大麦小麦 ビアカフェDAYS

長野県・八ヶ岳のふもとから送る、カフェの気取らない日常

トロトロロールキャベツ‼︎

2020-11-27 20:59:00 | メニュー
日の入りが早くなって、冬っぽいなあ〜
今年はみんなが「今年の冬は寒いってゆうぞ」って言ってますが、どうだろか‼︎
感染対策で窓開けてたりするから、寒いと困るよ!ブツブツ、、、

最近は、ランチもディナーも煮込みが人気です。
こないだ車屋さんにタイヤ交換に行ったら、キャベツどっさり、巨大長芋、白菜などいただいちゃったので、それらを使ったランチですよ〜

☆11/27(金)〜12/2(水)までのランチメニュー

◎トロトロロールキャベツ

◎白身魚と自家製ドライトマト、ブロッコリーのパスタ

◎牛バラ肉と長芋のスパイスカレー

◎スコーンセット

(明日28日より、オニオングラタンプレート始めるよ)






2時間煮たロールキャベツは、お箸で切れます。
シンプル上等。でも深い味わいです。





8月から毎週のように作っていたセミドライトマト、旨味がすごいです。
なんてったって、ボブさんや農園縁側ぶっちーのサンマルツァーノだからね♡




長芋は、スパイシーなビーフカレーにイン‼︎
スタミナたっぷり。



さて、先週はたっぷり書いたのに、まさか全部消えてしまったEarly days。
今日は消えないといいな!
先々週は、大家さん、不動産屋さんと契約が終わり、店内改装に向けて、、、ってとこまで。
生涯お友達になるK田さんとの出会いを匂わせて。。。


さ、始まるよ。


〈大麦小麦Early days〉

第5話『これはオレの世界ですね』

振り返って思うのは、本当に大麦小麦さんは人に恵まれている、ということにつきる。
お客様の中でも、まるで家族じゃないか?と思うほど、仲良くなった方も複数。
工事をしてくれたK田さんもそのひとりである。

ヒヤヒヤしながらも、無事店舗賃貸契約を終え、さあ、もうMさんの店になった。
店内で使用するもの、什器備品やお客様に提供するメニュー開発や試作などは、とりあえずお互いの家を行ったりきたりしてやることにし、
私達ではできない、うわものリフォームをする必要がこの物件にはあった。
しかも、カッコよく!!

なんでかというと、、、

壁紙はツタンカーメン、
馬鹿でかいミラーボールがぶら下がり、
トイレのタイルは剥げ落ちていて、
カウンターの中はペカペカした赤い棚、
玄関ドアはスナックにありがちな古いデザインのドア、、、

外装内装、これらを全部リフォームするとなると、かなりの費用がかかりそう。。。
賃貸でなければ、工具を少し使えるこむぎが友達と時間をかけて改装もできたかもしれないがそうも言ってられない。
だって、開店まで3〜4ヶ月しかないのだ‼︎

不動産屋さんが、保健所許可がおりる部分のアドバイザーに設計士さんを頼んだが、内外装リフォームは、こちらで誰かに注文する必要があった。

Mさんは、イギリスが好きで古いイギリスの民家なんかを参考にして、店を作るつもりでいたのだが、
不動産屋さんのお知り合いのリフォーム業者さんは、そんなMさんの参考資料を見せても、イマイチありがちなデザインしか提示してくださらなくて、
こりゃ違う、とお断りしてしまった。

さ、どうしよ!!?

そんな時、開店をけしかけた??笑ひとりの原村のDさんに話したところ、

「オレの友達でさー、家具職人なんだけど、可愛いの作るやついるんだよ。
小さい小屋とかペンションリフォームとか、礼拝堂とかさ!
一度話してみれば??」

Dさんもカッコいい家具を作る職人さん。
そんなDさんが言うし、Mさんが会って作品を見せてもらうことになった。

その方がこれからもずっと友人でいることになるであろう、原村の工房牛歩舎のK田さん。

Mさんが何冊かの、イギリス古民家やティーハウスが載っている洋書や写真集をK田さんに見せたところ、

「あ、これはオレの世界ですね」

実際、原村の森に何軒かあるK田さんの作品を見せてもらったMさん、

「なかなか良いからK田さんに頼もうと思うんだ」

ということに!
その後、こむぎの山小屋時代の経営者もK田さんとお友達だったりして、色々とんとんと進む時は進むものだ。

もちろん、何十年も経過したイギリスの重厚な古民家みたいにはならないけれど、ニュアンスやテイストはかなりK田さんの作品に近いものがあり、こんなにピンポイントで出会えるなんて、八ヶ岳の持つ人材の広さに今更ながらびっくりする。

さ、見積もり出して、工事がいよいよ始まった。
思い出したら真冬だったんだ。
この時にK田さんを手伝った塗装屋のNさんやペンションザイマカのJ君も、今も友達。
気もとても合うし、本当にK田さんに頼んで良かったと思っている。

オープンを4月中と決めて、私達は準備に取り掛かった。
こむぎは週末や連休は、山小屋でバイトして平日を試作や準備に当てた。

看板数枚、鏡の枠、飾り窓の彫刻などは、こむぎが原村のK田さんやDさんの工房に行き来して、機械を使わせてもらいアドバイスもらいながら作ることに。
すごく充実した日々だったと今でも思う。

さ、工事をしながら店のコンセプトや営業形態をもっと打ち出す必要があり、それによって使う食材、什器備品を準備することにせまられたのが2月、3月。

さて、どんどん動き出した開店準備。
次回は、
「店の名前決めなきゃ!」

〈続く〉









Mさんが参考にしていた本達。
やはり、フツーの建築屋さんではまるでニュアンスが伝わらないものでした。
K田さんは、その後もいろいろ手がけています。
大麦小麦弱小登山隊の古参メンバーだしね!


(色々思い出すと、若かったというしか無いなと苦笑いすることばかり。みなさん長い目で見てくれてありがとうございます。こむぎ)















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