小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて19年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

「嵐」札幌コンサート、全国から16万人

2016-11-14 18:51:48 | インポート
16万人とはすごい!
5万円分のグッズ購入とか、350の客室がすぐに満室になるとか、地下鉄24本の増便とか、トータルの経済波及効果はどれだけあるのでしょう。

嵐さまさまですね。

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「嵐」札幌コンサート、全国から16万人 嵐のようなにぎわい
出展:北海道新聞

人気アイドルグループ「嵐」のコンサートが11日、札幌市豊平区の 札幌ドーム で始まった。13日までの3日間で、全国から16万人が訪れる見込み。市内では嵐のグッズを身に着けた多くのファンの姿がみられ、ホテルやドーム近くの店舗も「嵐のようなにぎわい」にわいている。
札幌ドームでは11日午後6時の開演を前に、午前中から嵐のグッズが販売され、ファンが長蛇の列をつくった。会社を休んで来たという大阪の会社員森田理絵さん(37)は「コンサートを楽しみに、1年間頑張ってきた。とても幸せな気分」。小樽市の女性 看護師 (40)は、1時間並んで友人の分も含め5万円分のグッズを購入した。「嵐は私の生きがい。このためにお金をためました」と満足そうに話した。
嵐のコンサートは2008年から毎年、札幌ドームで行われている。昨年の来場者数は3日間で、計16万1214人。最大席数は異なるものの、プロ野球・北海道日本ハムの主催試合で今季最多だった入場者数4万1138人より多い、1日5万人以上が来場した。市営地下鉄東豊線は混雑を見越し3日間、コンサート前後の時間帯に計24本を増便する。
ドーム近くのイトーヨーカドー福住店では、今年も嵐のメンバーがCMに出演する菓子や飲料など60種類を置いた「嵐コーナー」を設置。広さも昨年の3倍にしたといい、ファンらが店内に貼られたポスター前で記念撮影を楽しんだ。
担当者は「宣伝しなくても、情報がツイッター などで流れ、来店者は通常の倍以上。まさに『お客さまの嵐が吹き荒れている』」と喜ぶ。
全国各地のファンが札幌や周辺に宿泊するため、ホテルも満室が相次ぐ。 JRタワー ホテル日航札幌(中央区)ではコンサート日程が発表された4カ月前、350の客室が11、12の両日はすぐに満室となった。同ホテルは「シーズンオフの11月に、これほど予約が入ることはない。ありがたい」と感謝する。
8月の台風の影響で、JR北海道は釧路、帯広―札幌間の特急を運休しており、道東のファンは都市間 高速バス を利用するケースも多い。帯広市の主婦(60)は当初予約が取れず、旅行会社を通じやっと座席を確保したという。「昨年はチケット抽選に外れたので、楽しみにしていた。来られてよかった」とうれしそうにドームへ向かった。
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一方でこんな記事もありました。

25歳の女性がチケットの転売だけで約1千万円を売り上げるとか驚きです。

たぶんこれは氷山の一角でしょう。

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「嵐」チケット不正転売の女性に罰金 ネットで「交換」持ちかけ
出展:北海道新聞

アイドルグループ「嵐」のコンサートチケットを無許可で転売したとして札幌簡裁から10月上旬、罰金30万円の略式命令を受けた香川県の女性(25)は、ファンがチケット交換に使うインターネットの掲示板を悪用してチケットを入手し、高額で売っていた。希望する日時や場所のチケットを掲示板で手に入れるファンは多く、音楽業界はファン心理に付け込む不当な転売に注意を呼びかけている。
「交換希望 大阪お譲りします 札幌を探しています」「求む東京公演のチケット」。女性が利用していたネットの掲示板には、嵐のチケットの交換を呼びかける文言が並んでいた。
札幌中央署は9月、古物商の許可を得ずに、嵐のチケットを札幌市のファンら3人に転売したとして、古物営業法違反(無許可営業)の疑いで女性を逮捕した。
女性は嵐のチケットを持っているように装い、掲示板で交換を呼びかけ、相手にチケットを送らせた後、「友人から譲ってもらうはずのチケットが手に入らなくなった」などとメールを送っていた。不審がられないように、チケットの正規代金の8500円程度は支払っていたという。
入手したチケットは別のサイトで2~10倍で転売。同署は女性がこうした手口で2014年以降、チケット299枚を入手して転売し、約1千万円を売り上げたとみている。
嵐のチケットは手に入れるのが困難な「プラチナチケット」として知られる。ファンクラブに入り、抽選に当たるのが一般的な入手法だ。第4希望まで応募できるが、第1希望の日時や場所で当選するとは限らない。札幌市北区の女性会社員(32)は「当たっても遠くて行けなかったり、どうしても会社が休めなかったりする。それでも行きたい人は、交換掲示板を使う」と話す。
女性は、交換掲示板を利用しながらもチケットを送らない「要注意人物」として、ファンの間でも知られた存在だった。捜査関係者は「ファン心理を突いた悪質な犯行」とみる。
コンサート制作会社でつくる「コンサートプロモーターズ協会」(東京)は「掲示板でのチケット交換は一定の役割を果たしているが、一部で不正が行われているのは事実」と話す。
チケットの高額転売と言えば、コンサート会場前などに出没する「ダフ屋」がよく知られる。「公共の場所」で不当な売買をした場合、道の迷惑防止条例で摘発できるが、ネット上は公共の場所とみなされず、条例の適用外。業者のチケット買い占めによるネット上での高額転売も社会問題化している。
同署は今回、女性が個人間の転売の範囲を超え、収益で生計を立てていたと判断し、古物営業法を適用して逮捕に踏み切った。逮捕時、女性は「自分もファンだったが、遊ぶ金が欲しかった」と供述したという。
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ネットの普及によって、ダフ屋という商売が形を変え、急速な展開をみせているようです。


行き過ぎたチケット転売ビジネスは、新たな法律や条例をつくって規制する必要があるのかも知れません。