トキエアがついに就航した。
【TOK/BV101 31JAN 】新潟 9:37 出発済 → 札幌(丘珠)11:10 到着済
製造 Avions De Transport Regional G.I.E(ATR)
機材型式 ATR72-600型
座席数 72席
全長 27.17m
翼幅 27.05m
巡航速度 500km/h
航続距離 1,370km
最大離陸重量 23,000kg
エンジン型式名 プラット&ホイットニーカナダ PW127M
エンジン推力 2,750 SHP×2基
最大燃料重量 5,000㎏
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新潟-丘珠線の運航日は、就航初日の31日を除き、月曜と金曜から日曜の週4日で、1日あたり2往復4便。
機材は仏ATR製ATR72-600型機(1クラス72席)が2機で、うち1機は当面予備機として使用する。
新潟空港で31日に開かれた就航記念式典で、トキエアの長谷川政樹社長は「皆様のご支援がなければここまで来られなかった。若い人たちにもどんどん乗って欲しい」とあいさつ。
初便の販売座席数はスタッフが利用する3席を除いた69席が完売した。
長谷川社長によると、今後は現在の週4日運航を早期に週7日運航に増便した上で、2路線目の新潟-仙台線を就航させたいという。
新潟県は、就航に必要な資金として11億6000万円を融資している。
花角英世知事は「これはゴールではなくスタート。信頼される路線に成長することを願う」と述べた。
一方、搭乗率保証は行わないという。
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延期延期でどうなることかと見ていたが、本当に就航が実現したことをまずは評価すべきだろう。
地域を支えるベンチャー航空会社として新規参入、それにしても新潟空港を拠点にするとはチャレンジャーだ。
新潟から首都圏へは新幹線があるし、新潟市内からバスで30分程度かかる空港の立地もあり、単純に考えて厳しいと思ってしまうのだが。
社長以下、社員130名はみんな夢を持って働いているのだろうな。
2022年度で赤字2億6000万円、2023年度で赤字11億円。
2024年度で黒字9000万円を見込んでいるが、果たしてどうか。
就航が遅れたことは収支へのマイナス要素だろう。
資金調達面で経営的に危うく見えるが、劣後ローンで資金調達しているのは、JAL,ANAも同じだ。
新潟県はもとより、地域企業の支えは必須だと思うが、みんな腹をくくって融資しているのだろう。
当面、丘珠便を安定就航させ、週4を週7にしていけるか、そして、仙台便を就航させることができるかどうかが鍵となる。
近いうちに一度乗ってみようと思うが、24000円からのトキビズはさすがに割高感が否めない。
JAL,ANA便と比較して優位性はどこにあるのかとなるもの。
自分が利用するならやっぱり6900円からのトキトクだろうな。
丘珠に車を停めて、新潟の友人と古町で遊んで帰ってくるなんて、、、アリかもしれない。
現代の北前船、トキエアの今後に注目したい。
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