<読んだ本 2018年8月>
ひとり旅、独り呑み、一人カラオケなど「個」で楽しむのも漸く認知されてきたようであるが、一人焼肉はまだまだちょいとハードルが高い。
カウンター席とか入れ込み卓などを設置している店が少なく、四人卓とか六人卓が多いのでランチタイムなどには、よほどの大型店舗でなければ一人客は敬遠される。
灼熱の八月・・・茹だるような日々の合間に、突然といった感じで妙に秋めいた涼しい週末が訪れた。
この涼しさならば鉄板だろうが炭火だろうが苦にならないな。
用を済ませた帰路、久しぶりに焼肉でも食べようか・・・と思った。途中駅で降りると目当ての大箱の焼肉店に向かった。
「カルビと、ウーロンハイを」
週末なので、頼もうと思ったランチセットがメニューになかったから、まずは無難な注文をした。
焼いたカルビを頬張って驚いた。
(ここのカルビって、こんなに旨かったっけ?!)
ランチ用のカルビとはぜんぜん違う。これまで焼肉屋で食べたカルビのなかでもベストに近い。あ、そうだ。新潟で食べた、べらぼうに旨かった<リブ・ロース>なんてあるかな、とメニューを点検する。
あった・・・。寄り目になって宙をにらみ値段と懐具合を素早く検討する。(怖い・・・)
追加を英断し高らかに注文した。
(うっほぉ~、こいつは豪気だ!)
リブ・ロースをとにかく焼きすぎに気をつけて丁寧に焼く。米沢牛を思いだすまでもなく、いい肉は少量に軽くふられた塩だけで充分である。味は「べらぼう」を通りこして「ビボー!ラスベガス!」だ。(はあ?)
「すいませーん。ライスください!」
わては日本人なので、スンバラシーイ肉には、酒はしばしタイムでここはなんつーてもメシだ。つまり酒が甲類焼酎では役不足ということである。
リブ・ロース、オン・ザ・ライス。
ああ、「平塚駅前の魔境のラーメン屋」の<ジンカル>もええけど、これぞまさに酒池肉林のめくるめく「ザナドゥ」じゃったぁー。(『まんが日本昔ばなし』か!)
さて、8月に読んだ本ですが今月はなかなかの8冊、年間の累計で47冊です。
1. ○風の果て 上 藤沢周平 文春文庫
2. ○風の果て 下 藤沢周平 文春文庫
3. △漆の実のみのる国 上 藤沢周平 文春文庫
4. △漆の実のみのる国 上 藤沢周平 文春文庫
5. ○闇の穴 藤沢周平 新潮文庫
6. ○闇の梯子 藤沢周平 文春文庫
7. ○海鳴り 上 藤沢周平 文春文庫
8. ○海鳴り 下 藤沢周平 文春文庫
藤沢周平ファンの方々、真に申し訳ない。
「漆の実のみのる国」上下二巻は米沢藩とか上杉鷹山公を研究している諸氏には得がたい書物でありましょうが、いわゆる熱狂的藤沢周平信者ではなく、しがない「活字中毒者」のわたしには郷土史か教科書を読んでいるようで退屈極まりなく、降参でした。海外のミステリー本みたいに下巻から突然盛りあがることも一切なくて。従いまして「△」を付させていただきました。
「海鳴り」二巻はひと言でいうと駆け落ち話で、結末を書くのはまずいが、予想を裏切って悲劇的でないのが救いであった。
→「米沢、米沢牛特撰ロースランチ」の記事はこちら
→「平塚駅前、魔境のラーメン屋」の記事はこちら
→「読んだ本 2018年7月」の記事はこちら
ひとり旅、独り呑み、一人カラオケなど「個」で楽しむのも漸く認知されてきたようであるが、一人焼肉はまだまだちょいとハードルが高い。
カウンター席とか入れ込み卓などを設置している店が少なく、四人卓とか六人卓が多いのでランチタイムなどには、よほどの大型店舗でなければ一人客は敬遠される。
灼熱の八月・・・茹だるような日々の合間に、突然といった感じで妙に秋めいた涼しい週末が訪れた。
この涼しさならば鉄板だろうが炭火だろうが苦にならないな。
用を済ませた帰路、久しぶりに焼肉でも食べようか・・・と思った。途中駅で降りると目当ての大箱の焼肉店に向かった。
「カルビと、ウーロンハイを」
週末なので、頼もうと思ったランチセットがメニューになかったから、まずは無難な注文をした。
焼いたカルビを頬張って驚いた。
(ここのカルビって、こんなに旨かったっけ?!)
ランチ用のカルビとはぜんぜん違う。これまで焼肉屋で食べたカルビのなかでもベストに近い。あ、そうだ。新潟で食べた、べらぼうに旨かった<リブ・ロース>なんてあるかな、とメニューを点検する。
あった・・・。寄り目になって宙をにらみ値段と懐具合を素早く検討する。(怖い・・・)
追加を英断し高らかに注文した。
(うっほぉ~、こいつは豪気だ!)
リブ・ロースをとにかく焼きすぎに気をつけて丁寧に焼く。米沢牛を思いだすまでもなく、いい肉は少量に軽くふられた塩だけで充分である。味は「べらぼう」を通りこして「ビボー!ラスベガス!」だ。(はあ?)
「すいませーん。ライスください!」
わては日本人なので、スンバラシーイ肉には、酒はしばしタイムでここはなんつーてもメシだ。つまり酒が甲類焼酎では役不足ということである。
リブ・ロース、オン・ザ・ライス。
ああ、「平塚駅前の魔境のラーメン屋」の<ジンカル>もええけど、これぞまさに酒池肉林のめくるめく「ザナドゥ」じゃったぁー。(『まんが日本昔ばなし』か!)
さて、8月に読んだ本ですが今月はなかなかの8冊、年間の累計で47冊です。
1. ○風の果て 上 藤沢周平 文春文庫
2. ○風の果て 下 藤沢周平 文春文庫
3. △漆の実のみのる国 上 藤沢周平 文春文庫
4. △漆の実のみのる国 上 藤沢周平 文春文庫
5. ○闇の穴 藤沢周平 新潮文庫
6. ○闇の梯子 藤沢周平 文春文庫
7. ○海鳴り 上 藤沢周平 文春文庫
8. ○海鳴り 下 藤沢周平 文春文庫
藤沢周平ファンの方々、真に申し訳ない。
「漆の実のみのる国」上下二巻は米沢藩とか上杉鷹山公を研究している諸氏には得がたい書物でありましょうが、いわゆる熱狂的藤沢周平信者ではなく、しがない「活字中毒者」のわたしには郷土史か教科書を読んでいるようで退屈極まりなく、降参でした。海外のミステリー本みたいに下巻から突然盛りあがることも一切なくて。従いまして「△」を付させていただきました。
「海鳴り」二巻はひと言でいうと駆け落ち話で、結末を書くのはまずいが、予想を裏切って悲劇的でないのが救いであった。
→「米沢、米沢牛特撰ロースランチ」の記事はこちら
→「平塚駅前、魔境のラーメン屋」の記事はこちら
→「読んだ本 2018年7月」の記事はこちら
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