「外来語のアンバサダー」を自称されるアン先生によりますと、「外来語は日本語の約2割になってる」そうです。
その中で、「文化庁の調査によると、一般人に知られていない外来語はコンソーシアム(共同事業体)、インキュベーション(起業支援)、エンフォースメント(執行)だった」そうです。〜本当、庶民は使わない領域の言葉です。
で、今よく耳にするは「アカウンタビリティー(説明責任)、コンプライアンス(法令順守)、インフォームドコンセント(説明と同意)」だけど「分けわらんくない?」と疑問をていされています。〜多分、この言葉が使われる場面がおかしいとも言われてるのかな?
そして、「一番認知度が高い外来語は〈ストレス〉と〈リサイクル〉」だと指摘されてます。〜たしかに私達の生活に密着しています。
ところで、しっかり定着している〈アイスクリーム〉、日本語だけで表現するとどうなる?、、、外来語を使う利点が端的に示されています。
「外来語はコミュニケーションをスムーズにするためならどんどん楽しく使っていいけど、逆に妨げになるなら使わん方が良いと思う」と使い方にも注意され、悪い使い方の例文も以下に示されています。〜確かに、ついていけない時ありますね。アン先生は良く観察されてます。
〈エクストラトッピングダークモカチップクリームフラペチーノ〉〜飲みたい?
(下:2023年10月20日 西日本新聞〈アンちゃんの日本GO!〉欄− アン・クレシーニ、北九州市立大准教授「グローバルなワードはストレス!?」より)
「〈ふくおかグラフ秋号〉が発行されました。福岡の八女茶発祥600年を祝う特集となっています。発祥から600年の歴史とはすごいですね。どうなっているのでしょうか?
グラフでは、「八女茶は室町時代の1423年に、中国から帰国した栄林周瑞禅師が現在の八女市黒木町の庄屋・松尾太郎五郎久家の援助を受け霊巌寺を建立し、持ち帰った茶の種と製茶技法を伝えたことが始まりとされて」いるそうです。〜〈臨済禅の開祖・栄西が1191年2度目の入宋から持ち帰った茶の種をまいたのが背振茶のはじめ〉(『九州の中の中国』68頁より)とはまた違った茶の伝来記ですね。
高い品質を誇る八女茶の製茶技法としては国交省九州整備局のブログに、
「稲藁を用いて棚掛けで遮光し、自然仕立てで、手摘みする等の伝統的な製法に基づいて生産されている「八女伝統本玉露」は、お茶では初めて国の地理的表示保護制度(GI)に登録されている。」と紹介されています。
「今年の全国茶品評会でも〈玉露の部〉で八女市が23年連続の産地賞に輝」いているそうです。グラフ4ページには製茶過程も紹介されています。
10月28日と29日にはべんがら村八女茶マルシェと合わせ、福岡市と北九州市の会場で「八女茶を飲んで体験できるイベント」も開催されます。
〜福岡会場は大名ガーデンシティ(福岡市中央区大名)になっています。新しくできたシティビルのようです。見学がてらお出かけ如何ですか?
(下『グラフふくおか秋号』表紙、2〜6頁より)
「厚生労働省は20日、全国約5千の定点医療機関に9日〜15日に報告されたインフルエンザの感染者数は5万4709人で、1医療機関当たり11・07人だったと発表した」そうです。「前週比1・11倍で、自治体の〈注意報〉の基準となっている10人でを超えた」そうで、「過去10年で最も早い」とのことです。
「前週と比べ増加したのは福岡、佐賀、長崎など37道府県」だそうです。〜ほとんどじゃん!
〈定点医療機関当たりの新型コロナウィルス感染者数〉が表になっています。インフルエンザ感染者数じゃないんですね。〜どういうことなんでしょうか?
「新型コロナウィルスの流行が始まった20年以降は、インフルエンザの感染が少なかったため、免疫が低下するなどし、全ての年代が感染しやすくなっているとみられる」そうです。〜なるほど!「全ての年代が感染しやすくなっている」ということは、また皆でインフルエンザ対策しっかりですね。
(下:2023年10月21日 西日本新聞「インフル〈注意報〉レベル 過去10年で最も早い」より)
少子化、高齢化、人口減少、景気悪化などの原因で日本の〈空き家・空き地〉が増え続けているそうです。「【ありあけ不動産ネット協同組合】は、平成16年設立以来〈空き家・空き地〉の問題に着目し様々な活動を行って」来られたそうです。
10月28日には大牟田市長、街づくりの専門家を招き「多世代共生の街へ」をテーマに街づくりフォーラムを開催されるそうです。「様々な世代や立場を超えて討論して」欲しいと参加を呼びかけられています。空き家や空き家地の活用で大牟田の人口減の歯止めともなればいいですね。
「多世代共生の街へ」フォーラム
10月28日(土)14時〜
大牟田文化会館小ホール
入場無料
問い合わせ:ありあけ不動産ネット協同組合☎0944−55−3589
(下:2023年10月『大牟田商工会議ニュース』No775の5頁より)