温泉クンの旅日記

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立ち食い、焼きそばアーンド掻き揚げ蕎麦

2016-10-26 | 食べある記
  <立ち食い、焼きそばアーンド掻き揚げ蕎麦>

 有楽町駅にある立ち食いそば店「名代後楽そば」が、JR耐震補強工事のため今年五月に閉店してしまったと、つい最近遅ればせながら知った。
 また再開してきっと訪れることになるのだろうが、取り急ぎ心覚えに記事にしておくことにした。



 丸の内で働いていたころ、有楽町駅で二食目の朝メシを食べるのを常としていた。若さゆえの悪しき風習であるが、歳を重ねてもいまだに名残が残っている。
 東京寄りの改札を出たときは、そのまま珈琲スタンドでカレーライスを食べた。(名前も思いだせないが、今、その店は無い)カレーライスが多いが、もちろんトーストとかホットドッグの日もたまにあった。
 中央と銀座寄りの階段を降りたときは、後楽の焼きそばだった。



 今年の二月、有楽町の大型家電量販店に買い物にいったとき、久しぶりに焼きそばが食べたくなった。
 後楽そばは立ち食いそば屋である。



 ところが、客の大半が蕎麦でなく焼きそばを食べる不思議な店で、わたしも焼きそばばかり食べている。
 ここの焼きそばはとにかくある種、中毒性がある旨さなのである。



 有楽町で買い物をすませると、日本橋三越方面に歩いて向かう。その付近に一度いったみたいと思っていた立ち食い蕎麦屋があるのだ。
 日本橋を渡って三越のところの交差点を渡ると、一本目を右に曲がった。



 本日の目当ては本当は「そばよし」だったのだが、有楽町で買い物があったので後楽蕎麦で焼きそばの魔力に負けてしまったのだ。ただ普通盛りにしたので腹の調子はまったく問題ない。



 掻き揚げ蕎麦の食券を購入して、カウンターで提出して半券をもらいでき上がったら券の番号を呼ばれて半券を引き換えにもらう、という面倒くさいシステムである。
 立ち食い蕎麦はスピードがとにかく「命」だと思うのだが、ここのシステムはまったく解せない。客より店の立ち位置がなんとなく上っぽいのだ。
 待つこと暫し、やがて券の番号を呼ばれて、漸く掻き揚げ蕎麦を押し戴くことができた。なんかここの店のシステム変じゃねぇかと思うのはわたしぐらいなんだろうか。



 料金はフツ―の立ち食い蕎麦屋とだいたい同じ。が、手際が悪いというのか待たされるのは倍以上の時間である。
 たしかに鰹節問屋直営、拘っているという出汁は旨い。
 でも麺と、天ぷらは並である。
 時間が掛かり過ぎる立ち食い蕎麦屋・・・文句言わない客たち。うーん、よく解らんが勉強にはなったか、な。



  →「五反田ガード下のラーメンとうどん」の記事はこち


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