温泉クンの旅日記

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榛名神社(1) 群馬・高崎

2018-02-04 | ぶらり・フォト・エッセイ
 <榛名神社(1)>

(相変わらずカワイイ山だ・・・)



 榛名湖は、いつものように愛らしい榛名山(榛名富士)をぽっかりと浮かべていた。
 榛名山は赤城山、妙義山とともに上毛三山の一つに数えられており、山頂に、「万葉集」の時代(奈良時代)から「伊香保の沼(いかほのぬま)」として歌に詠まれたカルデラ湖、榛名湖がある。



 美人画で知られる、竹久夢二は伊香保と榛名の景色をこよなく愛して、この榛名湖畔にアトリエを設けた。
 そこでの彼の代表作、早春の榛名山を背景に春の女神佐保姫が描かれた「榛名山賦」の画賛にこう詠まれている。

      久方の光たたえて匂ふなり
       榛名の湖(うみ)に春たちにけり
 
 湖畔には日帰りで入れるいい温泉があるのだが、今日は目的が違う。
 山の南中腹にある榛名神社に向かっているのである。何度も近くを通り過ぎていたのだが、なにしろ「堂社物詣好き」を標榜している手前、一度くらい行かないと格好つかないではないか。
 神社に続く坂道にある茶屋・土産物屋の駐車場がいっぱいだったので、引き返して大鳥居のそばの無料駐車場に車を入れた。



 門前に続くさきほど来た坂道をのぼっていく。





 榛名神社は第三十一代用明天皇(585年~587年)の時代に創建された、千四百年以上の歴史ある古社である。
 昨今では、強力な願望実現パワーを持つ屈指のパワースポットで、ご神得はオールマイティ、どんな願いも叶えてくれる「万能神社」と言われている。
 参拝時間だが朝は七時から日没までの間、冬期は夕方五時まで、夏期は六時までである。


 
 随神門(ずいしんもん)は、もともとは仁王門だったが神仏分離によって仁王像が取り除かれ、その後<随神像>が置かれたそうである。



 門を抜け、みそぎ橋を渡っていよいよ参道が始まる。本殿までは、徒歩で十五分と書いてあったことを思いだす。



 木々に囲まれたなか静寂な気に包まれて歩く。なだらかな坂道がかなり続く。ここを参拝するなら歩きやすい靴を履いてきたほうがいい。





 道の右手は小さな渓谷のようになっていて、底の方に沢が流れていた。



 ― 続く ―


   →「榛名湖温泉」の記事はこちら


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