温泉クンの旅日記

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鶴岡、庄内オープンセット(2)

2018-12-02 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <鶴岡、庄内オープンセット(2)>

 農村エリアを抜け、漁村エリアに入る。



 昔の居酒屋・飯屋「しまや」は、実際の映画撮影「殿、利息でござる!」にも使われた。





 暖簾をくぐると、店内の卓のあちこちに徳利が林立して、それらしいいい雰囲気を醸し出していて、時代小説好きな酒呑みにはなんともたまらない。
 隅のほうの卓で、変装した火盗改めの同心が密偵とひそひそ密談している・・・みたいな感じ。

「親爺、熱燗を二本と、なにか簡単なものをみつくろってくれや。そのあとで、かけそばを二杯もらおう」
 手近な卓に腰をおろすと、奥にむかって注文し、腰の煙管をとりだした。



「へい、お待ち。そばのときには声をかけてくだせえ」
 と奥から銚子とぐい呑みを持って顔を出した親爺が応える。
 などと、酒呑みのわたしはつい妄想をしてしまう。

 漁村エリアあたりの、突き当りに伝間屋敷がある通りの風景は映画「座頭市」など何本かでも使われた。



 座頭市といえばわたしの世代はぎりぎりでもちろん「勝新」だが、その後ビートたけし、香取慎吾などで制作されている。

 座頭市シリーズ最終作「座頭市 THE LAST」のためにつくられた、途中にあった商家屋敷のセットは、「るろうに剣心」でも使われたためか、かなりな人気で観光客がいっぱいいた。



 内部はかなりの部屋数で、広い。



 屋敷だけにさすがに広い厨房だ。





 この白砂を敷き詰めたような中庭だが、「るろうに剣心」の壮絶なアクションシーンで使われたそうである。




  ― 続く ―


   →「鶴岡、庄内オープンセット(1)」の記事はこちら
   →「日光江戸村(1)」の記事はこちら
   →「日光江戸村(2)」の記事はこちら
   →「日光江戸村(3)」の記事はこちら
   →「日光江戸村(4)」の記事はこちら
   →「日光江戸村(5)」の記事はこちら


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