小樽商科大学旧魁陽亭共同研究成果報告シンポジウム
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歴史的建造物は、建物単体としての価値だけではではなく、時代背景やその歴史的経緯などを踏まえたストーリーがあってこそ、より光り輝く。
ストーリーをパッケージ化して活用を図っていくことが必要だ。
市指定歴史的建造物第2号の魁陽亭。
小樽が繁栄した明治、大正、昭和期の経済活動の一面を表す建物として価値は高いが、保存していくためには、維持費がかかる。
所有者の理解があってこそ。
古い建物を維持していくことは、現実的に難しい。
マンション建設の話も噂されているようだ。
かといってこうした建物すべてを市で抱えるわけにもいかない。
昨年市が寄贈を受けた北海製罐第三倉庫も維持管理費が重くのしかかる。
「北海道の「心臓」と呼ばれたまち・小樽」
日本遺産として、構成文化財、ストーリーを観光振興などに活用したい小樽市が抱える大きな課題である。
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