温泉クンの旅日記

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讃岐うどん 香川・高松

2008-10-02 | 食べある記
  <讃岐うどん 香川・高松>

 ガソリンスタンドには、フルサービスとセルフと二種類があって客が選択できる
ようになっている。セルフはガソリン価格の高騰で、フルより2円ほど安いことか
ら今年は特に需要が伸びているようだ。
 新潟の湯沢のへんで、セミ・セルフのスタンドがあって、ここはガソリンだけ
スタンドの従業員がいれてくれるシステムであった。灰皿の清掃やごみ捨て、窓拭
きなどは自分ですることになる。

 讃岐うどんもよく似ている。
 フルサービス(一般店舗)で、座って注文して食べ終わったらそのままにして帰
るスタイルでもいいし、低料金のセルフの店を選ぶもよし、製麺所(セルフか
セミ・セルフ)でさらに安くあげてもいい。

 今回の四国旅行では製麺所で食べることにした。
 全国のうどんを食べているが、どれがうまいかって、讃岐うどんがダントツ一位
だと思う。値段が安いのも、ものすごい魅力である。
 
 まずは一軒目の松下製麺所。場所は栗林公園のすぐそばである。コインパーキン
グに止めて、向かう。



「うどんの小ね。かけで」
 空の丼を差し出し、うどんの玉を一個いれてもらい、代金180円を払う。七年前
に「なかむら」で100円だったのだが、燃料費や小麦粉をはじめとする諸物価の
高騰である、やむをえないだろう。それでも安いと思う。

 湯でうどんを湯がくのだが、このとき丼のうえでやって丼を温めるのだ。うどん
はしっかりと湯切りをする。丼を温めた湯はもどしてかまわない。
 出汁をかけ、ねぎとか生姜などの薬味をのせる。



 今回の四国の1杯目である。
(やっぱり讃岐うどんは旨いなあ・・・)
 この松下製麺所、わたしがいったときはすいていたが、栗林公園をぶらついた
帰りに通りかかったら、サラリーマンの行列ができており、外でも何人かが丼から
うどんを啜りこんでいた。

 池上製麺所。
 栗林公園のボランティアの観光案内をしてくれたひとに道順をきいて探しあて
た。栗林公園をたっぷり歩き回ってしまったので、腹がへってきた。



 大きな駐車場の一角に建物があり、そこでうどんを受け取り、外の椅子で食べる
ようになっている。
 だいぶ気温があがってきたので、冷たいぶっかけにした。



 若い弟子たちが数人厨房で忙しく働いている。
 ゆがいたうどんがはいった丼を渡され、冷たい出汁をかけ薬味をのせて、手提げ
金庫の前にいる、いまでは有名人となった「るみばあちゃん」に料金を払う。150
円。
「旨かったら、お土産を買っとくれ!」
 と、商魂たくましい。

 うどんが松下より太く、のどごしがとてもいい。好みの讃岐うどんだ。出汁も
味わい深い。



 カキ氷やコーヒーなども飲めるようである。

 さて、三軒目は山越だ。
 時計をみて、制限速度を気にしながら、すこし車を飛ばす。
 閉店時間ぎりぎりでなんとかすべりこんだ。人気店だけに広い駐車場がいくつも
ある。



 ここでも、冷たいぶっかけうどん。ここでも厨房やお土産売り場などで、若い男
女の弟子たちがいっぱい働いていた。



 味は池上製麺所と甲乙つけがたい。満足である。
 三杯目だが、まだもう一杯くらいいけそうなくらいうまいのだ。

 とりあえず、讃岐うどんについてはクリアした。
 今回は「食」については、あと鍋焼きラーメンを楽しみにしているのだ。


  → 「鍋焼きラーメン」の記事はこちら

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