタテと小カブのココナッツカレー

*オニオングラタンスーププレート

*スコーンセット





皮の薄い南の新ジャガが美味しくなってます。
信州の新ジャガは8月からですが、
今、新しいものが食べたい!
毎年作るポークロール、ボリュームも満点。
(写真は、パン小盛りのオーダー。通常はもう一つフェンネルのパンが付きますよ)




カレーには、カブを。
いま盛んに出回ってますね!
大根より滑らかで軽い舌触り。
ココナッツカレーもより軽く味わえます。

まだオニオングラタンスーププレートはやります!
相変わらず人気が高くて、玉ねぎ苦手のRちゃん、これは好き!とオーダーくださいまして。
うーん、嬉しい!





ただいまの樽生は、愛知・YマーケットさんのセッションIPA 'Take it EG'です。
ていきっいーーじー
ていきっいいーーじーー
てれれ てーれーれーれーれ てれーれいれー
てれれれー てれれれー てれれてれれれれーれいれー

てなわけで、イーグルスのテイクイットイージーが流れてますが、このEG、なかなか強い味わいですよ。
セッションIPAなので軽いと思いきや、長く続くホップの香り。
アルコール度数の割に、のみごたえあり!
とても良質なビールです!



〈今週の一冊のコーナー〉

「夫・車谷長吉」 高橋順子 著



こむぎは、ここ数年、諏訪古代信仰に関する本ばかり読んでいたので、文学からは遠ざかっていました。

けれど、あぐりモールの今井書店でこっち向きで並んでいまして。(今井書店さんのブックセレクトはなかなかツボであります)
立ち読みしたら止まらない。

でもいまこむぎ家は積ん読が多すぎるので買うのを躊躇したのです。
が、また次に行ったとき時間を忘れて読んでしまう。

この本は、2017年に発行された高橋順子さんのエッセイ、作家車谷長吉(ちょうきつ、と読みます)さんと詩人高橋順子さんの夫婦のお話です。



(あっ、写真は写真家で、ドキュメンタリー映画家の本橋成一さん!)

こむぎは、車谷長吉さんの「塩壺の匙」や「赤目四十八滝心中未遂」くらいしか読んでないのですが、
こむぎは、日本ぽいしめったドロドロ、ねっとり、愛憎無象な私小説世界がけっこう好きなので、
かなりがびーんとしながら読みました。
がびーんとしすぎて、もうこれ以上読めないかも、と思っていた作家さんで、小説の内容よりこんな話を書く人ってどういう人生を生きてきてこの先生きていけんのか!!!とキョーレツに覚えています。
(こむぎは中上健次も大好きなんですが、車谷さんはかなり内の中をほじくり回して、救いとか知らない感じ。
西村賢太さんもいくつか面白く読みましたが、悲壮感ありながらなんとなく突き抜けた感もあり、車谷さんはダークな濁った色の感じ。)

小説に書かれている、心象がそのままならば、こんな方も結婚したのだ、、まずそれにびっくり。勝手な感想申し訳ないです。
奥様は詩人。
しかも求婚の仕方も想像をはるかに超える車谷ワールド。
その後の車谷さんが亡くなるまでの時間も、車谷ワールド。
詩人である奥様、高橋順子さんでも心乱される長い時間。
けれど、2人で詩を交わす時間の尊さ、お互いの作品を評し合う大事な繰り返しの時間、そして普通の夫婦にもありそうな、なごやかな時間も描き出されていて、
読むこちらは、じんわりきたり、順子さんの心情をもらっちゃって落ちたり。


とても長い映画を見たような読後感で、なんとなくお二人とお話しをしたような感覚が続きました。
そしてこの考え方しか行動しかできない、なんでってこういう理由があるから、ほかの人には理解できないけれど、というのも感じて、
流れの強い川があってもふ〜〜っと流れられない、
このお二人がとても身近になっていました。

気になった方、読んでみてくださいね。
気楽に読める本でないかもですけれどね!


(映画「赤目四十八滝心中未遂」もドロドロいいです。主人公は小さな部屋で延々と焼き鳥を串に刺す仕事をしている、これだけでもう、、、こむぎ)


















コメント
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