温泉クンの旅日記

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河津桜 2008年(1)

2008-02-24 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <河津桜 2008年>

(1)

(そろそろ、河津桜が見ごろかも・・・)

 横浜から伊豆は近い。近すぎて、あまり「旅をする」という気分にはならない。
ただし距離的には近いが、伊豆半島を走るのは、道が狭く蛇行を繰り返すのと
高低差が多く非常に疲れる。土曜日曜は、これに大渋滞が加わるので最悪だ。
 数限りなく伊豆に行っている経験から、この時期でも週末はとにかく敬遠した
い。

 というわけで、日帰りで河津に桜を見に行った。

 河津の桜まつり会場付近には仮の駐車場の数が激増していて、係員があちこちで
誘導している。どこも一台あたり五百円をしっかりとる。桜まつりといっても、
ぶらぶらしてもいいとこ一時間ぐらいだろう。一時間五百円という料金設定は都心
一等地の駐車場なみに高い。
 いつも路上駐車しているあたりにいくと周りの空き地に家が建っており、どうに
も止めにくい。それでも、その先に最適な場所をみつけてニンマリする。

 川沿いの会場に向かう。
 首筋にあたる風はまだ冬なのだと思わせるほど冷たい。
(あれれ・・・ここも会場になったのか)
 海沿いの国道から最初の橋までの川沿いの道と、線路に沿って河津駅までの道が
会場だったのが、もうひと橋ぶんほど増やしたようである。



 川側の逆、つまり民家側に即席の出店が延々とにぎやかに並ぶ。縁日などにある
プロの出店ではなく、そのほとんどが河津の住人たちの店のようだ。
 河津桜・・・とくればわたしの大好きな「イカのクチ」だ。ところが、すべての
店をチェックしたのだが、どこにも売っていなかった。他の串焼きに比べてあまり
売れないからやめてしまったのだろうか。もの凄く楽しみにしていただけに、がっ
くり。悲しい・・・。
 
 桜の開花状況は、まだいまひとつだ。





 二月の最後の週あたりが見ごろだろう。
 河津桜はこの一、二年JRや旅行会社がかなり宣伝しているせいか集客効果があっ
たのだろう、思ったよりの人出に驚いた。



 ド平日のまだ午前十一時である。客はどうみても地元のひとではなく観光客だ。
東京発の特急でさえまだ到着していないはずだ。そうなると、前日に宿泊した観光
客なのだろう。平日でこの人出では、土曜、日曜はごったがえすに違いない。



「十人十色」とはひとに使う言葉だが、桜も、蕾だけの樹から満開直前の樹もある
のが面白い。





  ― 続く ―


  →以前に書いた河津桜の記事はこちら
 

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