<ゆめさき川温泉(3) 兵庫・姫路>
「この露天風呂はなかなかいいじゃないか!」
これが満天星のメインの絶景が自慢の「星の露天風呂 天守の湯」と、あとで宿の説明書を読んで知った。
夜には星が湯船に映る「星降るお風呂」を楽しめると書いてあったが、高台なので風景も楽しめる朝も良さそうである。
この夜は曇っていて夜空は見えなかったが、星屑にみたてたLEDがいかにも降りそそいだ星のような演出である。ちょっと子どもだましみたいな露天風呂だが、誰もいないこともあって気兼ねせずに大のオトナでも楽しめた。
広い湯上り処にはマッサージチェアがあったり、こだわりの家具があちこちに置かれている。
動物みたいな面白い椅子がふたつ置いてあって、猫好きなのでなんとなくフサフサの毛並みに親しみを感じてつい座ってしまった。椅子の尻の下に手を伸ばしそっと毛並みを撫でてウヒヒ顔になってしまうわたしであった。(怖い・・・)
次の日の朝、またしてもみんなが食事している時間帯を狙うという昨夜と同じ作戦をとった。出来るだけ早く出発したかったので、ガラ空きになるチェックアウト時間帯直前まで待てなかったのだ。
掛け湯して、なにはともあれまずは内湯で身体を軽く温める。
朝の光が元気に飛び跳ねている露天風呂へ向かう。
昨日は暗くてあたりの景色がみえなかったが、今朝の夢乃井ホテルの周りには山に囲まれた農村風景が静かに広がっていた。
わたしは頸椎に爆弾を抱えているので、首に負担がかかる星空をみあげるより、朝の露天風呂のほうが断然楽でいい。春には三千本の桜が夢先川沿いに咲くらしいが、ここからちょっとは観賞できるのだろうか。
塩田温泉郷というが、塩田温泉とゆめさき川温泉のふたつしかない。最盛期には五軒もあった塩田温泉もいまは元湯旅館だけだから、温泉郷としての宿もいまはたったの二軒だけだ。
元湯旅館のほうの温泉は開湯三百年で泉質は炭酸水素塩泉、いま入っている夢乃井の自家源泉はメタケイ酸・メタホウ酸を含む温泉、どちらも冷鉱泉だ。
ずいぶん前になるがもうひとつの元湯旅館に、建物が一部改装中のせいで驚くほど安く宿泊したことがある。
その記憶が残っているので、温泉だけを比べれば飲用できる元湯のほうが上だと思う。ただ夢乃井も、2016年ミュシュラン兵庫特別版に掲載された宿だけあって総合評価という点では客を充分に満足させるだろう。温泉通としては、できれば加温だけの源泉浴槽がひとつあれば・・・。
宿の外をぶらぶら歩いて長湯で火照った身体を冷ます。
(よーし、今日も長いドライブになるぞ!)
部屋に戻る前に、ロビーに設置されたセルフの珈琲をゆっくりといただくことにした。
→「ゆめさき川温泉(1) 兵庫・姫路」の記事はこちら
→「ゆめさき川温泉(2) 兵庫・姫路」の記事はこちら
「この露天風呂はなかなかいいじゃないか!」
これが満天星のメインの絶景が自慢の「星の露天風呂 天守の湯」と、あとで宿の説明書を読んで知った。
夜には星が湯船に映る「星降るお風呂」を楽しめると書いてあったが、高台なので風景も楽しめる朝も良さそうである。
この夜は曇っていて夜空は見えなかったが、星屑にみたてたLEDがいかにも降りそそいだ星のような演出である。ちょっと子どもだましみたいな露天風呂だが、誰もいないこともあって気兼ねせずに大のオトナでも楽しめた。
広い湯上り処にはマッサージチェアがあったり、こだわりの家具があちこちに置かれている。
動物みたいな面白い椅子がふたつ置いてあって、猫好きなのでなんとなくフサフサの毛並みに親しみを感じてつい座ってしまった。椅子の尻の下に手を伸ばしそっと毛並みを撫でてウヒヒ顔になってしまうわたしであった。(怖い・・・)
次の日の朝、またしてもみんなが食事している時間帯を狙うという昨夜と同じ作戦をとった。出来るだけ早く出発したかったので、ガラ空きになるチェックアウト時間帯直前まで待てなかったのだ。
掛け湯して、なにはともあれまずは内湯で身体を軽く温める。
朝の光が元気に飛び跳ねている露天風呂へ向かう。
昨日は暗くてあたりの景色がみえなかったが、今朝の夢乃井ホテルの周りには山に囲まれた農村風景が静かに広がっていた。
わたしは頸椎に爆弾を抱えているので、首に負担がかかる星空をみあげるより、朝の露天風呂のほうが断然楽でいい。春には三千本の桜が夢先川沿いに咲くらしいが、ここからちょっとは観賞できるのだろうか。
塩田温泉郷というが、塩田温泉とゆめさき川温泉のふたつしかない。最盛期には五軒もあった塩田温泉もいまは元湯旅館だけだから、温泉郷としての宿もいまはたったの二軒だけだ。
元湯旅館のほうの温泉は開湯三百年で泉質は炭酸水素塩泉、いま入っている夢乃井の自家源泉はメタケイ酸・メタホウ酸を含む温泉、どちらも冷鉱泉だ。
ずいぶん前になるがもうひとつの元湯旅館に、建物が一部改装中のせいで驚くほど安く宿泊したことがある。
その記憶が残っているので、温泉だけを比べれば飲用できる元湯のほうが上だと思う。ただ夢乃井も、2016年ミュシュラン兵庫特別版に掲載された宿だけあって総合評価という点では客を充分に満足させるだろう。温泉通としては、できれば加温だけの源泉浴槽がひとつあれば・・・。
宿の外をぶらぶら歩いて長湯で火照った身体を冷ます。
(よーし、今日も長いドライブになるぞ!)
部屋に戻る前に、ロビーに設置されたセルフの珈琲をゆっくりといただくことにした。
→「ゆめさき川温泉(1) 兵庫・姫路」の記事はこちら
→「ゆめさき川温泉(2) 兵庫・姫路」の記事はこちら
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます